Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

テープデッキへの録音作業は手間と時間がかかるが・・・

2015年10月06日 | ピュアオーディオ


昔懐かしい「エアーチェック」をやろうと考えて、準備を進めています。CDが出現する前は、「FMエアーチェック」が当たり前の時代でした。

CDの出現で「失われた機器達」は、①レコードとアナログプレーヤー、②チューナー、③テープデッキ(DAT含む)だと思います。テープデッキもカセットデッキ、オープンデッキ、DATデッキ等に分けられます。CDの出現でオーディオ業界には「大変革」が起きました。CDは使い勝手が劇的に便利です。

「音質追及」で色々詰めていきますと「アナログの音」と「デジタルの音」が良く判ります。現在は「デジタルの音」全盛ですが、果たして音質的に「デジタル優位」なのでしょうか?アナログ音源はデジタルにない「滑らかさ」や「音の厚み」等が有ります。

個人的には「デジタルの音」は「平面的」(二次元の世界)になりがちで、「アナログの音」は「立体的」(三次元の世界)な表現が出てくると感じています。どちらも追い込んでいけば遜色ないサウンドになると思いますが、安直な使い方なら「アナログ」の方が音質的には優れた表現になると思います。

仕事に追われ時間のない生活をしている時なら、便利なCDの方が手っ取り早く「ノイズレス」のサウンドを得られます。しかし、現役引退して時間をたっぷり使える今なら、アナログを見直しても良いと思います。手間と時間がかかりますが楽しいものです。