Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

古いユニットにはトラブルが付きモノ

2015年03月12日 | ピュアオーディオ


上の写真は何か?判るだろうか? ツィーターの「JBL LE-20」を分解した物である。左側がコーン紙側、右がマグネットです。



5cmコーン型ですので、小さいながらもチャンとしたコーン紙が付いています。38cmクラスのコーン型ユニットを見慣れていますが、モノの見事にそのまんま小型になっています。但し、バンパーが付いていませんね。どちらかと云うとコンプレッションドライバーの作りにそっくりです。



こちらがマグネット部。凄いマグネットを持っています。ボイスコイルが入る処も大型ユニットやコンプレッションドライバーと同じ作りです。



今回の不具合は、外配線の半田付け部のリードが折れてしまい、リードの取り換え作業が必要になった事です。古いからと云うだけでは有りませんが、亀裂等が入っていた物と思われる。または、使う配線の強度が余りにも高いので、耐えきれなかったと云う事かも知れません。この部分には対策を施して、二度と折れない様な配線にします。



一時は「もうだめか?」とも思いましたが、何とか元の形に復元できました。「まともに鳴ってくれよ!!!???」と祈るばかり。