Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

技術やノウハウを考えない人ほど高額な機器を買いたがる

2015年03月30日 | ピュアオーディオ
色々なオーディオマニアの方と接して来ましたが、「原理原則」や「技術やノウハウ」を考えない人ほど高額な機器を買いたがる様だと感じています。高額なお金を出される訳ですから、それなりに考えて努力されていると思いますが、やはり「電気機器」ですので「オームの法則」ぐらいは理解していないともったいないと思います。

雑誌の影響で「機器の入れ替え」ばかりしていて、ここらで「最終版」と思って、思い切って高額商品を手に入れ、「オーディオの泥沼」を卒業しようと考えてた事が有りました。26才位の時で、当時の花型SP JBL#4343を手に入れ、「もうSPはこれで最後」と思っていました。#4343を27年間使いましたが、自分の欲しい境地まではいかない事が判り手放しました。

「高額商品=音質が良い」と云うのが一般的な考え方です。これに従って私も含め皆さんもオーディオ機器を選択されて来たと思います。しかし、ここに根本的問題が有ります。本質の問題だと思います。

「自分の求める音とは?」が、初めからしっかりできるはずは有りませんが、長い経験を重ねるとそれがおぼろげに見えて来ます。