アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

奥三河Three trees+やっと本格的に動きます!

2011-09-20 09:16:14 | 奥三河three trees+
   昨年の秋、ほんのちょっとだけ紹介し(コチラ→)、その後、ときどきブログに登場する「奥三河Three trees+」。昨年11月の岡崎のイベントに出る直前名前を決め、はんこも作り、名刺もつくったのですが、3人のスケジュールや事情が合わなくて、なかなか一緒にイベントの参加ができなかったのですが、今週日曜日の「ビーガングルメ祭り」で、ほぼ10ヶ月ぶりに3人の品を一緒に並べて売る運びになりました。

  このユニットのメンバーは、北設楽郡設楽町のこころざし工房・中村志江(ゆきえ)さん、稲武のMIKI・三木和子さん、それにアンティマキ・村田牧子の3人。3人とも名前に「き」がつくところから、「Three trees」と名づけました。ゆきえさんは天然石鹸、かずこさんはコンフィチュール、私は草木染めとパンと焼き菓子。もしかしたら、これからもっといろいろジャンルが増えるかもしれませんが、いまのところは、こういった手作りの品をお届けするユニットとして、活動することになりました。ユニット名の最後に「+」としたのは、センスが合い、気が合い、話が合ったらメンバーを増やす可能性もあるので、こう添えました。


  ちらしもできました。美しい写真は、「三河の山里だより」のkaochan35さんが撮影してくださったもの。彼女は、私たちの活動について、すでに今年の三月、山里だよりでくわしく紹介してくださっています(コチラ→)。
  「ビーガングルメ祭り」に続いて、来月末の「あすけ夢里まつり」でも、3人の品が並びます。ご期待ください。
  
  
  
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足助夢里まつりに出店します!

2011-09-20 09:06:21 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
  豊田市旧足助地区の香嵐渓は、このあたり有数のモミジの名所です。その香嵐渓のモミジが色づく少し前、足助の三州足助屋敷前広場で、大きなイベントが開かれます。その名も、「あすけ夢里まつり」。今年で4回目を数える催しです。

  このイベントは、手作りの雑貨や地元の職人さんによる工芸品、焼き菓子やパン、地元農家の無農薬野菜などの販売のほか、草木染め、糸紡ぎ、機織りの実演や器や箸づくりのワークショップに、ライブ、野良着ファッションショーまであります。

  とくに私が楽しみにしているのが、刈り取ったイネを脱穀から精米まで広場で行い、会場で設営したかまどでご飯を炊き、おにぎりにするという催し物。稲穂からおにぎりができる過程を、すべて見ることができるというのです。年配の人はなつかしがることでしょうし、若い人は新鮮な驚きを感じるだろうと思います。いい企画です。

  ミニ水力発電や人力発電(!)など、自家発電もその場でやって見せてくれるのだとか。はがき大のチラシには、こう書いてあります。

  「「あすけ夢里まつり」は、日々の生活に「夢」ある仲間たちが手がける、ものづくりを中心にすえた暮らしの「まつり」。
  近郊の畑で丁寧につくられた食材、衣食住のための清らかな品々、豊かな自然とともに奏でる音楽や、ワークショップ。豊   田・足助に宿る一日だけの「夢里」。秋の小旅行もかねて、ぜひお越しください」

 アンティマキは、この日は奥三河Three trees+として、ほかの2人と一緒に出店します。品目はまだ決まっていませんが、できるだけ多種類の、多くの方に喜んでいただける品を用意していきたいと思っています。

  このおまつりの詳細は以下のとおりです。
*日時:10月23日(日)10時から17時まで(雨天決行)
*場所:豊田市足助町三州足助屋敷前広場 豊田市足助町飯盛36
*主催;あすけ夢里まつり実行委員会
*後援:株式会社三州足助公社 足助中央商店街協同組合 「農山村へのシフト」千年委員会 NPO法人「都市と農山村交流スローライフセンター」 とよた都市農山村交流ネットワーク
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チエ流マクロビオティック料理教室・夏の部終わりました。

2011-09-18 10:17:46 | マクロビオティック
   夏の間、イタリアの知人宅に滞在していた大阪の初田知恵子さんが8月の終わりに帰国したので、今年の夏の教室は9月初めの4日(日)と5日(月)に開催する予定で準備を進めていました。5年目、13回目の教室です。

   ところが、3日に到来した台風12号が大きな被害をもたらしながらゆっくり北上したため、4日の教室はやむをえず中止にしました。

   3日も4日朝も、伊勢神トンネルが通行止めになっていなかったので、たぶん大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、雨足がいっこうに衰える様子がなかったので、午前8時過ぎ、中止を決めたのです。遠方の方は、もう家を出られた方もあって、参加予定の方々にはほんとうにご迷惑をおかけしました。

   翌5日も、雨は断続的に降ってはいましたが、台風がすでに日本海に抜けたとの情報を得ていたので開催することに。この日は、直前のキャンセルもあって13名の方が参加なさいました。2時間もかけて碧南から来てくださったかたもおられました。

  右側一番向こうの縞々のエプロンをつけているのが、講師のチエさん。今日のレシピは、イタリアで学んだ野菜料理をチエ流にアレンジしたマクロビオティック料理です。
 
  イタリア料理といえばトマト。稲武には煮込み料理用のトマトを作っている方がいるので、そのトマトを台風前に入手。
   
  まず、トマトソースを作ります。鍋の中に、トマト、タマネギ、ニンニク、バジル、セロリ、イタリアンパセリを切りながら次々に入れます。みんな大きめ。まな板は使わず、みじん切りにする必要はありません。岩塩を加え、そして、蓋をしないで強火で煮続けます。強火というところが驚き。

  柔らかくなったら、イタリアでチエさんが買ってきた漉し器で漉します。ほんの少ししかカスは残りません。粉ふるいもジュース作りもこの道具でやれそう。ほしい! 漉したソースをさらに30分ほど煮詰めます。

  こちらは、クロスタータというお菓子。もともとは卵もバターも使う甘いお菓子なのですが、チエさんは、粉と菜種油にアーモンドプードルをくわえてコクを出しています。

  焼き上がりました。とっても簡単です。中に入っているのは、ブルーベリージャム。奥三河Three trees+の三木和子さんのコンフィチュールです。彼女の農園で今年採れた美味しくて大きな実が詰まっています。

  出来上がりました。この教室では、グループには分けますが、グループごとに同じ料理を作り、あえて担当を決めません。他の人の仕事を見ながら自分の仕事を決め、終わったら、別の仕事をしている人を手伝います。だから、人によってはすべての料理に関わることもあるので、食べるときの楽しみはひとしおです。

  こちらが今回の料理です。手前左は、パスタのトマトソース和え。こくがあって、とってもおいしい! こんなにおいしいトマトソースは初めてです。後ろの皿には、ひじきのアーリオオーリオと、ナスのとろとろ蒸しがのっています。オリーブオイルやハーブを適宜使っているところがイタリア風。右の一皿は、クルミとオリーブオイルを入れて炊いた玄米ご飯です。ローズマリーの枝を米の上に乗せて炊きました。実は、この一皿は教室開催日の前夜、私宅でできあがったレシピです。

  チエさんと妹でイラストレーターのヒロさんは、いつも私宅に泊まるのですが、必ず一回は二人の手料理を披露してくれます。4日の晩、作ってくれたのがこれらのごちそう。イタリア料理そのものもあれば、台所仕事をはじめてからチエさんが思いついたものもあります。いつも、とてもおもしろくておいしい料理ばかりです。

  料理しながら、翌日の教室メニューについてあれこれみんなで話していたとき、「ただの玄米おにぎりでは面白くない」からというので、アイデアがあれこれ飛び出し、最後にチエさんが決めたのがこのユニークな玄米ご飯なのです。普通の玄米ご飯にかすかに残っている糠くささが、オイルやハーブですっかり消え、りっぱなおかずのような一品になりました。 

   教室終了後、豊田市旧足助地区にある刃物店「足助のかじやさん」の若主人に来ていただき、包丁研ぎの講習会を開きました。かじやさんの奥様が教室の常連さんなので、この企画がまとまりました。

   砥石はあっても、自分ではほとんど研いだことのない私には、ありがたい講習会です。

   砥石に水を含ませながら研いでいると、しばらくしてどろどろの液体のようなものが出てきます。若主人の説明ではじめて知ったのですが、その泥は細かい石なのだそうで、その石によって刃物が研磨されるのだそう。理屈が分かると、効率よく研げそうな気がします。でも、やはり下手。この日は、私の家ではまずまずまともと思われる包丁2本を若主人に託し、お店で研いでもらうことにしました。
*****
   今回も、皆さんに楽しんで学んで頂くことができました。次回の秋の教室は、11月27日(日)・28日(月)に開催します。すでに申し込みの受付をしていますので、コチラからご連絡ください。
 
   ところで、チエさんが昨年に続いて今年もひと月ほど滞在していたのは、イタリア北部のカッラーラという町です。彼女の知人が経営するペンションの仕事を手伝いながら、近隣の主婦たちに野菜料理を教わり、イタリアの奥深い食文化に触れてこられました。彼女の活躍ぶりは、ペンションオーナーの日記に綴られています。コチラをどうぞ。
   




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「三河の山里だより」にアンティマキのお取り寄せが紹介されました。

2011-09-18 07:53:18 | アンティマキの焼き菓子とパン
   三河の山里だよりの特派員・kaochan35さんが、アンティマキの焼き菓子とパンの取り寄せができることを、紹介してくださいました。(コチラ→)

   私のHP「アンティマキの場所」を新しくして、ネット販売できるようにするつもりでいるのですが、なかなか思うに任せないでいます。山里便りに載ったkaochan35さんの写真を全部使わせてもらえるし、文も大体できているのに、最後の詰めができていないのです。しばらくまだ時間がかかりそうなので、ご注文なさりたい方は、山里便りの記事を参考になさってください。問い合わせいただいたら、お送りできる商品のリストを送信します。

   ところで、きょう、久しぶりにニンジンパンをどんぐり横丁に納品します。この夏の暑さで、劣化が心配になってときどきしかおろしていなかったのです。

   夏場は、パンの発送、おからのガトーショコラ、米粉ケーキなど消費期限の短い品の製造・販売を控えていましたが、そろそろ再開の準備を始めようと思います。さしあたっては、今度の日曜日・25日に名古屋市の鶴舞公園で開かれる名古屋ビーガングルメ祭りには、スコーン、パンのほか、おからのガトーショコラも出品します。

   
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どんぐり横丁、きれいになりました!

2011-09-18 07:18:02 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
  先週の中ごろ、二日ほどどんぐりの里いなぶの直売所、どんぐり横丁がお休みになりました。温泉のリニューアルオープンに先駆けて、店内のレイアウトを一新するためです。

  並び替えが終わって、商品を搬入しに行って驚きました。明るくなった! 広くなった! きれいになった!
  
  一番に目に付くのは、野菜売り場。店内中央に、ちょうど腰の辺りにずらっと白木の台が並び、その上に野菜が一面に置かれています。いままでは中央にレジがあり、レジの右の売り場と左の売り場に分かれていましたが、今度は、レジは窓側に移動し、売り場が途切れないで続いている感じになりました。

  ライトを増やしたわけはないそうなのに、明るい。ちょっとライトの向きを変えたのと、なるべく広々するよう、置き場所を工夫しただけで、見違えるようになりました。
 
  秋野菜も、なんだか前より生き生きして見えます。

  アンティマキの売り場は、焼き菓子とパン類は、レジの手前の棚に移動しました。この棚には、あんもち、からすみ、うどんなど、稲武特産のおいしいものが並んでいます。この写真を撮った日には、アンティマキのかごが横に三つ並んでいますが、きょうは、ひとつは下においてあります。定位置は決まらないので、このあたりで探してください。

   横丁の職員によると、おき場所はまだまだ変わる可能性があるそうで、もしかしたら、前のようにまたあちこち放浪するかもしれません。いつもの場所になかったら、職員にお尋ねください。

   草木染めの売り場は前とあまり変わらない場所です。隣は、奥三河Three trees+のこころざし工房の石鹸。よく売れています。

   新しくなった売り場については、三河の山里便りで介しています。いつもながら、特派員kaochan35さんの写真がきれい。店内の様子が私の写真よりずっとよくわかるので、ぜひご覧ください。
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梨と桃

2011-09-17 08:00:20 | たべもの
  期せずして同じ日に、梨と桃をそれぞれ別の方からいただきました。どちらも実りの秋を象徴するかのように、みずみずしくて立派な果物です。
 
  果物はどれも好きですが、なかでも私が特に好きなのは梨。皮をむいて切った端から、皿に盛るのももどかしくてつまみ食いを始めてしまい、そのまま一個まるまる立ち食いしてしまうこともあるほどです。

  いただいた梨は豊水という種類の梨で、愛知県西尾市で栽培されたものです。噛むと甘い水分が口中いっぱいに広がり、甘さとすっぱさとほんのわずかな苦みが調和した、梨独特のおいしさが溶け出します。ゆっくり食べようと思うのですが、ついむしゃむしゃはや食いしてしまいます。甘すぎず、果物の爽やかさを立派に残しているところがいい。あっというまに1個なくなりました。

  この梨を作ったのは、この夏、何十年ぶりかで再会した知人。西尾市の梨農家に嫁ぎ、続けたかった仕事を断念して梨栽培に力を注いできたのだそう。届けられた梨の実は、彼女の努力の賜物であることを実感させるものでした。

  梨と一緒に入っていたパンフには、この農園の栽培法が書かれています。

  パンフによると、こちらは、愛知県の「エコファーマー」という認定を受けていて、幸水と豊水をおもに栽培。梨の甘みを増すために、植物の絞り粕や卵の殻、ぼかし肥料、魚粕といった有機肥料を使っているそうです。農薬は最小限に抑えていて、35年間、除草剤はいっさい使用していないとのこと。刈った草は緑肥やマルチにして使っており、草と共生する梨畑でありつづけるよう、がんばって草刈りに励んでいるそう。

  さらに、知人の字で、「2度の台風にも落ちなかったがんばり梨です」と添え書きしてありました。そういえば、「奇跡のリンゴ」といわれるリンゴを栽培している青森の木村秋則さん(コチラ→)の本にも、周囲の農園のリンゴが、台風でほぼ軒並み全滅に近い状態になったときも、木村さんのリンゴは枝から落ちなかった、とあったように記憶しています。育てられ方次第で、病害虫だけでなく災害にも強いものができるみたいです。

  梨農園の仕事は、これまではほとんど知人と、今年91歳になるお姑さんのふたりで従事。今は退職されたご主人も加わり、「病害虫や風雨や旱魃に苦しみつつも、皆様に「美味しい、美味しい」といっていただくのを楽しみにして」家族だけで広い農園を管理しているそうです。

  桃は、最近知り合った若い方からいただきました。岐阜県高山市で果樹園を経営なさっているご実家から届いたものです。桃の季節はもう終わっていると思っていたのですが、高冷地なのでなりが遅くなるのだそうで、標高の低い土地の桃の出荷最盛期にあたる7月半ばに、やっと袋がけするほどだとか。

  この桃は、固いまま食べても、柔らかくして食べてもいいのだそうで、両方試してみました。完熟したほうは、甘い! とろけるようです。固いほうも、きちんと味があって、果物ならではの複雑な甘みが感じられました。どちらもおいしいけれど、私はどちらかというと固いほうが好き。

  こちらの農園の名前は、福蕨(ふくわらび)といって、リンゴを始めとして桃、ブルーベリー、梨など、多種類の果物を栽培しています。パンフには、この農園の桃について次のように書かれています。

  「数年前。鷽に桃の蕾を食べられ、本来ならば800~1000玉は成るであろう樹に、150ほどしか果実袋を掛けることができませんでした。そして、その年の桃の味は忘れることができない、すばらしいものとなりました。その味が、「たまたまできたもの」ではなく、せめて三年に一度でも二度でも再現できるようになりたい、そうお思い、勉強しています。鷽が花芽の数を食べたから美味しかったのか、鷽も食べ残すような花芽が果物になったから美味しかったのか。今までの栽培法でよかったと思われる点は残しつつも、枝の切り方や蕾の残し方に、新たな試行錯誤を加えています」

  蕾を大量に食べられてさぞ落胆なさったはずなのに、そこから新たな発見をして立ち直るどころか次のステップにつなげておられる様子が、よくわかる文です。

  こういうことをお書きになる方の農園だから、当然、知人の梨園同様、土作りと薬剤の防除には工夫を重ねているようです。

  肥料については、「微生物の働きを借りながら土作りを行い、果実を育てています。除草剤を使わず、草生栽培を旨とし、さらに陸海の、さまざまな動植物を材料にして作った有機質肥料」を施し、農薬は、「収穫30日~50日前まで」の散布にとどめているそうです。その農薬も、「化学合成農薬とされない資材を積極的に」使っているとのことです。

  以前、テレビでアフリカかどこかの原種のイチジクを見たことがあります。たぶん3,4個は手のひらに乗るほどの小ささでした。クリでも山栗は小粒。たぶん野生のもともとの果実はみんな小さなもので、味も素朴だったと思います。それを人間が手を掛けて、ここまでりっぱな食べ物にしてきたのだなあ、といまさらながら感心しました。

  ところで、とても上等のおいしい和菓子は、熟した果物の味に限りなく近い気がします。和菓子職人は、果物のおいしさに似せようと、さまざまな食材に工夫を凝らし、技術を磨いてきたのではないかと、私は勝手に想像しています。「水菓子」という名前がまさにそのことを示しているのではないかと思うのですが、どうでしょうか?

  *梨・・・榎本農園 愛知県西尾市平口町奥川68 ℡&fax;0563-56-3590
  *桃・・・福蕨 岐阜県高山市久々野町山梨88-⑭ ℡;0577-52-2494 fax:0577-52-2994
     e-mail:hukuwarabi@hidatakayama.ne.jp http://hukuwarabi.net
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二回目の麦刈り

2011-09-03 10:55:32 | こめこなクラブ
大きい畑の麦刈りはすみましたが(コチラ→)、小さいほうの畑の麦刈りは、結局お盆すぎになってしまいました。定植してから、一度もだれも畑に入っていないので、草にすっかり麦が隠れていました。

  麦の先端は黒っぽくかびたようになっています。雨も多かったけれど、草に囲まれて日が当たらず、湿った状態になったままだったからこうなったのでしょう。粒をつまむと、にゅるっと白っぽい汁が出てつぶれてしまいます。
  
  とうてい食べられないと思ったら、畑の持ち主の筒井重之さんが「乾かせばだいじょうだ」というので、とりあえず草を刈り、麦も刈ってマルチシートの上に並べました。茎が弱くて、到底前回のようにははざ干しできないからです。

  いつもお母さんと一緒に参加してくれるTちゃんと、初参加のSくん。早々におやつです。

  Tちゃんのおかあさんの帽子に、カヤツリ草?のかんざしが。子供のころ、見つけると作っていたものです。なつかしい。

  草刈りと麦刈りは数時間で終了。雨が降りそうだったので、急遽麦を屋根のある場所に運び、シートの上に積みました。蒸れるのではないかと心配しつつ帰宅。そのあと、筒井さんは何羽ものハトがこの麦の山に群がっているのをみつけたので、ビニールハウスに運び込んでくれました。いまは、ほぼ乾燥が終わり、脱穀と製粉を待つばかりになっているということです。一安心です。
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ナゴヤ ビーガングルメ祭りに参加します。

2011-09-03 10:05:32 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   6月に行われた手しごと市で、アンティマキははじめて名古屋のイベントに参加しましたが、思いのほかの反響に、おわってしばらくあとまで興奮が続きました。
   
   都会の、しかもおいしい食べものを求める人たちが集まる市に参加できたのは、貴重な体験でした。また名古屋の市に出たいなとおもっていたら、さっそく情報が入りました。

   第一回目のナゴヤビーガングルメ祭りです。ビーガンとはベジタリアンのこと。ここ数年前から、京都や三重で開かれるオーガニックマーケットがことのほか人気があって、とくに京都のマーケットには全国から出店者が集まるとのことで、毎回抽選で出店を決めるという盛況ぶりだそうです。

   で、たぶん名古屋でも同様のマーケットを開きたいと思っていた人たちが企画したのでしょう。三重や京都のマーケットに行ってみたいと思っていたので、とてもうれしいイベントです。日時と場所は、以下のとおり。

*日時;9月25日(日)10時から18時
*場所:名古屋市鶴舞公園 JR東海中央線「鶴舞」駅から徒歩1分 地下鉄鶴舞線「鶴舞駅から徒歩1分

  ベジタリアンのお祭りなので、動物性由来の商品はいっさい販売禁止です。それで、アンティマキがこの日販売するのは、こねずに作るパンを3種か4種類、ジャムサンドスコーン2種、くるみ黒糖スコーン、それにおからのガトーショコラの予定です。定番の穀物クッきーは、乳製品と卵を使うので販売できません。このイベントに備えて、これまでスコーンに塗っていた蜂蜜は、半月ほど前からメイプルシロップに変えました。蜂蜜も動物由来なので、ご法度です。

  ほかに、絹製品を除いた草木染めの布類いろいろ。今回は、奥三河Three trees+として、アンティマキ、自然派石鹸のこころざし工房、コンフィチュールのMIKIが一緒に出ます。2m四方の小さなスペースですが、盛りだくさんの品々を持っていきます。乞うご期待! 出店者に関しては、おまつりのHPで紹介しています(コチラ→)。


  このお祭りには、大手の自然食品メーカーや有名な自然食品店、レストラン、マクロビオティック系の天然酵母パンやスコーン、マフィンのお店など、本格的なオーガニック・マクロビオティック関係のお店が軒を連ねるみたい。音楽ライブや無料のヨガ教室、トークショーまであって、半端じゃないイベントです。前回の手づくり市のときと同じように、またまたどきどきしています。

  
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