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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

歌劇を避けていた理由

2010年08月12日 | ピュアオーディオ

歌劇を楽しむ事を私は「避けていた」様に思います。「ソプラノの声がなかなか楽しめない」JBL#4343時代から、現在では「ソプラノ」を上手く鳴らし切る様に成りましたが、やはり「好き」になれない。

「音質」云々の前にその「悲劇性」のストーリーが好きになれません。「シェルブールの雨傘」や「ある愛の歌」、「ロミオとジュリエット」等の映画を見て少年時代大いに感動しましたが、ラストが「悲劇的」なのはどうも苦手です。米国映画の様な「ハッピーエンド」の方が観た後で(聴いた後で)精神的にハッピーになれる様です。


マルチアンプ方式かネットワーク方式か・・・

2010年08月12日 | ピュアオーディオ

38cmウーハーを使ったシステムを6セット持っています。このうち「マルチアンプシステム」は1セットだけです。マルチアンプ方式VSネットワーク方式の比較をして見たいと思います。

1)「音質」の優劣について
  音質的には「マルチアンプ方式」の方が優れていると思います。
  複数のアンプで帯域を限定して使える事と、
  SPケーブル、電源ケーブル、ラインケーブル等の
  伝送ケーブルの「断面積」を大きく出来るからです。

2)オーディオ的な楽しみ方について
  こちらも「マルチアンプシステム」の方が「触れる部位」が
  圧倒的に多く、しかも年月をかけて「成長」させる事が出来る。

3)経済的な面
  経済的には「シンプル」なシステムほど有利になります。
  その点では「ネットワーク方式」の方が有利です。
  チャンデバ、ケーブル類、アンプ類の経済的負担が少ないです。

しかし、上述の記載にはいろいろ条件が付きます。
同じグレードの機器を使った場合であり、機器のグレードが違えばその逆の結果にもなります。

マルチアンプシステムでは「チャンデバ」の性能が大きく音質を左右しますし、アンプとSPユニットの組み合わせも無数に有ります。この組み合わせで「音色」や「音質」が大きく左右されます。

この様に「大上段」に構えて見た所で結論は出ません。自分に合ったシステムを構築して行きながら「成長」させる様な方法が、一番無理がなく満足度が高いのではないでしょうか?

自分としては出来るだけシンプルな形で「最上の音質」を求めています。しかし、「マルチアンプシステム」の域までは到達できない「限界」も感じています。

マルチアンプ方式の「オリンパスシステム」とネットワーク方式の「RCA箱システム」、「SP-707Jシステム」のサウンドを比較するとどうしても「オリンパス」に届きません。