アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

グリーンママン、今月の朝市に出ました。

2012-04-26 11:52:44 | イベント記録
  今月のグリーンママンの朝市は、24日(火)でした。開店前から、小さなお子さんを連れたお母さんたちが次々にやってきます。彼女たちの目的は、この朝市での買い物と、開場になっている守綱寺の本堂で行われる読み聞かせの会に参加するため。そして、友達との交流の場でもあるようで、買い物しながらのおしゃべりにも花がさいています。

   アンティマキは6回目の参加。この日持っていったのは、玄米ご飯パン、味噌とくるみのパン、タマネギと黒胡椒のパン、おからのガトーショコラ、甘酒と塩麹のケーキ、穀物クッキー2種類とクルミ黒糖スコーン、それにオカキ。

   お隣は出店2回目の、M+まいにちのパン。初回から人気です。いつもきれいな焼き上がりのパンが並んでいます。木の箱も素敵。

   開店してだいぶ経ってから撮った写真です。アンティマキもお隣のパンも、商品がだいぶ減っています。

   グリーンママンの市では、卵アレルギーのお子さんをお持ちの方がよくこられます。それでこちらの市に出るようになってから、とくに、卵や乳製品の入らないお菓子作りを心がけているのですが、最近は、マクロビオティックの治療者や医師から、「小麦を控えるようにといわれました」とおっしゃる方によく出会うようになりました。

   マクロビオティックでは、食物を陰陽に分けて、体質との兼ね合いで陰陽のバランスをとるよう勧めるのですが、小麦粉は米に比べて陰性がきつく、もともと陰性の体質の人だと、摂り過ぎは体に悪い作用をもたらすようです。小麦アレルギーというわけではなく、控えると体調がよくなるのです。

   冷え性気味で陰性の体質の私も、小麦粉の摂り過ぎ。自分のためにも、これからもっと米や雑穀を使った焼き菓子やパンの開発にもとりくみたいな、と改めて思った市でした。
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草木染めのポジャギ風カーテン

2012-04-24 19:03:25 | 草木染め
  友人のYukoさんに制作を頼んでおいた、ポジャギ風カーテンとタペストリーが届きました。雑誌の写真で見た韓国の伝統的な手仕事・ポジャギのタペストリーがとても素敵だったので、草木染めで似たようなものができないだろうか、とYukoさんに相談し、できあがったのが下の2点です。

  さっそく、アンティマキの展示会を開催中のどんぐり工房にかけてもらいました。

  写真では、普通のパッチワークに見えると思いますが、薄い布を使っているので、日に透けて美しいのです。継ぎ目が厚くなっていて中に隠れた形になっているので、その部分だけが日を通さず、色ガラスの小さな窓のよう。ゆれるともっときれい。

  写真で見たポジャギは、白生地だけのシンプルなものでした。たぶん、もっとずっと仕事は細かいのでしょうが、私はこれで満足。でも、私たちはほんとのポジャギを見たことがありません。すべてYukoさんの工夫によって出来上がりました。ぜひ、ご覧ください。展示会は5月13日まで。木曜日はお休みです。
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ツートンカラーの木蓮

2012-04-23 11:06:31 | アンティマキの場所に生きる動植物
   小学校か中学校の国語の教科書に、こんなことの書いてある文があったのをおぼえています。

   「北国では、春はいっせいにやってきます。梅も桜もみんないっときに花を咲かせます」

   梅が散ったら次は桃、そして桜の順に、春は次第にやってくるものと思っていたこどもの私には、その光景はとても不思議なものに思えました。

   稲武に来て、はじめて、「いっせいにやってくる」春の光景を、毎年目の当たりにするようになりました。今年はとくに冬が長かったせいで梅の開花が遅れ、満開になったと思ったらすぐに桜がほころび始めました。

   手前が梅、後ろの、背の高いのが桜です。

   木蓮も咲きました。ところがこの木蓮、引っ越してきたころに私が買って植えた紫木蓮なのですが、何年かするうちに半分がなぜか白木蓮に変わりました。
 
   去年どうだったか覚えていないのですが、今年は、幹の下のほうから出てきた枝からだけ、紫木蓮が咲き始めました。写真の向こう側が白、手前が紫です。

  ところが、この紫木蓮の花は、花びらの一部が白。ツートンカラーの木蓮になっています。白木蓮が散り始めたころ、このツートンカラーの木蓮が開き始めました。

  どういうことがおきているのかまったく分からないのですが、敷地内のミツマタにも以前、同じ現象が起こったことがあります。うちにはミツマタが3本あって、そのうちの1本が赤いミツマタでした。でもあるとき、そのうち一部だけが赤のままであとは黄色に変わり、今は全部黄色の、普通のミツマタになりました。

   ビオラでも同じ経験があります。最初いろんな色の苗を植えたのに、翌年以降、こぼれ種で育ったビオラはすべて紫色になっていました。原種に近いものに戻るということなのかな、とおもうのですが、不思議です。来年以降も、ほそぼそとでもかまわないので、紫木蓮が残っていることを願っていますが、さて、どうなることでしょうか。


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「アンティマキの場所から」展、開きます。

2012-04-20 18:34:35 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   アンティマキのはじめての展示会が、どんぐり工房で明日から開かれます。

   豊田市の体験交流施設・どんぐり工房は、明治時代の古民家を移築した趣のある建物。田の字型の部屋がそのまま復元されているので、入ってすぐのところにはいろりが。その部屋とおくの間をつかってのぜいたくな展示をしました。

   古材と草木染めの渋い色がよく合います。

   自宅から、古い鏡台や糸車を持参してレイアウト。初めての展示会なので、どんな風にレイアウトしたらいいか、あれこれ心配しましたが、持っていった小物がすべてすんなり納まりました。

   今回の展示会は、「アンティマキの場所から」と名づけました。アンティマキの場所で生まれた草木染めをはじめ、焼き菓子、リースなどいろいろ展示しています。

   開催直前、久しぶりにリースをいくつか作りました。アンティマキのリース類は、「野遊びメモリー」と名づけています。こうしたクラフト作品に使う素材は、ほとんど野山で拾ったりもらったりしたものばかり。枯れた枝葉や草花の美しさに共感して頂ければうれしいことです。

   講習会に参加した方の作品や、私が染めた布を使った友人の作品も展示しています。

   こちらののれんも、講習会参加者の作品です。

   展示品は、一部を除いて即売もしています。いろりのある部屋でくつろぎながら、ゆっくりご覧ください。なお、随時、あらたに制作した品々も搬入の予定です。展示会の最終日の13日には、工房の厨房で、「アンティマキの易しく優しいパンとスコーンの講習会」を開きます。

   *とき:4月21日(土)~5月13日(日)9時から17時 木曜日定休
   *場所:どんぐり工房 豊田市稲武地区 どんぐり温泉前
   *問い合わせ:どんぐり工房 ℡0565-83-3838
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らら体操の教室、再開します!

2012-04-18 12:18:36 | アンティマキ風自然的生活
   名古屋在住の松嶋富貴さんが考案したらら体操。彼女の指導を受けながら、あちこち体を動かしていると、自分が実はこんなふうに動かしたかったのに、そうしてこなかったのだな、という感じをいつももちます。

   でも、ひとりで始めようとすると、どうもうまくいきません。指導を受けながら動かさないと、違う動きをしているように思うのです。

   昨年何度か稲武で教室を開いてくださったのですが、今年からあらたに月一回の教室を、定期的に開いて下さることになりました。詳細は以下のとおりです。

 *とき:毎月一回 火曜日 午後1時30分から3時
 *場所:稲武地区の旧保健センター(豊田市稲武支所に隣接)
 *講習料:500円
 *申し込み・問い合わせ:ファーストハンド 松嶋さん 

 第一回は、5月15日・火曜日の10時から始まります。久しく運動らしい運動をしていないので、この日がくるのが楽しみです。
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つくしはおいしい。

2012-04-16 11:18:07 | 手作りのたべもの
   稲武はやっと梅が満開になりました。水仙も連翹も土佐ミズキもいっせいに咲き始めました。長かった冬もやっと終わり。でも、まだストーブは欠かせません。

   土筆も見つけました。雑草も生え始めたのでなかなか見つけにくいのですが、1本見つけるとあちこちに群れを作っているのに気がつきます。

だいぶトウの立っているのもあるのですが、まだしばらくたべられそう。

   土筆料理はいつもこれ。油で炒めてみりんと醤油で濃い目の味をつけます。今回は、採って数時間後に料理をしたせいか、苦みがすくなく、とてもおいしく食べられました。

   この土筆、京都の宇治川のそばに住んでいたときは、川岸を散歩しながらよく摘んだものです。でも、町場に住むようになってからはなかなか目にすることができず、残念に思っていました。あるとき、滋賀県の農村に住む知人宅を尋ねた折、道端にたくさんの土筆を見つけ、嬉々として摘んで知人に見せたところ、同席していたその家の主人に、「土筆なんか、このあたりは誰も食べないよ」とあきれられました。

   こちらに来て、土筆を食べないのは、その滋賀県の農村だけではないと知りました。又聞きした話ですが、「地獄の果てまで続いているといわれるスギナは、百姓の大敵。その大敵なんかだれも絶対食べない」とのこと。ワラビやゼンマイは貴重な山菜ですが、土筆はただの困った雑草に過ぎないようです。でも、近頃は、どんぐり横丁でもたまに販売されるようになったのを見ると、地元の人の考えも変わったのかもしれません。


   
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ベジライフフェスタに出店しました。

2012-04-16 09:47:29 | イベント記録
  4月14日(土)、豊橋のサイエンスコアで開かれたベジライフフェスタに出店しました。東三河で開かれる大きなイベントとしては初めての出店です。

  今回は、奥三河Three trees+で、二つのブースを借りました。向かって右がこころざし工房の石鹸。まんなかがMiki-Co-Laboのコンフィチュール。金柑と甘夏のコンフィチュールが並びました。左がアンティマキのコーナー。今回は、全部で12種類用意しました。オカキ、オートミールと玄米粉のクッキー、こねないパン2種、スコーン3種、ちょっとこねるパン3種、おからのガトーショコラ、それに新発売の麹のケーキです。立っているのは、右がこころざし工房の中村志江さん、左が、イベントにはいつも手伝ってくれているWさん。

  甘酒と塩麹のケーキは、甘さを抑えているので地味な味わいなのですが、右側に糀屋さんが出ていたこともあってか、けっこう人気でした。

  午前中はあいにくの雨だったのですが、開場をまちかねて行列ができていました。最初に完売したのがスコーン、ついでパン5種類。「こんなにあって売れるだろうか?」と心配になるほど、今まで出たどのイベントよりもたくさん仕込んで持っていったのですが、夕方には、1割ほど残すだけとなりました。良かった!

  「どんぐり横丁でよく買ってます」とか「どれもおいしいからどれにしようか迷ってしまう」とかいっていただいたり、こねずに作るパンの製造法を熱心に聞いてくださったりなど、とても熱い反応をいただき、10時から閉会の5時まで、楽しい興奮に満ちた一日を過ごしました。

  草木染めも、十分陳列する余裕がありました。よく見知っている植物が出す色の美しさを、皆さんに見てもらえたのもうれしかった。

  フェスタで買ってきた品々です。今回は、忙しくはありましたが、買い物する余裕もあって、イベントを少しは楽しむことができました。どれも、豊橋や静岡などで製造している、マクロビオティック系の焼き菓子です。動物性食品は使わずに、いろんな工夫をこらしたお菓子ばかりです。

  会場で3人で食べてしまって写真がないのですが、ココカラカフェの玄米粉のキッシュはおいしかった。卵なしで、おいしく食べられるよう、よく考えられています。

  キャベツとタマネギは、中津川のメダカの学校の野菜。タマネギは白いところももちろん柔らかくておいしかったのですが、緑色のネギの部分も、柔らかくて、味噌汁の具に十分使えました。メダカの学校は、アトピーなど現代医学でなかなか完治しない病気を治す手伝いをしている自然療法の施設です。手前の味噌と麹は、東京の町田からいらした井上麹店のもの。おいしそうな味噌がいろいろ並んでいました。今度はこの麹で甘酒を作るつもりです。

  朝家を出たのが5時半。途中中村さんと合流し、休み時間も入れて3時間近くかけて現地に到着。ここまで遠征したのは初めてです。道中がとても心配だったのですが、おもったよりスムースに行き着くことができました。なかなかいいイベントだったので、できれば、来年も出かけたいと思っています。
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長期保存のできるドイツパン

2012-04-16 09:46:40 | たべもの
   京都にいたとき、明治屋でよく買っていた、長期保存のできる黒パンをひさびさに手に入れました。

   今回購入したパンは、「オーガニック全粒粉ドイツパン ペーマ バイオプンパーニッケル」です。名古屋の成城石井藤が丘店で見つけました。

   この重厚な感じ、大好きです。ずっしりと重く、食パンよりも少し小さめで厚さは半分以下なのに、一枚食べるとけっこうな腹応えを感じます。材料は、有機ライ麦全粒粉と塩とイーストだけ。イーストといっても、黒パンに使うイーストは、ただの一般のイーストではなかろうと思うのですが、細かいところはドイツ語で書かれているのでわかりません。

   少しだけ酸味があり、甘さも感じます。この、複雑な味わいが、私の好みです。キュウリを載せて食べてもおいしかった。でも、このパンと一緒に買ったイタリア産のプロシュートは、まったく合いませんでした。それぞれの味が強過ぎるのでしょう。

   このパン、賞味期限はなんと11月28日。いっさいの添加物を入れずに、長期の保存ができるようになっています。袋の裏には、こう書かれています。

   「ドイツの穀倉地帯フランケン地方を拠点とするロイポルト社の「ペーマ」ブランドのオーガニック全粒粉ドイツパンは、限られた地域の契約農家にて有機栽培された穀物のみを使用し、焼く時々に粉を挽き、地元の天然水を用い、確固たる思想の下製造されています。加えて長年の研究により保存料等の添加物を一切加えずして独自の滅菌方法により長期のシェルフライフを有しています」

   いかにも、「確固たる思想の下」で製造されたドイツパンを説明するのにふさわしい、いささか古めかしいけれども言いたいことはよくわかる文体です。

   
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今年初の福蔵寺ご縁市に出ます!

2012-04-10 09:16:12 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
  昨年2回開かれた、豊田市旭地区の福蔵寺で開かれるイベントが今年も引き続き行われることになりました。主催は、旭地区に就農した若者グループM-easy。アンティマキも出店します。


  詳細は以下のとおりです。

  日時:5月3日(日)午前10時から3時ころまで
  *場所:福蔵寺境内 豊田市太田町蟹田6 (旧旭町)
  *連絡先:(株)M-easy 旭
  ℡&fax 0565-68-3025
  mail:info@m-easy.co.com

   昨年のご縁市の様子は、こちらをどうぞ。
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グリーンママンの朝市、今月も出ます!

2012-04-10 09:07:20 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   豊田市のお寺の大広間で開かれるグリーンママンの朝市、今月もアンティマキは出店します。詳細は以下のとおりです。

  *日時:4月24日(火)午前10時~12時
  *場所;豊田市寺部町2丁目 守綱寺広間
  *10時30~11時・本堂にて守綱寺主催の読み聞かせ会があります。
   問い合わせ先:koma5nin@docomo.ne.jp(小松さん)
 
   前回の市の様子は、こちらをどうぞごらんください。


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