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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「音質アップ」を追求して

2012年10月30日 | ピュアオーディオ

事務所を開いて早8年の歳月が過ぎてしまいました。当初はスピーカースタンド「サウンドトレール」による「SPのセッティング」と追及して来ました。サウンドトレールを製作する為に実際に多くのSPを購入して、そのスタンドを設計して来ましたが、SPのセッティングだけでは解決しない問題が有る事に気付いて、色々な「音質アップ」対策を試みて、本業そっちのけで「音質アップ」にのめり込んでしまいました。

「ケーブル」による「伝送」の問題を非常に感じます。「電気は流れれば良い」ぐらいに当初考えて、「ケーブル」による音質変化には懐疑的でしたが、スーナーケーブルに出会ってから、「音質アップ」の決め手はケーブルだと思う様になりました。

ケーブルは「情報の伝送」に有るのですが、ケーブルによってその「質」と「量」が大きく変わる事を体験して今までの考え方が一変しました。その後は「ケーブル」の統一や伝送容量の拡大を実践し、ますます「ケーブル」の重要性を感じています。

沢山の方がマルチアンプシステムに挑戦して、手ひどい反応に「マルチアンプは難しい」と云って撤退された声を良く聞きます。これらの失敗例では「機器」に重点が置かれて「ケーブル」がおろそかにされていたのが失敗の原因と思います。私の場合、「すべて同じケーブルで統一」する事で、アンプの方式(Tr型・管球式)の違いを克服し、「伝送容量」と「質感」を揃えています。たったこれだけで、「マルチアンプ」でもネットワーク方式と変わらない使い方・バランスに出来ます。

マルチアンプか?ネットワーク方式か?のお考えも有ると思いますが、マルチアンプの良さは「音数の多さ」や「音量バランスの取り易さ」に有ります。本当に良く調整されたマルチアンプシステムとの比較なら、ネットワーク方式では質感・情報量で太刀打ちできません。

今まで長年オーディオをやって来られた方なら、サブ用に沢山のアンプをお持ちと思います。それらを使って是非「マルチアンプ」の世界を楽しんでいただきたいと思います。