アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

よさみガーデンマルシェに出店します。

2014-02-28 23:02:24 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   昨年9月に出店して以来、半年振りに、刈谷市のよさみガーデンマルシェに出ます。3月2日・日曜日です。

   刈谷市は、こちらと比べるとかなり暖かい土地。昨年この時期に出たときは、たしか菜の花が咲き乱れていました。公園内の梅も見ごろかもしれません。奥三河Three trees+で出店します。

    今度も屋内での出店。時間は、朝9時半から午後3時まで。篠島のお魚や海草もとどきます。いつもおいしくて新鮮でやすい。買物も楽しみなマルシェです。

    ひさしぶりの、こころざし工房のゆきえさんとふたりでの出店です。朝7時、稲武出発の予定。ちゃんとおきられるか、心配ですが、春の早い土地でのイベント、楽しみに行ってきます。

    こねないパン、いまから仕込みます。ハーブのフォカッチャと有機小麦のパンにしようと思っています。
  

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘルシーメイト岡崎本店で販促します。

2014-02-23 00:07:12 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
昨年秋、岡崎の自然食品店の老舗、ヘルシーメイト岡崎本店で、店頭での販売をさせていただきました。はじめての岡崎での出店だったのですが、昼過ぎにはほぼ完売。アンティマキの品をはじめて見るというお客様がほとんどだったのですが、昼過ぎにはほぼ完売しました。

   さて、来週火曜日・25日にも、セール期間中のこちらのお店で、また販売することになりました。

   もって行くのは、穀物クッキー5種にいなぶの玄米おかき、黒ビールケーキ、それにスコーン5種類です。

  ヘルシーメイトは、品揃えが豊富です。パンも数店舗のメーカーのものを扱っており、生鮮品もワインもコーヒーも、いろいろあるのがうれしい。

   前回もそうでしたが、今回も、販売に立つのもたのしみですが、買物も楽しみ。先週大雪が降って、うちのまわりはいまだにあまり融けていないのですが、来週はたぶん大丈夫みたい。ゆっくり安全運転でまいります。 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローズマリークッキー新発売です

2014-02-20 21:44:26 | アンティマキの焼き菓子とパン
   ほうじ茶入り、カカオニブ入り、緑茶入りにつづいて、ローズマリー入りの穀物クッキーを作りました。明日の午後、やまのぶ梅坪店に納品の予定です。

    クッキーに入れたローズマリーは、知人の家の庭先で育ったもの。無農薬です。もらってきてうちで乾かし、フードプロセッサーでちょっと細かく挽きました。

    ローズマリー入りのクッキーは、ずっと以前、ハーブに興味を持ち出した頃、最初に買ったハーブの本に、ローズマリークッキーのレシピが載っていて、よく作ったものでした。

    今回、ローズマリークッキーを作るに当たって、久しぶりにこのレシピを読み返しました。読み返してみて、気がつきました。一般のスイーツのレシピをほとんど見なくなったので忘れていましたが、アンティマキの焼き菓子の中で、唯一バターも卵も使っている穀物クッキーでも、一般のクッキーに比べて、バターと砂糖はおよそ3分の2、卵は約3分の1しか入れていないことが判明。

    こういうことはわかったうえで昔、レシピを作ったはずなのに、すっかり忘れていました。バターの量は、最初のころより、さらに減らしています。バターの香りは残るけれど、脂っぽさは感じない程度、を目指しています。砂糖は粗糖を使っているので、上白糖のとがった甘さはありません。そんなこんなの工夫で、いまの穀物クッキーができました。

    この穀物クッキーにあたらしく仲間入りしたハーブのクッキー、ぜひお試し下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加計呂麻島の黒砂糖

2014-02-15 16:36:28 | たべもの
   昨日の昼前頃に撮った写真です。

    朝から夕方まで、どんどん降り続きました。日中これだけ降るのを見たのは初めての気がします。先週積った雪が溶けないうちにまた積もったので、40センチほどの積雪になったようです。みるみるうちに庭先のテーブルといすが雪に埋まりました。

    さて、先日、同じ日本でありながら、寒い日でも気温が10度以下になることはない、という南の島から、こんなプレゼントが届きました。

    西田精糖工場製造の、「奄美自然食 加計呂麻島黒糖」です。島に住んでいる、友人のHさんが送ってくれました。「今年も黒糖のシーズンがやって参りました。製糖したばかりの黒糖、お楽しみいただければ幸いです」と、ご主人が撮影したポストカードに一筆添えて。

    同封の紙には、こんなことが書かれています。

    「西田精糖さんの黒糖は、自然豊かな加計呂麻島で栽培されたサトウキビのみを使用した100%加計呂麻島産の自然食品です。
     黒糖を作る作業は12月頃から始まり、糖度の上がる2~3月にピークを迎え、5月初旬に終わります。奄美/加計呂麻地方は5月半ばから梅雨入りします。梅雨に入ってから製糖すると、おいしい黒糖ができなくなるため、精糖は約半年間のみとなります。(中略)
     黒糖作りは手作業で行われるため、シマのあちこちから助っ人がやってきます。畑から収穫したサトウキビを絞り、薪でじっくりアクをとりながら煮詰めて黒糖は造られます。
     絞りたてのサトウキビジュースを煮詰めた汁を次の釜に移して、さらに煮詰め、3番釜で完成です。ほどよい固さにかたまった黒糖は、大きな台の上で冷ました後、人の手でカットされていきます。
     もくもくと薪のけむりを上げた製糖工場に、老若男女が集って賑やかに黒糖づくりが行なわれています。いつもは静かな集落も、黒糖造りのシーズンは活気に満ちています。
     そうして出来上がった黒糖は、滋味に富み、奥深く優しい甘さを感じていただけることでしょう(後略)」

    袋の裏にも、「四百年伝統の手造りで長時間かけて3番直火釜で仕上げた」とあります。ただ釜を替えては煮詰めるだけ、という単純作業でできた、正真正銘の黒砂糖です。

   雪景色を見ながら、この黒糖をかじってみました。じわっと甘い。できたてのせいか、香りを感じます。風味があります。こんなおいしい黒砂糖、ひさしぶりにいただきました。

    ところで、Hさんご夫婦はこの島で、シュノーケリング、スキューバダイビング、キャンプのツアーなどを企画・運営しています。名前は、リトルライフ。豊かな自然を体感できるガイドとして島での暮らしを楽しんでいます。彼らのHPはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バター・卵不使用のジャムクッキーを発売します。

2014-02-13 01:15:32 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   数年前まで、「ジャムサンドクッキー」という名前で販売していたクランブルクッキーがあります。卵やバターを使った甘いクッキー生地に、ブルーベリーやリンゴのジャムを載せて、上からクランブルを散らして焼いたお菓子です。甘くてリッチなこのクッキーは、なかなか好評だったのですが、バターや卵を使わない焼き菓子をいろいろ作り出してからは、ほとんど製造しなくなっていました。

   友人知人から、「あのクッキーをまた食べたい」とたまに言われるので、そのうち作ろうとおもっていたのですが、どうせ作るならアレルギーのある方にも食べてもらえるものにしたくて、卵とバターをのぞいたクランブルクッキーを作りました。

   見かけは、以前のクッキーとそっくり。そして、わたしの焼き菓子にしてはそこそこ粗糖とてんさい糖が多めに入っているので、けっこう甘い。クランブルには、玄米粉を加えました。前のお菓子を知っている友人に食べてもらったら、「こちらもおいしい」といってもらえました。

  あしたのタキソウ朝市ではじめて発売します。バターの代わりに入っているのは米油なので、前より生地は固め。その分、壊れにくくなりました。あしたは、自家製のブルーベリージャム入りとナシジャムの二種類を販売します。

   ほかに、バレンタインギフト用に作った甘夏ピールとココアのクッキー、バレンタインギフトセット、スコーン3種類、こねないパン2種類、穀物クッキー4種類、おからのガトーショコラ、いなぶの玄米おかき2種類をもっていきます。

   午前10時から12時までの朝市。場所は、248号線沿いの豊田市市街地にある、タキソウ本店です。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グリーンママンのタキソウ朝市に出店します。

2014-02-08 19:16:40 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
    来週木曜日13日に開かれる、タキソウ朝市に、アンティマキも出店します。

    タキソウ朝市は、毎月一回豊田市寺部町の守綱寺で開催している、グリーンママンの朝市のタキソウ版。タキソウは、豊田市街地国道248号線沿いにあるおおきな家具屋さんです。その家具屋さんの店内でも、先月から月一回、ママンの朝市が開かれることになったのです。

    先月はお客として買物に行きましたが、今月と来月はアンティマキも出店することになりました。12月1日のいなかとまちの文化祭以来、久々のイベント出店です。

    もって行く品は、定番の穀物クッキーとスコーンのほか、やまのぶ梅坪店にはなかなか納品できないでいるこねないパンや、バレンタイン用に発売したココアのクッキー、グラノーラ、それに玄米おかきなどなど。できれば、リンゴケーキも作りたいと思っています。

    時間は、午前10時から12時まで。タキソウ本店で。

    旭や足助で無農薬栽培している方々の野菜や、てづくり麹、塩麹なども登場、ママンのブースでは、ビワの葉エキスづくりのワークショップも開くそうです。最近のグリーンママンについては、こちらをどうぞ。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手作りこんにゃく

2014-02-08 17:13:38 | 手作りのたべもの
今朝9時頃に撮った写真です。撮ったときは氷雨が降っていました。それがすぐに粉雪に変わり、降り続けましたが、いま、また氷雨になりました。はかったら雪は16センチほど積っています。

   稲武での12回目の冬なのですが、今年ほど雪のなかった年ははじめて。きょう、ほぼ1年ぶりにちゃんと積った雪を見ました。

   さて、先日、友人のKさんに来てもらって、こんにゃくづくりの手ほどきを受けました。彼女は、こんにゃくの凝固剤として、ソーダや重曹ではなく、木灰を使います。その灰の使い方を知りたくて、教えてもらうことにしたのです。

   これがこんにゃくいも。このあたりでは、栽培している方がけっこう多く、毎年晩秋ころからどんぐり横丁にも並びます。

   この芋をたわしでこすり、汚いところや固いところは包丁で削ぎおとします。皮はあったほうが栄養価が高いし、野趣があっておいしそう、ということで残します。

   さいころくらいの大きさに切り、ゆがきます。このとき、鍋に芋を入れ、水をひたひたに注ぐのですが、どれくらい水を入れたか、計っておきます。この日は、芋300gに対し、水を600mlほど入れました。  

   竹串がすっと通るくらい柔らかくなったら、ざるにあけます。そのとき、水は捨てないでとっておきます。そして2回ほどに分けてミキサーに茹でた芋とゆで汁を入れて攪拌します。

   どろどろになった芋を鍋に入れ、水1000cc強を加えて混ぜます。それから約1,2時間放置。一晩置いておいてもかまわないそうです。

    放置によって、芋が水となじんでねっとりしてきます。

    そこにいよいよ灰汁を入れます。灰汁をとるのに、Kさんはコーヒーフィルターを使います。山盛り入れて、熱湯を注ぐのですが、この灰、広葉樹の灰だけをつかっています。凝固作用が強いらしい。

   できた汁がこちら。かなり茶色です。あくが強そう。

   この灰汁を芋300gに対して約200cc使います。まず、鍋を中火にかけて、分量の4分の3の灰汁を芋の中に入れます。

   へらでゆっくり鍋をかきまぜます。火がわりに強いので焦げ付くのが心配になりましたが、芋が水気を相当含んでいるので、簡単にはこげつかないのだとか。落ち着いてまぜればいいそうです。

    20分ほどかき混ぜ続けると、だんだんこんにゃくらしいにおいがしてきます。そうしたら、容器にいれ、表面をならします。そのとき、残りの灰汁をこんにゃくの表面にふりかけます。乾燥を防ぐためだそうです。

    この状態で1時間以上、また放置。

     お湯を沸かし、適当に切ってゆでます。だいたい10分ほど。

     茹でることによって、さらに固くなり、おいしそうになってきます。

     できました! 食べてみると、甘い。柔らかすぎず、適度な歯ごたえもあります。念願の、自然素材だけでできたこんにゃくです。毎日水を替えてやれば、2週間は持つとのこと。Kさんと計算してみたら、市販の高いめのこんにゃくのほぼ10分の1の費用でこのこんにゃくができることがわかりました。経済的でしかもおいしい! なれれば手間は、たいしたことなさそうです。

    すぐにひとりで作ってみたくなりましたが、いまはもう、こんにゃくいもの季節は終わっています。今年の末まで待つしかないようです。残念。













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケンポナシを食べた!

2014-02-07 15:58:58 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   知人のHさんから電話が来て、「ケンポナシというものがあるから、見に来ないか?」といって頂いたので、昨日見に行ってきました。

    ケンポナシのある場所は、彼の持ち山の入り口付近。毎年山里学校の草木染め講習の折、草木の採取をさせてもらっている土地です。

    大きな木なので、実のようすはわかりません。葉はすっかりおちています。すると、Hさんが木の周辺の地面や枝におちたり引っかかったりしている小枝を採ってくれました。赤っぽい枝に白い丸い粒と枝の肥大化したような部分がついています。

    「丸い粒の中には種。茶色い部分が実だよ」とHさん。表面はナシのような肌ですが、実には見えません。

    Hさんにならって、種のところをとって、なるべく乾きすぎていなさそうな茶色い実をしがみました。甘い! 皮は吐き捨てますが、薄茶色の実の部分は驚くほど甘くてびっくりしました。

    「糖度計ではかったら、32度ほどあった。りんごは10いくつかだから、3倍くらい甘い。わたしらが子供のころは甘いものがなかったから、これを見つけると喜んで噛んでいましたよ」

    写真手前の数個は、実を切ったものです。小さいものですが、甘いものの不足していた時代には、うれしい果物だったのでしょう。

    Hさんは、10月の終り頃、実が落ちだした頃から、拾っては食べてみたそうですが、甘くなったのは、年を越してから。どうやら、木から落ちてから熟す実のようです。

    ネットで調べてみると、葉や枝は二日酔いの薬になるとか。お茶にするといいらしいので、ただいま、かわかしています。実も、かわかすと書いてあるものもあるそうなので、とりあえずすべて干しておくことにしました。


    ケンポナシの木は、木工にも使うそうですが、とても固いのだとか。実だけが落ちるのではなく、枝のまま実と種が落ちる不思議な植物、甘いものの代用品や薬としてだけでなく、家具にも使えるとは、いい木です。

    さて、Hさんは、間伐材でランプシェードを作ったり、マイタケを栽培したりと、多彩な趣味をお持ちの方なのですが、数年前から日本ミツバチも飼いはじめました。彼が作った巣箱はこれ。ユニークな形です。上の部分はふたです。

     いただいた蜂蜜です。昨秋はたくさん採取できたそう。ミツバチが少なくなっているといわれる昨今、貴重な蜜です。昨日は、山の恵みをいただいた日でした。稲武の山の生活が綴られているHさんのブログは、こちらです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あした、ココアのクッキーを新発売します。

2014-02-05 02:03:59 | アンティマキの焼き菓子とパン
   あした、やまのぶ梅坪店に新作クッキーを持っていきます。

   もって行くのは、甘夏ピールとココアのクッキー。しばらく前から試作を重ねてできたものです。卵もバターも豆乳も入っていない、ちょっと苦みのあるクッキーです。

   写真の手前左が、それです。小さなボックスに入れたのは、バレンタイン仕様にしたかったから。かわいくできました。

    このクッキーの材料は、いつも使っている知多産の中力粉と北海道産の全粒粉に、てんさい糖、ココアパウダー、アーモンドパウダー、海塩、ノンアルミベイキングパウダーを加えた中に、米油と自家製甘夏ピールに自家製レモンチェロ。

    ココアの苦みと柑橘類の甘酸っぱさがあっているこのクッキー、実はちょっとだけ、固いところがあります。最初に試作したときは、自家製のまるごと甘夏ジャムで作りました。すると、ケーキにつかったときは苦にならなかった、甘夏蜜柑のヘタの真下とか皮の固いところが際立ち、食べてもらった友人達からも指摘されました。

   それで、2回目の試作のときは、甘夏のピールを使いました。それでも、まだ少し固さが残るので、ピールをレモンチェロに二晩漬けました。食べてみると、まったく固さが消えたので、これなら大丈夫だと思ったのですが、クッキーの表面に出たところは、やはり固い。時間がなくて、けっきょくいささか固い部分があるクッキーのままで、あした販売いたします。ご了承下さい。皆さんのご意見を聞いたうえで、改良したいと思います。

   写真向こう側の袋は、バレンタインギフト用。中には、ココアのクッキーのほかに、アンティマキの黒ビールケーキとカカオニブクッキーが入っています。中身は見えませんが、見本を置いておきますので、ご覧の上、お選び下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする