アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

7ヶ月目の手作りしょうゆ

2013-10-28 23:17:25 | 手作りのたべもの
  半年振りに、醤油のよううを見に行ってきました(コチラ→)。
   前は、家の軒下においてあったのですが、梅雨の明けた6月の終わりごろ、日当たりのいい畑の隅に、置き換えられました。

   桶のおいてある場所付近は、醤油の香りが漂っています。ふたを開けると、ふつふつと発酵している様子が見て取れます。ちょっとなめさせてもらいました。塩味がかなりこなれて、調和しつつあります。

   醤油樽を管理しているIさんの子供さんは、醤油の味が気に入って、豆をぱくぱく。塩辛すぎるので陽性に偏りすぎるのでは、とお母さんが心配するほど。でも、たしかにおいしい。

   ひしゃくで空の桶に入れ替えます。最初は数日置き、それから1週間おき、2週間置き、と間があき、いまはひと月に一回の作業ですんでいるそうです。この作業をあと4ヶ月続け、2月には専門の方に来てもらって醤油絞りをすることになっています。そのときには、またお訪ねするつもり。

   味噌に比べたら、しょうゆづくりは相当難しいと思っていましたが、大事なのは、寝かせて待つこと。味噌と、そこは変わりません。1年寝かせた醤油の味、4か月後が楽しみです。
  
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ローゼルケナフ

2013-10-16 15:07:15 | たべもの
    先日、近所の方から、「ローゼルの実がたくさんできた。ジャムにもお茶にも使えるけれど、染めにもできそう。いらない?」との電話をいただきました。

    ローゼルはハイビスカスティーの材料になる実。以前よそでもらったことがあり、お茶にするときれいな赤色になるので、その後、直売所で見つけて買ったことがあります。どこかでまた手に入らないかな、と思っていた矢先だったので、二つ返事で、籠をもって彼女の畑にお邪魔しました。

     畑で育っているのを見るのははじめて。正式名はローゼルケナフというのだそうで、たしかに以前育てたことのあるケナフの葉によく似ています。

     「いくらでもどうぞ」とのお言葉に甘えてたくさんいただきました。赤が冴えていて、美しい!

      ネットで調べたりフェイスブックに投稿したりしたら、いろいろ使い方が分かりました。実のがくだけを取って、こちらは塩水につけてみたもの。柔らかくなった葉をおにぎりにした方がいたので、まねてみました。水もきれい。ゼリーにするのもいいそうです。 

      実の重さの半分量の砂糖を入れてジャムを作ってみました。赤さを生かすため、いつもの粗糖は使わず、ビートグラニュー糖で。でも、このジャム、けっきょくあまりやわらかくはならず、少し歯ごたえのあるものになりました。

      でも、おすそ分けした友人は、水を少し足してジャムにしたらすぐにとろけておいしいジャムができたとのこと。

       奥三河Three trees+のMiki-Co-Laboの三木さんにもあげました。すると彼女は紅玉といっしょにこのローゼルを入れ、こんなに美しいコンフィチュールに仕上げました。

      ブラジルに移民した日本人達が、梅干しの代わりにこのローゼルを使ったと聞いたので、がくの塩漬けも作ってみました。これがおもいのほか、おいしい。梅漬けの中に入っている赤ジソそっくりの味です。

      刻んでおにぎりに。シソより赤みが強いので、きれい!

      先日またいただきに上がったので、今度は天日にしっかり干し、ハーブティー用に保存しようと思います。それと、わたしも紅玉のジャムに入れてみるつもり。

      ところで、この木の茎葉で草木染めしたら、さぞ美しい色がでるだろうと思ったのですが、試した方が、「液はきれいなのが出たけれど、布にはさほど染まりつかなかった」とおっしゃっていました。でも、ものはためし。茎葉をいただきに、晩秋にまた畑にお邪魔したいと思います。




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9月のどんぐり工房の草木染め

2013-10-16 14:16:43 | 草木染め
   報告が遅くなりましたが、先月22日の日曜日、どんぐり工房定例の草木染め講習会が開かれました。お天気は最高。秋晴れでしたが、キャンセルがあったため、参加者は市街地に住む親子さん一組だけ。ゆっくり染めを楽しんでいただきました。

   朝、私が用意して行った素材は、クリの皮とウツギ。ウツギは今の時期よく染まる素材なのですが、わたしはいつも染める適期を逃してしまい、一度くらいしか染めたことがありません。

   でも、やはり、ウツギでは薄い黄色のような茶色のような色しか出なかったので、予備に持っていった乾燥させたカリヤスを急遽煮出しました。美しい黄色に、お母さんはうれしそう。

   クリの皮を煮出しただけだと赤っぽいベージュにしかならないのですが、鉄媒染したあと、石灰の上澄み液につけると、クリの皮そのものと同じ茶色になります。この色、まさに秋の色です。

    男の子も、草木染めにけっこう興じて、またぜひ来たいとしきりに言ってくれました。うれしいことです。自作のバンダナ、よく似合っています。

     どんぐり工房の草木染め講習会は、ほぼ毎月第4日曜日に開催しています。詳細は、どんぐり工房にお問い合わせ下さい。なお、今月の講習会はお休み。来月11月の24日は開催します。
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稲武の親子グループが草木染めを体験しました。

2013-10-16 13:52:32 | 草木染め
    稲武地区の親子グループ・地球子屋(てらこや)が、先月末の日曜日、草木染めを体験しました。体験したのは、大人4人、子供6人です。

    場所はどんぐり工房。まず、近くの崖に垂れ下がっているクズの葉をみんなで採取しました。クズは、このあたりのどこにでも生えているやっかいな雑草。子供達は、クズのつるを引っ張ってちぎり、たくさん集めてくれました。

     工房の厨房でエコバッグに模様付けしているところ。結んだり、洗濯ばさみではさんだり、ゴムや麻紐で縛ったりするだけで、おもしろい模様ができます。

     この日のお昼ご飯は、大野瀬町の筒井重之さんの低農薬栽培米を使ったおにぎりと豚汁。親子みんなで作りました。

      染めに使った素材は、クズのほか、クリの皮。クリご飯にするために剥いた皮で染めます。女の子達はおしゃべりしながら和気藹々と、仕事に励んでいます。

      すてきなエコバッグ、できました。

      左3枚はクズ、右はクリの皮から出た色です。

      地球子屋グループでは、稲武地内を流れる川の水質調査、星空観察や石の観察、キャンプや石窯遊びなどのアウトドアでの活動を、親子で楽しんでいます。

      田舎に住んでいる子どもでも、今は、誰もが山や川で遊んだ経験を持っているわけではありません。親や周囲の大人が率先して連れ出さないと、都会の子と同じ遊びしか知らないで育ってしまいます。それでは体験が少なすぎ。この日、地球子屋の子供達が、草に触り、煮出したときのにおいをかぎ、草木から生まれる色を目の当りにする機会をもってくれたのは、うれしいことです。
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絹の手袋のヨモギ染め

2013-10-15 18:24:46 | 草木染め
    ひとつきほど前、絹の手袋を草木染めしてほしい、との依頼を受けました。頼んでくださったのは、岡崎にある本コミ企画。自然食品店や自然食レストラン、生協などに、雑貨や書籍などを卸している会社です。

    まず最初は、見本として、稲武にある草木だけを使って、1双ずつ違う色で10色に染めました。

     下3双は、カリヤス。右からアルミ、チタン、鉄で媒染したものです。上は右からタカキビ、次の3双は、栗の皮で染めました。残りの3双は、写真にはありませんが、ヨモギで色を出しました。

     結局、ヨモギの鉄媒染で100双の絹手袋を染めるよう、注文をいただきました。実は、これまで私は、まったく同じ色で大量の布を染める、という仕事はしたことがありません。草木染めは、同じ素材を使っても、採取時期や採取場所、煮出し時間によって微妙に色が変わります。また、染め時間をちょっとでもずらすと、色の趣が変わってきます。だから、同じ場所で採取した素材をいっぺんに煮出し、100双分の液を作って同時に染めないといけません。

    こういう「職人」らしい仕事を請けたのは初めてなので、ぜひやってみたいと思う反面、うまく染めあげられるか、かなり心配でした。

     なにより心配だったのが、これだけ大量の布を染めるためのヨモギを確保できるだろうか、ということです。

     案の定、このあたりはどこも丁寧に草刈りがしてあって、群落にはなかなかお目にかかれません。目を凝らしながら国道を走り、やっと見つけたのが、257号線沿い。一回目の染めの量は採取できました。

     大きなたらいで一気に染め上げ、一晩置いてから媒染。みるみる灰色になります。ヨモギ染めは、季節により違いはありますが、おおむね、黄色系に染まり、鉄媒染すると灰色がかった緑色、国防色に近いような色になります。

   でも、今回は、最初染め液に入れたときから、どうも黄色みが薄かった。はじめ黄色みが強いと、鉄溶液に入れたときに緑っぽい色になるのです。思ったとおり、鉄の溶液につけても、緑っぽい色になりません。   

   そのときはたと気がつきました。わたしが国道沿いで採取したヨモギは、どれも丈の短い柔らかい草でした。つまり、何度か刈った後にまた生えてきた若草なのです。

    若草のときと、勢いよく伸びきったときとでは、生まれる色が違います。ヨモギ染めは10月がいいといわれるそうですが、それはたぶん、穂の出る直前の、植物のエネルギーが十分に出きったときだから、煮出すといい色が出る、ということなのだとおもいます。

    でも、季節は10月なのに、採れたヨモギは若草というわけです。でも、しかたありません。グレーでも、悪くはない色なので、とりあえず水洗いして乾燥させました。

    ついで、2回目の染めに。今度は、黒田ダム付近に物色に行きました。国道沿いのヨモギよりはよく伸びていましたが、やはり草刈り後のヨモギです。でも、二度目の染めをしたら、少しは私が目指している色に近くなるかもしれない、と思って刈っていたら、豊田市街地に住む友人から電話が。

    「いま、矢作川の川原でヨモギを採ったよ。明日もって行く」

    翌日届いたヨモギは、私がほしいと思っていたヨモギの姿そのもの。旺盛な生命力を感じさせる草でした。

    ふたつの場所で採ったヨモギを刻んで煮出し、かさね染めをしました。一日染めて媒染し、また染めると、出ました、緑がかったグレーが。

     これで、ほぼ満足。洗って脱水し、干しました。アイロンをかけて箱詰め。はじめての仕事だったので緊張しました。

      でも、案ずるより産むが易し、意外とスムースにことは運びました。いつかまた発注いただいたときのために、来年は、家の敷地内のヨモギが他の雑草に負けないよう、気をつけて見守っていてやらなきゃ。

      ところで、この絹手袋、中国のクズ繭から糸をつむいで編んだものだそうですが、編んだのは日本の工場。かなり丁寧につくられていて、同じような中国製の絹手袋に比べると、さわり心地がとてもいい。夜、手にクリームなどを塗ってからこの手袋をつけて寝ると、朝、すべすべになっているそう。

     冬は特に手が荒れますが、この手袋なら、手荒れ防止になるだけでなく、末端の冷えにも効果がありそうだし、第一気持ちよさそうです。この手袋の入手方法などについては、本コミ企画にお尋ね下さい。     
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足助地区ふれあいまつりに出店します。

2013-10-15 17:01:38 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
    豊田市足助地区の交流館主宰のおまつり、足助ふれあいまつりに、奥三河Three trees+が出店します。

    足助は、豊田市に合併した山間地域のなかでは、もっともにぎわいのある大きな町です。その町で行なわれるこの市民のおまつりには、中学校のブラスバンド演奏やコーラス、民謡、大正琴や社交ダンスと、盛りだくさんの芸能発表会や、各自主グループの展示が、交流館やすぐ近くのトレーニングセンターで行なわれます。

    私達が店を出すのは、交流館裏手の駐車場。ここでは、足助商工会の屋台飲食コーナーもたくさん出るとのこと。日用品、果物、野菜のあおぞら市も併設され、抽選券がもらえます。ひとり2丁までの無料包丁研磨、ひとり1パックのたまご無料配布、など、お得なサービスもいっぱい。午後3時15分からはもち投げがあり、終わり次第、おまつりは終了します。

    奥三河Three trees+は、稲武の家具工房first handと同じテントで出ています。詳細は下記のとおり。

    *日時 10月27日(日)午前9時半~午後3時半
    *場所 豊田市足助 足助トレーニングセンター周辺

    稲武はそろそろ紅葉が始まりかけています。足助のほうが少し遅いとは思いますが、秋の気持のいい一日、ぜひ遊びにおいで下さい。シャトルバスも出ているようです。くわしくは足助交流館にお尋ね下さい。
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足助の11市で、草木染め講習会が開かれました。

2013-10-11 22:43:09 | 草木染め
   「3.11を忘れないために」と、今年6月から、足助の慶安寺で毎月開かれている11市(いちいちいち)。主催しているのは、慶安寺の荒木順子さんと、町家カフェ・バンバン堂喫茶室を切り盛りしている鳥居智子さんです。今月は草木染め講習会が企画され、本日、講師としてお邪魔しました。

    お寺の広い厨房で、栗のイガと鬼皮、セイタカアワダチソウ、ビワの葉を煮出しました。

    栗のイガと鬼皮、ビワの葉は、鳥居さんと荒木さんが準備。セイタカアワダチソウは、昨日稲武・大野瀬町で採取してきました。

     ビワの葉は、なるべく古くて硬い葉を選んで採ってもらいました。それを刻んでソーダ灰を加えたアルカリ水で煮出します。10月のビワの葉で染めるのは初めてですが、素晴らしい色が出ました。

     集まってくださったのは、主宰者を含めて10名。ほとんどが近所に住んでいる方々です。

     ビワの葉で赤っぽい茶色、栗でベージュやグレー、茶色が出ました。

     右ののれんは、栗の鉄媒染。おもしろい柄になりました。右はセイタカアワダチソウのアルミ媒染です。

     足助の街中の裏手にある、静かなお寺でおこなわれた染め講習会は、にぎやかなうちに終了。どの草木からもきょうはかなりいい色が出て、来て下さった方全員に、満足して頂けたようです。

     ところで、セイタカアワダチソウはアレルギーの元凶の一つといわれていますが、実は濡れ衣。20年以上前に、植物学の専門家から「セイタカアワダチソウは悪くない。かわいそうな植物だ」と聞いたことがあるのですが、詳しいことは聞きそびれていました。つい最近、毒草のブタクサと間違えられていることを知り、ようやく得心。セイタカアワダチソウは、悪くないどころか、体に有用な植物だということも知りました。

    というわけで、染色材料にだけ使っていたこの雑草、今度採取できたら、乾燥させてお茶や入浴剤に使ってみようと思っています。
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自然食品店ヘルシーメイトのセール期間中に、アンティマキの焼き菓子とパンを販売します。

2013-10-09 18:39:48 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   岡崎市と名古屋市にお店のある自然食品店・ヘルシーメイト。今月末の「ヘルシーメイト10%OFF+ポイント通常セール」の期間中、1日だけ、アンティマキの焼き菓子とパンを販売することになりました。

   ヘルシーメイトの創業は30年前。私が大阪でマクロビオティックの雑誌編集に携わりはじめたのと、ほぼ同時期のころです。

    当時は、自然食品店はまだまだ少なく、無添加の食品はいまのように手軽に手に入れることはできませんでした。そのころ、地方都市の岡崎で産声を上げたこちらのお店は、いい食品を求めている方にはさぞ頼りになるお店だったことでしょう。

   さて、このヘルシーメイト岡崎本店と、名古屋市天白区にある焼山店で販売するお菓子とパンは以下のとおりです。

   全粒粉・カラスムギ・ほうじ茶の穀物クッキー、ブルーベリー・リンゴなどのジャムサンドスコーン、クルミ黒糖スコーン、カカオニブスコーン、おからのガトーショコラ、ハーブのフォカッチャ、玄米ご飯パン。前日準備が間に合ったら、黒ビールケーキも持参の予定です。

    当日は、業者の方々に混じって、わたしも岡崎本店で一日販促に務めます。お近くの方、ぜひお立ち寄り下さい! 詳細は次のとおりです。

    *日時 10月26日(土)10時から5時
    *場所 ヘルシーメイト岡崎本店   岡崎市柱曙1-10-11 TEL:0564-52-7000
        ヘルシーメイト名古屋焼山店 名古屋市天白区焼山1丁目-313 
                           TEL:052-800-3533

     こちらのお店は、どちらも店内が広々していて、品揃えが豊富。見て回るのが楽しいお店です。以前紹介した、無農薬栽培のお米で醸した自然酒・松倉(コチラ→)は、このお店で買いました。

     なお、11月18日(月)には、岡崎本店の調理室で、「アンティマキの易しく優しいパンとスコーンの講習会」を開きます。詳細はおってお知らせいたします。
    

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スーパーやまのぶ梅坪店にアンティマキのお菓子が並びます。

2013-10-08 21:06:58 | アンティマキの焼き菓子とパン
   豊田市街地に数店舗の店を持つスーパーやまのぶは、ごんべいの里というブランド名で、無農薬・低農薬有機栽培の野菜や無添加の加工品を、求めやすい値段で提供しています。また、自社の農園・みどりの里では、無農薬のイチゴ(コチラ→)も栽培していて、わたしは、このイチゴのおいしさに虜になりました。

   やまのぶチェーンのなかでも、とくに梅坪店は、ごんべいの里シリーズだけでなく、スペインの個人農家から仕入れている有機栽培のオリーブオイルや、セルロースの入っていないとけるチーズ、無添加の鮭フレーク、添加物の一切入っていない生そばなどなど、普通のスーパーでは手に入らない加工品が、手ごろな価格で売られています。

   この店でこのほど、「maman's kitchen ことり」が、やまのぶとgreen maman の会のコラボで始動します。

   maman's kitchen ことりでは、ごんべいの里の野菜と、無添加の調味料を使用した惣菜を調理。キッチンに立つのは、子供を持つお母さん達です。ことりのコンセプトは、「まごはやさしい」。「ま・・・豆類 ご・・・ごま  は(わ)・・・海藻類 や・・・野菜 さ・・・魚
し・・・きのこ類 い・・・芋類」 野菜中心の、体に良くておいしい料理が勢揃いしそう。アトピーの子供さんたちにも安心して食べられるよう、小麦粉を使わないコロッケも登場するそうです。

   green mamanの会主宰者の一人・宇角佳笑さんは、こんなメッセージを発信しています。

   「やまのぶさんの想いとgreen mamanの想いが繋がり、夏の初めにこの話を伺った時、一主婦として、地域にこんな素敵なスーパーがある事をとても嬉しく思いました。私たちgreen mamanも やまのぶさん、ことりの皆さんと一緒に、子供達も安心して食べられるものをご紹介していきたいと思っています。(中略)どうぞ皆さん、「maman's kitchen ことり」として、可愛がってくださいね」

   green mamanの会は、毎月第4火曜日に朝市を開催。地元の無農薬野菜を栽培している農家を応援するため、6年前にはじまりました。わたしは2年前からこの朝市に出店しています。この市で、いろんな方にお会いし、たくさんのことを学びました。

   つい先日、宇角さんから、このmaman's kitchen ことりの話をうかがい、焼き菓子などの納品を頼まれました。食べ物のことを大事に思っているママンの皆さんと、やまのぶの担当者に選んでいただけたのは、とてもうれしいこと。二つ返事で引き受けました。

    とりあえず、金曜日に店頭に並ぶのは、穀物クッキー3種と有機材料をふんだんに使った新作のグラノーラ。おいおい、種々事情を勘案しながら他の商品の納品も検討する予定です。

    安心して食べられる惣菜が街中のスーパーで手軽に手に入るのは、とてもうれしい。これからは、おにぎりだけ持って街に出かけ、おかずはやまのぶで調達すればよさそう。楽しみが増えました。
    
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秋色いろいろ

2013-10-04 18:31:49 | アンティマキの場所に生きる動植物
   アンティマキの場所は、今年もやっぱり雑草に覆われてひと夏過ぎました。いまは、秋の草が当たり一面に繁っています。なかでも最も多いのがノギク。けっこう好きなので、野菊の群落を見るのはうれしい。

   家の周りにある草を生けてみました。

   ネコジャラシ、キンミズヒキ、ムラサキツユクサ、ゲンノショウコなどなど。

   昨年は、採りそびれたマイタケ。伏せこみしたのは数年前です。9月下旬にはできているはず、と、菌を分けてくれた方から聞いていたのに、今年も、見に行ったのは10月になってから。やはり、ちょっと採り時がおそかった。でも、なんとか食べられそう。落ち葉や泥であまりに汚いので、人におしえてもらって、水に数時間漬け、丸一日外で干しました。今夜、焼きマイタケにします。

    うちで採れたものではありませんが、どんぐり横丁で買ったトウガラシ。美しい花束のようです。トウガラシをさほど使うわけではないのですが、毎年この時期になると道の駅などで見かけるトウガラシの束を、つい求めてしまいます。青トウガラシもついているので、青柚子を手に入れて柚子胡椒を作ってみたいのですが、稲武にはかんきつ類は皆無。思うだけで、できません。

    日較差が激しいので、今年はたぶん、紅葉の色づきが昨年以上に良いのではないかしら。でも、ストーブ用の薪の準備、あいかわらず進んでいません。
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