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能登、消火栓被災も深刻

2024年04月02日 12時36分31秒 | 地域
  能登半島地震で甚大は被害が出た石川県の珠洲、輪島両市に設置された消火栓のうち
  使用可能と確認できたものが珠洲で8.6%、輪島で45.1%にとどまることが16日まで
  に、地元消防への取材で分かった。 広範囲の断水や消火栓自体の破損が要因で火災
  に十分対応できない懸念がある。

  消防幹部は「水を確保する手段を複数整備する必要性を痛感した」と強調する。
 地元消防によると、ほぼ全域で断水が続く
 珠洲市は14日時点で、市内に611基あ
 る消火栓のうち、使用可能と確認されたの
 は53基だった。断水の影響で多くが使え
 ない状況という。輪島市では901基のう
 ち483基を調査し、断水のほか、破損で
                漏水などしていたものを除く407基が使用できた。

  地中に水をためる防火水槽は、珠洲市にある297カ所のほとんどで調査が終わり、
   いずれも使用可能。 輪島市は495カ所のうち431カ所を調べ、368カ所
   が使えた。 簡易水槽の設置や他の自治体からポンプ車の応援を受けるなどして
   一部は対応しているという。

 元旦の地震では、水が使えず火災被害が
 広がった。輪島市河井町の輪島朝市周辺
 では地震後に住宅など約240棟が焼け
 る大規模火災が発生。 総務省消防庁に
 よると、断水で消火栓が利用できなかっ
 た上、倒壊家屋のがれきにふさがれて一
 部の防火水槽も使えず、約4万9千平方
                     ㍍が焼失した。
  珠洲市でも発災直後に宝立町で民家数棟が焼ける火災があった。 消火栓は使えず
   防火水槽などで対応したが、鎮火に約14時間かかった。  珠洲消防署の”穴田
   署長”は「断水でほとんどの消火栓が使えなくなることは想定外。 防火水槽は揺
   れには強いが、がれきでふさがることや水量が足りなことがありえ一長一短だ」
   と話し、水道管の耐震化や水確保の手段を増やす重要性を指摘した。

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