農業じゆう人

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急激な広がり

2022年01月31日 12時31分22秒 | 世間
  「うなぎのぼり」の語源を辞書で引くと、諸説あるようだ。 いわく「川をまっすぐ上る様子」
  つかもうとすると上へ上へと逃げるため‥ともあった。 葛飾北斎の「鰻登り」は後者なんだ
   ろうか? 天に向かってもがく巨大なウナギとしがみつく人間の姿を滑稽に描いたようだ。

  商売の売り上げや学校の成績ならこの慣用句は大歓迎だ。 もっともここしばらく、耳にする
   のは芳しくないニュースの中ばかりではないでしょうか。 全国の新規感染者数を表す単位
   はこの1カ月で百から万にあっという間に変わってしまった。 陽性率や病床使用率のグラ
   フも上に上に伸びるばかりだ。 今の変異型は重症化しにくいと聞いたところで心底安心で
   きるはずもない。 安心どころか不安が増すばかりです。
  不安に拍車をかけるのは、上昇スピードに人間が追いついていないように思えることです。 
   人手不足で保健所や医療機関の業務は滞り、保育所や学校からも悲鳴が上がっている。 
   加えて検査キッドも不足気味という。 頼みの綱である3回目ワクチンが行き渡るのはいつ
   になることやら‥‥。 暴れるウナギに手を焼く北斎の絵が身につまされる。

  政府は農耕接触者の待機期間を短くする方針を明らかにした。 これからは厳しい水際対策の
   緩和も焦点になりそうだ? 数字の増減に一喜一憂しているだけでは前には進めない。
  日本国内での感染者初確認から2年が経過しようとしている。 つかみどころがないウイルス 
   とうまく付き合うすべてを、もう少し覚えてもいい頃合いではなかろうか‥‥。

  昨年秋以降いっとき感染が少なくなった時期があったが、そんな時にすでに欧州方面などでは
   現在のオミクロン型が流行し始めていた。 いづれ世界全体に感染が広がるのではと言われ
   ていた。 国に先を見渡す自覚があれば対策など十分に図れる時間はあったはずだ。
   本件だけでなくすべての案件に対しても時間のある時にこそ、先を見通した政策を与野党で
   議論しこういった場合に適切に対応できるようにしてほしいものです。

  1月のウォーキング集計(31日)
      歩いた日 28日 歩けなかった日 3日 (雨・1日 道路凍結・1日 体調不良・1日)

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