暦便覧曰く、雪いよいよ降り重ねる折からなれば也。『朝夕には池や川に氷を見るようになる。大地の霜柱を踏むのもこの頃から。山々は雪の衣を纏って冬の姿となる頃』ってんだが、今日、山では19℃まで上がった。しかも、予報ではこれからさらに暖かくなるという。どうなってる、今年の、この暖かさ。
山に上がって、ゆっくり、まわりの山々を見渡した。紅葉はもうすでに終わったと思ってた。でも、間違ってた。赤や黄色にになった木々が筋に残る。まるで、山を登る蛇のよう。さっきまで集めてた落ち葉を撒きながら。
《大雪に 長袖たくり 堆肥ふる》
今日の一枚:山に上がり、巡回を終えた。で、見上げれば。10時半過ぎ。