SONY TA-2000(1968年製)の電源インレット化及びRCAソケットの交換が終わったので、早速ケーブル類のグレードアップをしました。
プリアンプとパワーアンプの組み合わせは隣通しにしています。下段のTA-2000F+TA-3120の電源ケーブルはNo2グレード、ラインケーブルはNo1グレードにしてJBL#4425をドライブしています。ここに自宅用のNo1グレードのラインケーブルを使ったので、自宅用に新規に先日作成し交換しました。
上段のTA-2000+TA-3120Aの組み合わせでは、従来直出し電源と一般クラスの電源ケーブルを使っていました。それをどちらもNo2グレードの電源ケーブルとラインケーブルにグレードアップしました。グレードアップすると直ぐに「音質アップ」すると捉えられがちですが、「トラブル」が発生します。「活性化」の途中の症状が出て来ます。
1)ノイズの発生(ブーンと云うノイズが突然出始め大きくなります。3日経って漸くかすかなレベルになりました)
2)左右の音量バランスが狂いました。・・・聴いているとLchの音が大きく、ヴォーカルも中央に定位しません。結局バランスボリュームで調整(3時の方向)・・・3日経ってやっとノーマルな位置に戻りました。
電源ケーブルのグレードアップをすると色々な不具合な症状が出て来ます。この不具合を乗り越えて初めて「活性化」の入り口に立ちます。同じく自宅の高域用パワーアンプにもNo1グレードに上げましたので、音が途切れたり、ガッ・ジジッとノイズに近い音が出ています。しばらくは鳴らし込まないと不具合は無くなりません。
私のケーブルの場合、グレードアップをすると「音量アップ」をします。電源ケーブルにしろラインケーブルにしろ同じ様に音量アップします。それと共にSN比がアップします。より静寂感が増して来ます。