Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ライントランスWE62Cの馴らし込み

2010年08月13日 | ピュアオーディオ

今日は午後から WE62Cライントランスの馴らし込みをしていました。
同じCDを5回もリプレイしました。

1回目は「左右のSPから音が出ている」のが良く判りました。
2回目は「中央に小さなSPが有るかのような音の出方」でした。
3回目は「中央のSPのサイズがかなり大きくなった音の出方」でした。
4回目は「中央にセンターSPがもう1個出来た様な鳴り方」に変わりました。
5回目は「中央の音が左右に広がって自然に近い様な鳴り方」になりました。

同じCDを何回も繰り返し聴き続けて行きますと機器の「馴染んで」行く様子が良く判ります。
これでどうやら「プラグ類」の「馴染み」が完了したようです。これからが「活眼/覚醒」に向けてのスタートとなります。

トランスは今まで「眠っていた」と思っています。このトランスに今まで扱ったことのない「情報量」が流れ始めています。しかし直ぐにケーブルの伝送する100%の「情報量」がトランスの中を流れる訳は有りません。今まで使っていなかった部分を「拡幅工事」しながら「活性化」して行きます。この「活性化」が完了した時点が「活眼/覚醒」なのです。


WE REP 62C ライントランスの使用

2010年08月13日 | ピュアオーディオ

一昨日から「WE REP 62C ライントランス」をRCA箱システムに接続して聴き始めています。

We_rep_62c7

元々、このRCA箱システムには同じ「WE REP 62A ライントランス」を使っていました。こちらのトランスは既に1年以上使い続けていますので「活眼/覚醒」が出来ています。

We_rep_62c6

62Cの方はまだ作ったばかりですので「活眼/覚醒」していませんので、鳴らし運転をして「活眼/覚醒」させる事が目的です。

We_rep_62c3

WEのトランスそれも2Kg/個クラスのトランスは「使い方」を選びます。一般的なWE16GAクラスの撚り線や一般的なRCAやXLRのソケットクラスを使った組立ではその能力の1/10も出て来ません。

トランスの前後の配線やパーツに非常に質の良いものを使いますと、一般のライントランスでは出てこない音がCDから聴こえる様になります。

現在このライントランスのINとOUTのラインケーブルはSCX-24(ルシファー)を」使っています。当然内部配線も「ルシファー仕様」に替えて有りますので、一般のライントランスとは隔絶したサウンドになっていると思います。

62Aと62Cとの違いは「ワイドレンジ感」と「滑らかさ」の面で62Aの方に軍配が上がりそうです。62Cは既にもう1セット3年前から使っていますのでほぼ実力は把握しています。91Aや93Aとは数段グレードが違います。中域の厚みや音のキレが上がります。

取り外した62Aは専務宅の62Cと交換で、62Cがもう1セット事務所の方に来ます。これでモニタールームの二つのシステムはWE62Cのライントランスで統一できます。

これから鳴らし込んで行けば「音の厚み」と「キレ」が更に増して「活眼/覚醒」して行きます。


最高級「ルシファーシリーズ」で細線化したケーブルの作成

2010年08月13日 | ピュアオーディオ

7月31日のブログで紹介した「ルシファーシリーズ」の細線化をお盆明けに新商品として作る予定です。

実際には5月の連休時点でサトリアンプ用に30cm仕様と50cm仕様を作成し、実際の「音質確認」と取り回しのし易さ等を確認していました。

New_scr172

これまで重さ20Kgのアンプクラスでしか使えなかった「ルシファーシリーズ」が、わずか5Kgの軽いアンプやCDPでも使えるようになりますので使用範囲が広がります。

従来1本の線径がφ25mm(直径)であり、プラス・マイナスで各1本ずつ使用しますので、ラインケーブルの場合φ25mmのケーブルを2本使っていました。曲げに対するケーブルの反発力も尋常ではなく、40Kgのパワーアンプでさえ動かす物でした。

New_scr175 (写真は従来のルシファーと今回のルシファー比較)

今回細線化するのはRCAケーブルとXLRケーブルです。このラインケーブルはSCR-13クラスの太さと、もっと曲がりやすい内容になります。取り回しが非常に楽になると思います。但し、1m仕様が最長の長さになると思います。

SPケーブルと電源ケーブルについては、現在の「化け物シリーズ」クラスにする予定です。長さの制約が有るのとシールド効果を維持したいと考えての事です。

5月から音質確認をしていますが、音質は現在のルシファーシリーズと同等です。「オンの音」と「オフの音」を組み合わせた「伝送能力」は他社では求められない「ハイエンド」の音質になります。

作成の手間と時間が2倍以上かかりますが、価格は現在の「ルシファーシリーズ」と大体同じぐらいの価格にする予定です。