アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

ご縁市終わりました。

2012-07-31 11:35:29 | イベント記録
    7月29日(日)、昨年から始まった豊田市旭地区の福蔵寺のご縁市が開かれました。今回で4回目です。

    今回もアンティマキは私一人。先だってのグリーンママンの5周年朝市では早い時間に完売したので、今回はどの商品も多目に製造しました。たびたびイベントにきてくださるお客様たちが、「あら、あのパンはきょうないの?あれ、好きなのに残念だわ」とおっしゃることがあり、そのたびに「作ってくればよかった」と後悔するので、今回は、あれもこれもと思って作っているうちに、種類も量も増えてしまいました。

     右奥紺色のジャーには自家製ハーブティーが入っています。この日は前日にも増して暑かったので、冷たいお茶が好評でした。ハーブティーを飲みなれていないはずの赤ちゃんも、ごくごく飲んでくれました。

    境内も本堂も、いつも以上にたくさんの店が並びました。

    かわいいちゃぶ台に手作りのニンジンケーキやスコーンを載せて販売しているのは、中村明日香さん。ハコベ入りのクラッカーがおいしかった。

    グリーンママンの朝市でも人気のm+まいにちのパン。豊富な種類が魅力的です。

    てくてく農園の横江晴菜さん。一人生えで育った赤ジソが見事。梅干用の赤ジソがほしかったところなので、ラッキーでした。無農薬無肥料で育てたトマトは、昔のトマトの味がしました。

   旭の伊藤みすよさんと足助の鈴木美保さんのコンビは、体験施設・板取の家で時々講習会も開いています。この日は、みすよさんの散らし寿司と美保さんの米粉プリンが並びました。

   アンティマキのブースから撮った写真です。お隣は焼き鳥屋さん。いい匂いが終日立ち込めていました。斜め向かいは、前回から参加の木浦さんご夫婦のお店です。素焼きの鉢入りとブリキのバケツ入りのほかに、和風の陶器に入れた苔もありました。普段見慣れている苔が、とてもみずみずしく映ります。

   地元の方々が用意した流しそうめんや、出店者の方たちが奏でる音楽に、山里の小さなお寺のささやかな市は今回もにぎやかなうちに幕を閉じました。

   ご縁市、次回は、11月11日(日)の開催です。
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あしたは福蔵寺ご縁市

2012-07-29 01:12:32 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
  やっと終わりました、明日のご縁市のしたく。ご縁市は、豊田市旭地区のm-easyの主宰するイベントです。

  もって行くのは、こねないパン3種に、スコーン2種、玄米おかゆパン、ローズマリー入りのオートミールと玄米粉のクッキー、穀物クッキー4種、おからのガトーショコラです。

  明日のブルーベリースコーンは、野入町の三木さんの農園で採れたブルーベリーを私がジャムにしたものをはさんでいます。もう1種のスコーンは、発売したばかりのカカオニブ入り。けっこう気に入っているのです。

  きょうは、私がこちらに来て最も暑い!と感じた日でした。部屋の中は夜10時でも30度近く。こんなことはいままでありませんでした。

   夏になると、涼しい稲武にきてよかった、とつくづく思うのですが、今年はかなり暑い! でも、明け方は、窓を開けっ放しにしておくと寒くて目が覚めます。暑いとはいえ、たぶんまだまだましなのでしょう。

  明日もかなり暑くなるのかもしれませんが、山里のお寺は吹く風もさわやか。お客さま用のテントも用意するそうです。わたしは、買ったばかりの飲料用保冷ジャーにつめたいハーブティーを一杯入れて、もって行くつもりです。無料です。のどが渇いたらアンティマキのブースにお立ち寄り下さい。ご縁市の詳細は以下のとおりです。

*日時;7月29日(日)10時から2時半ころまで
  *場所:豊田市旭地区福蔵寺 豊田市大田町蟹田6
  *問い合わせ;m-easy ℡0565-68-3025

   
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西村自然農園の「暮らしを紡ぐ塾」に参加しました。

2012-07-27 21:29:44 | アンティマキ風自然的生活
    豊田市小原地区の西村自然農園が毎月開いている「暮らしを紡ぐ塾」に、はじめて参加しました。こちらでは、寒茶作りや麹作りを教えてもらいに行ったことはあるのですが、紡ぐ塾に参加するのははじめてです。

   この塾は、四季折々の畑や野原から採れる野菜や野草、薬草を材料にして、食べ物やお茶や薬、保存食などを作ったりして、農園主の西村文子さんが生活の中から学んだいろいろな知恵や工夫を教えてもらえるものです。スケジュールはいつも驚くほど盛りだくさん。

   今月は、紅茶作りをメインに、この季節の野草や野菜を使った料理屋保存食のつくり方が学べるというので、友人たちと参加しました。参加したのは、7月9日です。この日は10人の方が集まりました。

   最初にまず紅茶作りの開始。西村さん宅のあちこちに生えているお茶の木の新芽を摘みました。ざるに広げてしんなりしてくるの待ち、洗濯板でもみます。

   密閉容器に入れて暖かい場所におき、発酵させます。

   3時間ほど経つと、お茶は少し赤みを帯び、青臭さが消えてきます。

    発酵させている間、たくさんの仕事をこなします。拾ってきた梅はジャムにするのですが、あく抜きのためゆでこぼします。文子さんは2回行うそうですが、2回ともゆで汁が冷めるまで放置。これがあく抜きを徹底させるコツのようです。

    冷めたらざるにあげ、水を切ってからフライパンでジャムを作ります。ジャムをフライパンで作るのは初めて。文子さんは、「フライパンは厚くて浅いので、ジャム作りに最適です」とおっしゃいます。砂糖はだいぶ水分を飛ばしてから入れます。右が文子さん。

    今月食べる野草は、イノコヅチ。秋になると人間や動物に山ほど実を貼り付けて、取り除くのが面倒な困ったやつです。文子さんに言わせれば、あのイノコヅチが、「時々無性に食べたくなるほど」おいしい、のだそうです。

    そしてこちらはイヌビユ。「イヌ」と頭につく野草は、たいていどうにもならないつまらない草と人々が思っている草なのだそうですが、これはおいしいのだそうです。

    みんなで収穫した野菜と野草。ここでは、野菜と野草が同格に扱われています。

    ミョウガずしを作っているところです。

    野草は、アクの強い順からゆで、お湯を無駄にしません。

    イノコヅチはゆでてからニンジンや油揚げと炒めて、塩麹で味付け。

     ご馳走が並びました。真ん中下がミョウガずし。葉っぱの緑がきれいです。香りもあります。

     新ジャガイモのコロッケとハコベ入りの卵焼きは、文子さんのご主人作。ご飯は、ニンジン葉とニンジンのそぼろg歩半です。数え切れないほどのおかずができました。最初、レシピをわたされたとき、お昼までにこんなにたくさんの料理ができるのだろうかと思いましたが、文子さんの段取りがよくて、きちんとお昼までに完了。驚きです。

    食後は、発酵が終わった紅茶の焙煎に入ります。ホットプレートにコメ袋の紙をしき、その上で温めます。随所に文子さんの知恵が詰まっている作業です。

    最低の温度で炒ります。だんだん紅茶の香りが。

    焙煎した紅茶をいったんざるに通し、残ったものをさらに焙煎。

    できた紅茶は、浸し時間が長過ぎて、ちょっとあおくささが残っていましたが、朝摘んだお茶の葉で午後紅茶が飲めるなんて感激です。しばらく前に文子さんが作ったウーロン茶も入れていただきました。こちらは、私が今まで飲んだウーロン茶の中では、香りが高くて最高でした!

    こちらに来るたび、知らなかったことを学びます。私と同世代の文子さんですが、私が田舎暮らしにあこがれ始めた30年近く前、彼女はすでに当地に移住し、土になじんだ生活をはじめていました。長い年月の間に彼女が培った知恵と工夫はすばらしい。遅ればせながら、これから少しずつ、彼女から学びたいと思っています。

   








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黒糖を変えました。

2012-07-27 17:11:38 | アンティマキの焼き菓子とパン
   先週末だったか、クルミと黒糖のスコーンを作ろうとして黒糖の在庫がないのに気づきました。アンティマキの焼き菓子とパンの材料のおおかたを仕入れている材料屋さんに問い合わせたところ、だいぶ前から、沖縄産の黒糖は仕入れができない状態になっているとの答えが返ってきました(コチラ→)。

   それで、ネットで検索してみたところ、小袋入りの黒砂糖はかろうじて販売しているようですが、業務用は軒並み在庫切れ。かろうじて見つけたのが、波照間島の粒状黒砂糖です。15kg入りの大袋が「残り5個」となっていました。

   わたしがスコーンに使っているのは少し大粒の黒砂糖。写真で見た限りでは少し細か過ぎるようでしたが、背に腹は代えられません。すぐに注文しました。

   届いたのがこちらです。心配したとおり、今までのものより小粒なので、食感がだいぶ変わってきそうです。   

   今朝、はじめて焼いてみました。砂糖が細かい分、生地になじんでいますが、黒砂糖の塊のところがないので、ちょっと物足りないかも。でも、国産の黒砂糖の業務用がほとんど手に入らないとなっては、しばらくこれで行くしかなさそうです。値段も高くなったので、2個320円だったのを、350円にさせていただきました。今日から発売です。

   それにしても、なぜ、沖縄の黒砂糖が極端に減っているのか、その理由を知りたい。サトウキビをバイオ燃料にし始めているからなのでしょうか? 知っている方、教えて下さい。

   
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Fちゃんのクルミの木

2012-07-26 16:20:38 | アンティマキの場所に生きる動植物
   稲武の小学校に通う4年生のFちゃんが、昨年の夏だったかに、私の家に持ってきてくれたクルミの木です。

   彼女が保育園のとき、園の砂場で見つけたクルミの実を家に持って帰って、小さな植木鉢に埋めました。その実がいつのまにか大きくなり、彼女の家では植えるところがないというので、私が代わりに育てることにしたのです。

   でも、せっかくの木なのに、うちのどこかに植えてしまうと、雑草にまぎれて絶えてしまうかもしれません。それで、植木鉢に植え替え、ある程度まで大きくすることにしました。

   水もやらず、ほったらかしにしていたのに、植え替えた鉢では狭くなり過ぎました。そろそろ、どこかに直植えする時期に来たようです。いまならもう、雑草にそうそう負けることもないとおもいます。

   でも、今度はもうひとつ、気になることが生じました。このクルミが実をつけるようになったころ、もしかしたらわたしはたいへん年を取っていて、この家にいなくなっているかもしれません。そのとき、大人になったFちゃんが自分の育てたクルミを見にやってこれるような場所に、植えたくなったのです。私の家に他の誰かが住むようになっても、気軽に見に来れるような場所はどこか、ただいま、Fちゃんと検討中です。


   
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生パスタ

2012-07-26 15:52:54 | たべもの
最近たびたび買うのが、このパスタ。東京の株式会社コダマの商品です。

  生のパスタです。わたしが気に入っているのはタリアテッレとリングイネ。これまで食べた生パスタのうち、いちばんおいしいと思っています。

  店頭のポップには、「小麦の芯のところだけを使っています」というようなことが書いてあったので、米でいえば、精米歩合がとても高いパスタなのではないかと思います。だからおいしいのか、製法が上手なのか、そこのところは不明です。

  ただし、アトピーの子供を持っている友人の話では、「小麦製品のなかでも、パスタが最もアレルギーを起こしやすいときいた」とのこと。なぜそういうことがいえるのか、よくわかりませんが、パスタはもしかしたら小麦製品の中でもいちだんと精製度が高くて、そこに問題があるのかもしれません。全粒粉のパスタなら、まだましかも。

  ところで、チエ流マクロビオティック料理教室の講師を務めてくれている初田智恵子さんと妹のひろさんは、ただいまイタリアのカッラーラという大理石の産地として有名な町で、勉強と仕事と遊びを兼ねて滞在しています。現地で開いた彼らの個展のようすは、こちらからご覧ください。

   マンマに習ったおいしいパスタの作り方も、そのうち披露してくれるそう。9月の教室は、まだ空きがあります。お申し込みはこちらを参照下さい。


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梅のこと

2012-07-22 10:13:25 | 手作りのたべもの
    友人から梅をもらったので、梅干を漬けました。

    2つのかめにほぼ3キロずつ、一方は普通の自然塩、もう一方は粒状のゲラントの塩で漬けてみました。漬物に粒の塩を使うのは初めてで、うまく溶けるかどうか心配だったのですが、普通の塩が溶ける時間と大して変わらない時間で、ちゃんと溶けて、梅酢が上がってきました。白梅酢を取って、来年春、八重桜の塩漬けに使おうと思っています。

   ところで、実は私の家には5本ほどの梅があるのですが、これまでほとんど実を採ったことがありません。どの木も、斜面に生えていたり草原の中に立っていたりするので採りにくいのです。結局、いつもだれかがくださるので、面倒な梅採り作業をせずにすませていたのです。

   今年は、木の生育がいつにもまして旺盛で、目を凝らすと実が無数になっていました。こんなにできているのを見るのは初めてです。今年こそは自分の家の梅で梅干を漬けてみようと、6月の終わりころだったか、台風が来る前に青い実をたくさんとりました。しばらくおいておけば熟すと思ったからです。ところが、まだ早過ぎました。おいておくとだんだん腐ってくるばかり。あわてて全部梅シロップにしました。

   そのあと、友人から梅が届き、梅干作りは終わり。でも、木にはまだ実が残っています。先日の夕方、草の上に落ちた実のうち、よさそうなものだけを拾い集めたら、こんなにありました。

   木の下には熟し過ぎた梅がたくさん落ちています。もったいない。

   枝にはまだ残っています。

   落ちた実で梅ネクターを作りました。この間、西村農園で教えてもらった、ジャム製造途中の飲み物です。

   つくり方は簡単。梅の実を2回ほどゆでこぼます。このとき、熱いうちにざるにあけないでゆで汁が冷めるまで待つのがコツだそう。冷めてからざるにあけ、漉します。ゆで汁は殺菌作用があるので、布巾やタワシを洗うのに使いました。

   梅はかなり大胆に漉しました。鍋に、漉した梅を入れ、しばらく火にかけて水分を飛ばします。トロッとしてきたら、粗糖を梅の7割くらい入れて木べらで混ぜながらゆっくり火を入れます。

   ジャム状になるまで火にかければジャムに、途中でやめればネクターの元になります。コップに好きなだけ元を入れ、冷たい水を注げば出来上がり。スプーンを添えて、かき混ぜながら飲みます。この飲み物、こどもにも大人にも好評です。

   来年こそは、冬のうちに梅の枝の剪定をして収穫しやすいように整え、実を無駄にしないようにしたいと思っています。

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カカオニブ入り大人のスコーン新発売!

2012-07-20 09:26:18 | アンティマキの焼き菓子とパン
   今朝、黒糖くるみスコーンを作り始めて、黒糖の在庫がないのに気がつきました。粉もベイキングパウダーもくるみも量って、大きなボウルに入れてあります。もらいものの沖縄産粉黒糖があったので代用しようかなと思いましたが、黒糖くるみスコーンの特長は、黒糖の粒粒が入っていること。粉黒糖ではそのよさが出ません。

   で、とっさに思いついたのがカカオニブの存在です。カカオニブとは、カカオの実を細かく砕いただけの、いわばチョコレートのもと。前に、私が仕入れている材料屋さんが、カカオマスと間違えて持ってきたものです。

   カカオニブをくるみと同じだけ、そして粗糖を黒糖と同じ分量入れて、焼いてみました。

   冷めるのが待てなくて、あつあつのスコーンをほおばりました。おいしい! カカオの苦みが程よい加減で、なかなかいい味です。甘さが少し足らないかもしれないけれど、好き好きです。足らなかったら、蜂蜜やメイプルシロップをかければ、よりおいしく召し上がってもらえそう。

   カカオニブは熱を入れても溶けず、くるみとほぼ同じ固さが残っています。ナッツチョコみたいな食感があって、それもいい。それにカカオニブは、カカオのコクがよく感じられ、味わいがあります。

   ひょんなことからできたカカオニブ入りスコーン、試作のつもりで作りましたが、きょう、どんぐり横丁に納品することにしました。売れ行きや、家人、友人の感想を勘案して、今後レシピを検討するつもりです。

   ところで、今朝、材料屋さんに黒糖の注文をしたら、意外な答えが返ってきました。「沖縄産の黒糖は仕入れができなくなって、しばらく前から扱っていません。中国産ならありますよ」しばらく前はバター、ちょっと前は、北海道産てんさい糖、今度は沖縄産黒糖の生産が激減していることを知りました。よそで国産の黒糖を手に入れられないか、今からネットで調べてみます。
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ねじ花をまた見つけました。

2012-07-19 21:17:47 | アンティマキの場所に生きる動植物
   ずっと前、何かを栽培していた発泡スチロールの箱がそのままほったらかしになっていて、雑草がいっぱい生えていました。きょうふと見たら、その箱の中の雑草に混じって、ねじ花が2本、咲いていました!

   写真中央の白い花がそれ。肉眼で見るとピンクなのに、花が終わりかけているせいか、白っぽく映りました。

   もう1本はこちら。中央の白い花です。

   先日、この箱のある場所とはかなり離れているところで、ねじ花が着実に増えているのを目撃したばかりでした(コチラ→)。種が飛んでくるにしては遠過ぎますが、なにか理由があったのでしょう。とにかく、うれしいできごとです。

   ところで、この箱の中の土は、ほんの3センチほどしかありません。ねじ花は強いわりに、移植しにくい草のようなので、ねじ花だけの移植は難しそう。だったら、箱の中のすべての土をまとめて全部ごそっと、どこかの隅に持っていって今の状態を保つようにしてやるのが一番よさそうです。さて、どの場所に持っていってねじ花群落の生育を待つか、目下思案中です。
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久しぶりの街歩き

2012-07-19 11:33:47 | 小さな旅
  豊田市の浄水町にある大きな病院まで、基本検診のため出向いたので、その帰りに久しぶりに市街地へ。

  検診が終わって売店で買ったのがこちらのクッキー。この病院へは毎年検診に来ているのですが、わりにおいしいし、入れてるものがおもしろいので、来るたびにこのクッキーを買っています。多種類あって、基本の材料が国産小麦粉、粗糖、有機パーム油、菜種油。そこにいろいろな野菜や果物、穀物が入ったクッキーが並んでいます。今日手に入れたのは、ドライリンゴとシナモン入り、それと黒糖バナナ入りです。東京目黒の茎工房の商品です。 

  右の四角いお菓子はダーシェンカ豊田店のスコーン。上に柑橘類の輪切りを載せているのがユニークなので、買ってみました。重い! この大きさの木切れくらい大きいのではないかと思います。柑橘類の甘酸っぱい味がさわやかで、おいしいスコーンです。

   この店には、ピープルツリーのチョコレートを買いによったのですが、あいにく品物はありませんでした。それで、見た目のユニークさ、混ぜ物の新鮮さなどにつられて、新作のパンなど、ついいろいろ買いました。きのこパン、生ハム入りパン、シナモンパン、トマトパンなどなど。

   今朝、このダーシェンカのパンと、友人が先日持ってきた自作のパンを一緒に食べました。友人のパンのほうが私の口には合いました。たぶん、甘さや油気が少ないため、味が淡白なのでしょう。

   ところで、昼食は、ダーシェンカの隣にある自然食レストラン、ティア香織の店で摂りました。ビュッフェ形式のレストランです。このお店では、コースを注文すると、カードにはんこをひとつ押してくれるのですが、カードがはんこでうまると一回分の食事が無料になります。だいぶ前にカードがいっぱいになり、無料の食事ができる旨のはがきが届きました。今回は、そのはがき持参で行きました。

   1年近く行かなかったのですが、人気は相変わらず。11時半ころ着いたのに、レジ付近は人でごった返していました。ただ、メニューはいろいろ変わっていました。前は動物性の料理といえば、マグロやタコの刺身と塩サバ、鶏肉のから揚げくらいだったのですが、豚肉メニューが2種類増え、鶏肉も、から揚げのほかにチキンカツが登場していました。そのかわりかどうか、マクロビメニューが消えていました。

  動物性が増えたとはいえ、味付けは変わっていなくて、甘過ぎず、辛すぎず、上手においしくできています。ただ、このところ少食だったこともあって胃が小さくなっていて、いつもほどたくさんは食べられず、残念でした。いつもは、夕食の分までおなかにおさめてしまうのに。

  続いて訪れたのは、豊田市唯一のデパート松坂屋と、隣のT-face。無印良品の売り場に直行しました。先日の草木染め講習のときにいらした方が、無印で買ったというかっこうのいい割烹着を着ておられたので、同じものがほしくておとずれたのです。

  目当ての割烹着は、最後の1枚が店頭に並んでいて、なんと30%引きで買えました。定価3000円なので、2100円でした。もうけました!

   1階の食品売り場とT-faceの輸入食品店「デリ」で、外国ビールをたくさん買い込みました。日本産の地ビールもいくつかあって、銀河高原ビールのピルスナーがあったので買ってみました。銀河高原ビールはそんなに好きなほうのビールではありませんが、これはおいしかった。   

  松坂屋の最上階では、「九州物産展」をやっていました。デパートのこういう催し物を見に来たのも久しぶりです。最初に買ったのが沖縄産の海ブドウと生もずく。海ブドウは新鮮で、脂のようなこくまで感じました。シークワーサーの果汁と醤油をつけていただきました。

  もずくも、店の人がかなり勧めるのでつい4パックも買ったのですが、買ってよかった。コシがあって味もあります。塩漬けもずくとはくらべにならないほど、おいしい。今夜は味噌汁の具にしてみようと思います。

  同じく、沖縄のお店が販売している薬草も買いました。アーユルヴェーダで成人病の治療に用いられているという、サラシア・オブロンガという草です。血糖値の上昇を押さえ、中性脂肪を減少させる働きを持つのだそうです。聞いたことのない草なので、好奇心で買ってみました。

  ひさびさの街歩き、といってもデパートにいたのは3時間だけなのですが、いつもよりはちょっとゆっくり品物を見て歩くことができました。歩いている都会の人たちも。

  この日、午後4時ころの豊田市街地の温度は35度。建物の中にいる間はよかったのですが、駐車場までの間がつらくてばてました。

  帰宅してすぐ家中の窓を開け、風を入れてシャワーを浴び、やっとほっと一息つきました。窓さえ開ければ、私の家ではいまだに扇風機すらいらないのです。これからしばらくは、「下界」の市街地にはなるべく行かないですむ工夫をしようと思っています。  
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