Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

AKAI X-165DとXD-230Dで録音が可能に

2015年10月02日 | ピュアオーディオ


昨日サブシステムでAKAI:X-165DとXD-230Dの録音の確認をしていました。それぞれの不具合は、
1)X-165D・・・録音レベルが左右大きく違う?
2)DX-230D・・・再生OK,録音不可で修理が帰って来た。



まずはX-165Dについて、初期確認で上述の不具合が有りましたが、先週から出来るだけ録音動作をして、録音系の「通電」をしていました。昨日最終確認をしました。実際に録音をして再生して見る事が現実的です。その結果、録音・再生共に異常なく使える事が判りました。針の振れ具合も両chとも同じレベルになりました。このX-165Dはなかなか音質が良いのです。但し、メカノイズが少し大きいです。結論として「使ってやらなかった事」が原因で、接触不良を起こしていたのだと推測されます。



次にGX-230D。帰って来た時、修理屋さんから「録音は出来ませんよ」と云われました。修理に出す前、SOURECボタンをONにした途端、内部からCR類の焼ける様な臭いがし不動品になりました。一応修理から帰って来てからは、SOURECボタンをONにしても何も異常は有りません。そのままでは、Lchは針がMAXに触れています。Rchはまったく針が反応しません。この様な状態でした。

入力レベルのボリュームにはマイクとライン入力が有ります。どうやらマイク入力とライン入力のボリュームが別々になっていて、奥側の方がライン入力と指示して有ります。その通りにボリュームをコントロールすると、(LchはMAX、RchはMINになっていた)正常な針の動作をします。・・・これならいけるのではないか?と思い録音をして見ると、初めの5分程はLchのみしか録音出来ていなかったが、Rchの針がかすかに振れ出し、20分もしたら正常に振れ出した。片面の録音を終わり、もう片面の録音をしてから「音出し確認」をして見ると、正常な針の動きをした処は問題なく正常な録音をしています。こちらはメカノイズは殆ど有りません。修理後は入力レベルの再設定と電気を流してやる事で復帰しました。

4TR19cmの7号リールデッキが2台共に使えるようになりました。2台共、回転系のベルトの伸びが少し有る様で、チョッと重いテープだとワウフラが出ます。これは一つには使っていない事(ハードとソフト)が一番の原因だと思われる。使ってやればテープも状態が良くなり、デッキの方も内部が通電されて良くなって行くと思われます。これでゴミにしなくて良くなりました。



残るはA-7030GSLのみが録音不具合の状態。購入して1年になります。こちらはRchは正常に録音出来るし、Lchも録音は出来るが、良い時と悪い時(録音レベルが極端に低い)が有る。大概はLchの録音レベルが低い状態だけれど、こちらも正常化させる事を考えたい。既にその為の地道な努力を続けている。