二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

ふたご座流星群、顛末

2013-12-15 12:40:03 | 徒然に想う

「ふたご座、ですか」と不躾な質問に、「はい、一つ流れました」と二人組の片方が答えてくれた。家を出て、畑の中の切り通しに向かう道端に人影。そんな所に人が坐ってた試しがないから、おはようございますもなくつい聞いてしまった。確かにそこは西の空がよく見える。が、街灯やらファミレスやらの光が強い。写真には適さない。もっといいところがあると声掛けても良かったが、怪しいおぢさんになってしまう。で、一人先に急いだ。

方向の記憶が入り繰ってしまったかもしれないが、今朝の結果。451は4時51分、9時の方向は時計の短針の位置。昨日よりずっと多く流れた。

451 木星方向からシリウスに向かう。
512 ふたご座から9時の方向へ。
516 火球並みに強い。が北から西へと流れた、ふたご座流星群のものではない。
527 ふたご座から4時の方向へ。
528 人工のもの。南から北へ、ほぼ天頂。
550 木星の脇を西へ。少し赤みがさした瞬間があった。


で、写真はというと、ふたご座流星群としては失敗。ただ、救いが3枚。516の流れ星と528の人工物。で、少々奇妙なんだが、543に撮影のもの(動いているのを見たという印象がまったくない。しかも、軌跡でなく、点として写っている)。

星が見えてるってことは、雲がない。しかも風が弱かった。家帰ってから入ったお風呂の気持ちいいこと、ありゃしない。髄まで冷え切った体が生き返った。

 

 


今日の一枚:516のもの、右下に薄い軌跡。暗い、暗いと思ってもやはり明るい。調べた撮り方ではとんで真っ白。ISOを1600にしたら、話しにならない、200に設定。20秒ほど開放。F2.8、18ミリのレンズ。三脚に固定。

 

↓ 528右上隅に軌跡。

↓ 543右下隅に明るい星、そのすぐ下に。