二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

四国にて - 8日目

2011-11-20 18:01:13 | 遍路

今日は22キロほどの短距離。ゆっくり進める。明日から二日間、お詣りがない。24番最御崎寺まで75キロ弱、三日かけてたどり着く。その前の休憩、と言ったところ。

7時40分、宿 山茶花、出発。

1時40分、23番薬王寺。一時間当たり、休憩をいれて、時速3キロちょっと。

着くまでに二回御接待を受ける。「スミマセン、先急ぐので」とはいかない。しかも日曜日だから数が増える。先達のNさんが猛スピードで歩き抜けたのはそれらに捕まらないようにされた為だ、きっと。

2時、宿 薬師会館に到着。薬王寺の宿坊。早すぎてチェックイン出来ず。日和佐の街をブラブラ。3時を待って部屋に。303号室。ここは夕食後ではなく、明日の朝ご飯前6時から朝のお勤め。参加は任意だが、ほぼ参加と見られている。薬師如来がご本尊なので、一度辞退したが、参加することに。

風呂が館内にない! えっと内心驚き、しまったと。実は、隣に薬師の湯というのがあって、鍵をフロントに預け入浴券をもらって入る。これが意外。温泉としての効能はよくわかないが、ジャグジーがある。全く期待していなかったから、嬉しいのなんの! 早速腰にバンバン当てまくる。いい、実にいい。

あとは、何かシップがあれば完璧なんなが…。最寄りのサンクスに入って小物を買い、売ってないのか確かめた。ない。他でも、土日はこの街では難しい。車で足を延ばすしかない、そうだ。残念。

ちなみに、昨晩の食事は小鯛もあり豪華だった。今夜はいかがとなりますことか。

中弛みか、食べることばかり気になる。これから海岸沿いに歩き続ける。海より山の庵主には、マザーランドにはいたらぬ…。

山を歩いても、海を歩いても車ばかり。歩いている自分がおかしいのか…。いや正しい。正しいはず。





今日の一枚:徳島最後のお寺の山門。本堂に上がると、海が望める。山、山、山と続いていたので新鮮。