アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

あした、守綱寺の夏休みお楽しみ会にて出店します。

2023-07-24 23:17:05 | アンティマキの焼き菓子とパン

  毎月第二と第四火曜日に開いている、寺部町の守綱寺の絵本読み聞かせの会。あしたは夏休みお楽しみ会が開かれます。時間は特別に、10時半から11時半。ほぼ毎年、お母さんたちが趣向を凝らした劇や合唱、いつものわらべ歌など、内容は盛りだくさん。夏休みなので、大きなお子さんたちも集まって、にぎやかなひとときになりそうです。

  あしたお持ちするのは、穀物クッキー4種に、クラッカー2種、スコーンを3種。

   連日暑い日が続くので、口の中のパサつくものではなくてさっぱりと喉に通るお菓子を作りたいと思って、久しぶりにいとカフェの辛味スパイスを使ったクラッカーを焼きました。塩気もあって、ちょっと辛めのクラッカーです。粉は設楽産の無農薬栽培の米粉と有機小麦粉を使っています。豊田市郊外で自然栽培を手掛けている、丹丹さんの中国の在来種のニンニクをたっぷり入れたシンプルなクラッカーも作りました。どちらも、ビールのつまみにぴったりです。

   スコーンは、甘夏ピール入りと、石垣島のパイナップルを使ったジャム入り、無農薬のヤマモモジャム入りの3種を持っていきます。ジャムはどちらも自家製です。

   明日もまた猛暑になりそう。でも、木々に囲まれた守綱寺の本堂は、街中なのに涼しげ。いつもの、旭のいのはな農園さん、飛騨からは、あいいろパン工房さんがやってきます。どうぞ、お出かけください。お待ちしています。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お持ちするのは、

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明日、福蔵寺ご縁市に出店します。

2023-07-15 23:15:23 | アンティマキの焼き菓子とパン

  10年以上前に始まった、旭地区の福蔵寺ご縁市。パンデミックの間はしばらくお休みでしたが、昨年再開。でも昨年の夏のご縁市には参加できなかったので、わたしには久しぶりの夏の市に出店です。

   お持ちするのは、パラダイスリンゴ酵母で仕込んだシンプルなパンと米粉入りバンズ。

   スコーンは甘夏ピール入り。クッキーは穀物クッキー5種に、ざくざくクッキー。それに、豊田市郊外で自然栽培の農法実践している丹丹さんのニンニクをたっぷり使った、ニンニククラッカー。

   石垣島のパイナップルを頂いたので、甘味の少ないジャムにしました。そのジャムを入れたマフィンもお持ちします。

   稲武はこのところ湿気が多く、息苦しい。それでも、山の臨める広い場所に行くと、すがすがしい。温度は街より多分4.5度は低いので。訪れた人たちが、「涼しい!」と喜んでくださるのが、うれしい。

   旭地区は稲武より標高が低いので、暑いとはおもいますが、山のさわやかな空気は同じです。ぜひお越しください。お待ちしています。

 

 

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映画「魂の行方」

2023-07-12 00:15:26 | 映画とドラマと本と絵画

  2017年のアメリカ映画。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%82%E3%81%AE%E3%82%86%E3%81%8F%E3%81%88_(%E6%98%A0%E7%94%BB)舞台はアメリカ北部と南部の境のあたりにあるらしい田舎町。その町にある古い教会の牧師が、イーサン・ホーク扮する主人公です。彼は息子をイラク戦争で亡くし、妻に去られた孤独な男。アルコール依存症になっています。

  その彼のもとへ、一人の女性信者から、夫に会ってくれと頼まれます。彼女の夫は環境活動家。精力的に各国の調査や反対活動に携わっているのですが、妊娠した妻に、「子を産むな」と強く迫っているというのです。理由は、急激な異常気象に対しての不安。将来子供が成人した時に、彼はきっとひどい世界で生きざるを得ず、そんな世界に送り込んだ父母を恨むだろう。子供にそんな思いをさせたくない。彼の懸念には十分現実味があることを、牧師は理解します。

  妻の要望は、絶望の底に沈んでいる夫を助けること。でも、牧師は、地球と人類の未来に絶望しか見いだせない夫を説得するすべを持ちません。

  舞台は、田舎の教会と彼の部屋、主人公の属する大きな教会、若い夫婦の家、あとは周辺の公園などだけ。登場人物は少なく、お金はたいしてかかっていない。でも映像がすばらしい。色調をおさえ、撮られるものはなんてことないのに、センスがいい。一つのショットを映す時間も、よくよく計算されているように思う。

  激しくなる一方の気候変動と、大企業による環境汚染。子供たちに豊かな地球を残す、なんてほぼ不可能としか思えなくなりました。世界を造った神に対する冒とくと言った文言も出てきました。一方、人間がここまで追い詰められているのに、神は救いの手を差し伸べないとの嘆きも。ノアの箱舟の話も出てきます。

  最後は、この不安な時代を生きる私たちに、「あなたたちはこれからどうするのだ」との問いを突き付けているように感じました。重い映画でした。

  

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