二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

ゆっくり取り戻そう

2015-12-02 19:35:05 | 徒然に想う

午前中に20体分落ち葉を集め、ホッとしたのもつかの間、昼を取ために帰る道すがら、空は灰色が濃くなってゆく。やばいな、雨、来る。せっかく乾いたところを集めたのに、濡れてしまっては元もこうもない。ブルーシートを使う、か。それなら、川の畔の家まで戻らなければ…。迷いながらも、まったく戻る気にならない。まっすぐ移住体験住宅へと向かう。

昼をモソモソ。でもって、外が気になる。気が気でしょうがない。挙句の果て、帰った時より暗いとさえ感じだしてしまった。昼休み、ここ最近1時間半くらい取る。が、今日は一時間も満たないで山にとって帰る。雨よ、もう少し待てよと唱えながら、撒こうと予定してるキレに荷揚げ。25メートルの標高差、一度に2体(合わせて、10キロはいかないにせよ、一ケタの後半)、10往復。これで500メートルの積算…。昨日も同じ、それまでも合わせれば…。1500メートル分登って下った、てか。

雨の中山仕事を終え、川の畔の家に戻ってビックリした。職人さん、朝あった時に、監督を含めて二人だった…。冷蔵庫が、流し台が、ありとあらゆるものが作業するために移動してる。挙句に床の下が露わ。白アリがと電話で聞いていたが…。どうしよう、また入用になる。聞けば、リフォーム資金の余裕を使えそう。だが、いったいどうやって、二人で物を移動させたんだろ…。決して軽いものばかりでない。聞いてるのは、彼ら相当忙しい。増員なんて、ない。でも、プロ、やるべきことはやる。中断なんてない。

 

時々、行くてに見える石の上、鼻の頭に、腕に、雨粒の跡を感じだす。ここで中断していいんだ、と思うも、あともう少し、もう少しと願い、一歩一歩、一蒔き一蒔き。そうなんだよ、昔なら中断してた。でも、やらなければと思う、習慣やルーティンは関係ない。最後の袋から落ち葉を圃場に撒き終えたとき、さすがにホッとした。夕飯の野菜を収穫し始める、電話。話しているうち、しっかり降りだした。圃場のわきの小屋に飛び込んだ。これって…、雨が降る降らないの感覚が少しだけれど取り戻せたのかな。

 

 

 

今日の一枚:15時ころ、落ち葉を蒔き終えた直後。下のキレ、タマネギと長ネギを植えた段。真ん中を貫くカーキー色の筋は長ネギを定植したところ、根元にイナワラを敷いた。