Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ステレオは音楽を楽しむモノ

2013年08月24日 | ピュアオーディオ

この所3日連続してプリアンプの交換をしている。交換後5時間は「プラグの馴染み」の為、「苦行」を強いられる。管球プリ2号を昨日は「プラグの馴染み」だけの為に取られた。今日はようやく「不具合対策」の確認が出来た。

D90_012

不具合は殆どヒアリングで発見する。
①中・高域の音量バランスが少ない・・・中・高音用ケーブル材がヌケた配線箇所が何処かにある・・・調べた処、電源部の電解コン周りに1ヶ所有り・・・正常化済み。

①の対策後、今度は②中域の輝きが無い・・・何処かに低・中音用のケーブル材が使われていない・・・バランス~ボリューム間とボリューム~信号基板間の2ヶ所を発見。・・・無理やり正常化済み。

②の対策後、ほぼバランスが良くなり、音に輝きが出て来た。しかし、他の機器でまだ不具合が有りそうだ。・・・と云う様にして、1点1点つぶして行く。

プリアンプの内部配線交換は専務に任せているのだが、「全て○○の配線で・・・」と云っても、スペースの問題や取回しの問題でそのまま実施出来ない処が必ず出て来る。その部分をきちんとやる為には、「出来る工夫」を考えないといけない。サウンドが狙った通りに行かないと無理してでも修正をする様になる。・・・その影響で他の部位がトラブル事も有る。

今日はカルミニューラの演奏でビバルディの「四季」を聴いた。非常に楽しい演奏になった。ワクワクしたサウンドが出て来て、「ステレオは音楽を楽しむモノ」と思いだした。毎日活性化の為に「苦行」をして来ているが、本来苦行はしたくないのが本音。求める音質が高ければ高い程「苦行」の時間も長く付きまとう。ようやくオリンパスシステムも音楽を楽しめる処まで仕上がって来た様だ。

ただ上手く鳴るCDと上手く鳴らないCDが有る。総じて編成の少ない楽曲は良く鳴る様になって来たが、情報量の多いフルオーケストラはまだまだ。まだチャンデバが大容量に対応できていない様に思う。まだまだ・・・