アキュフェーズのチューナーT1000が昨年から「ルーズコンタクトモード」で受信出来たり・出来なかったりを繰り返していた。今年になってその症状が顕著になり、録音もできない状況であった。7月からは全く受信しなくなった。連日オリンパスシステムを鳴らし込んでいる時は、それでも毎日SWを入れ、終わればSWを切っていた、それが、昨日から全く完全に復活した。ON/OFFを繰り返すことなく安定的に受信出来る様になった。
この受信するか?しないか?の不具合モードは、「タンタルコンデンサー」の不具合症状に似ていると感じていたので、毎日パワーSWのON・OFFを繰り返していた。タンタルコンデンサーの製造部門にも5年ほど在籍して、全行程の「設備立ち上げ基準書」を作成し、大増設作戦の時にプロジェクトリーダーみたいに旗振り役をしていた。当然その前に統計的手法を用いて、各工程の管理指標と不良との「相関関係」の調査をかなり念入りにやっていた。その時に今回の様な不具合の出方と治り方をする事を知っていた。
7月以降受信できなくなったので、実はアキュフェーズ社に「修理」に出す予定を組んでいた。このまま治ってくれれば修理に出す理由は無い。修理代をかけないで治ってくれれば幸いです。