二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

「同じ」と「異なる」

2013-12-04 16:37:08 | 徒然に想う
何だろう、歩いてないと寂しくなる。あれだけ歩いて来たのに約1ヶ月で歩き始めた、秩父三四札所巡りに、今朝。指を折れば、四巡目。

道が明るい、広い。前回が去年のことだから、工事で拡張されたとかでない。道の幅は変わらない。道沿いの家並みも変わった印象がない。

粥新田峠を下りきったところの集落で、風が流れた。その時、鈴の音…。
《風寒し 夏の名残の 風の鈴》

四国二巡目の時は、思い出してばかり。秩父四巡目では、新しい道として目に飛び込んでくる。巡る毎に、見え方が違う。端からみれば、同じところ巡って何が楽しいのか、思うだろう。同じ道が同じじゃない、異なっている。同じということと異なるということに違いがないことが感じられるから…。






今日の一枚:九番札所を打ち終え、帰宅へと横瀬駅に。15時半頃。夕闇をまつ武甲山。
 
 
まだ紅葉が残ってました。