アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

こもれび通信第5号 発行しました。

2015-05-29 16:42:12 | 奥三河three trees+
   載せるのが遅くなりましたが、通信第5号ができました。今度の号、アンティマキのコーナーでは、アンティマキ立ち上げ以来好評をいただいている穀物クッキーの作り方を紹介しています。
なお、出店予定、商品の置いてあるところなどの情報は、載せていませんのでご了承ください。

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アンティマキ 焼き菓子と草木染めの工房
<穀物クッキー>
焼き菓子とパンの工房・アンティマキを立ち上げたのは8年前。最初に製造したのが、穀物クッキーです。このクッキーを販売したくて、保健所の認可をとったようなもの。わたしにとっては、もっとも思い入れのある焼き菓子です。
このクッキーの原型は、自然食料理研究家の丸山光代さんのそばクッキー。30年ほど前、マクロビオティックの雑誌の編集に携わっていた時に、おやつ特集を組んで彼女のそばクッキーを紹介しました。編集部員の一人が作ってきたこのクッキーが、わたしには衝撃的においしく感じられたのです。甘さが程よく、穀物の味がしました。それまで私は自分でクッキーを作ったことはなかったのですが、以来、穀物をいろいろかえて、焼くようになりました。
私の作る菓子の中では、いまでも幅広い層に好まれているこのクッキーは、アンティマキの商品のなかで唯一、バターを使っています。でも、量を抑えるため湯煎にして、卵も極力少なめに。でも、バターと卵の豊かで贅沢な味わいは十分感じられるように工夫しました。現在、穀物クッキーは、全粒粉・カラスムギ・カカオニブ・ローズマリー・玄米粉と塩麹・有機ほうじ茶・そばの甘皮の7種類を発売しています。最も簡単に材料が手に入りそうな全粒粉のクッキーの作り方を紹介します。
① 全粒粉300g、中力粉(薄力粉)300gをふるい、塩小さじ3/4、刻んだカシューナッツまたはクルミ70gと混ぜ合わせる。
② バター205gを湯煎にかける。溶けたら粗糖150gを入れ、冷めたら卵1個半~2個を入れてよくかき混ぜる。
③ ①の入ったボウルの中に②を入れ、さっくりと切り混ぜる。
④ 全体を3等分し、およそ20センチほどの筒状に形作る。まきすにラップを敷いて成型すると楽。
⑤ まだ柔らかいので冷凍庫か冷蔵庫にしばらく置き、固くなったら1センチほどの厚さに輪切りにする。
⑥ ガスオーブンを180度に予熱し、4分焼く。ついで170度3分、160度で6,7分焼く。

<春の草木染め>
春といえば、若草染め。去年もこの欄に書きましたが、ヨモギ、スギナ、カラスノエンドウ、セイタカアワダチソウ、フジ、クズなどの若草で、あざやかな黄緑色~緑色が生まれます。
そのまま煮出すと黄色になるのですが、ソーダ灰などを植物と一緒に入れて煮ると、緑色が引き出されます。この方法、冬はブルーベリーの小枝やピラカンサ、ビワ、サクラなどの小枝から赤みを帯びた色を引き出すのに用いるのですが、春の若草からは、同じ方法で緑色が現れるのです。
この自然の妙を見たくて、春の早い時期から、地べたにほんのわずかに芽を出し始めた草が成長するのを、いまかいまかと待っています。
こころざし工房天然素材の手作り石けん
<E Mとの出会い>
私が「EM菌」という言葉をはじめて知ったのは、8年ほど前のことでした。人や環境にとってよい働きをする微生物が集まってできたもので、畑での野菜づくりなど色々なことに活用できるとききました。でも、当時はEM菌について口頭で説明を受けても、ネットで調べても、漠然としていて、いまひとつ明瞭に理解できませんでした。

そのころ、たまたま田舎暮らしの先輩に、私の石けんをプレゼントする機会がありました。彼女は、石鹸を手にするなり、「これ、EM石けん(!?)ありがとう~!!」ととても嬉しそうに言いました。彼女に石鹸をあげたのは2回目。そのときにわかったことですが、彼女は、前に上げた石鹸もEM石けんと勘違いなさっていました。彼女にとって、EM石けんとは、ずいぶん値打ちのあるものらしいなあ、と深く印象に残りました。
そんなわけで、まだ情報が少なすぎてEMの正体が解らないまま、以来ずっと頭の片隅で、EM入りの石けんを作ってみたいと思うようになりました。

昨年出店したイベントで、うれしいことにEM石けんを販売している方にお会いでき、EM菌について詳しい情報が載っているサイトを教えてもらいました。欲しかった情報が、やっと手に入ることになったのです。
そのとき購入したEM廃油石鹸を使って、食器洗いをはじめたところ、泡立ちが良く、何となくシンクのぬめりがとれてきたように感じました。1ヶ月程で使い切ったので、自分で作ってみることにしました。使用したのは、1年前に自宅用に作っておいた廃油液体石けんの原液。この液を、購入したEM活性液で3~4倍に薄め、即席EM廃油石けんとして食器洗いに使いました。それから一か月程経ったころ、シンクの奥のぬめりが全く出なくなっていたことに気づきました。これだけでも驚きでしたが、もう一つ驚いたことは、自宅で作っている豆乳ヨーグルトにも変化があったことです。

普段私の家で食べるヨーグルトは、ヨーグルトメーカーに市販のヨーグルトと無調整豆乳を入れて作っています。しかし、毎回容器を殺菌しているのに、ヨーグルトの種菌を繰り返しつないでいくと、どうしても雑菌が入ってしまい、2週間くらい経つと、出来上がったヨーグルトの表面はうっすらピンク色に変色していることもあります。
 雑菌がはいってしまうのはどうしても避けられないと思い込んでいましたが、EM石けんを使い始めてから2か月ちょっとたったころ、ふと気が付くとこの変色がなくなっていました。食器洗い用のスポンジは雑菌がいっぱいなので、ヨーグルトを作るときはスポンジでヨーグルト容器を洗ってはいけないと聞いていましたが、EMを使いはじめた今では、キッチンのスポンジで容器をゴシゴシ洗ってもヨーグルトが変色することはなくなりました。
 EM菌の活躍ぶりにいまは、興味津々の毎日です。まだ使い始めて数か月ですが、私の石けんにもEM菌を活用したくなりました。まずはEMについての知識をしっかりと学び、キッチン用のEM廃油石けんなども作っていきたいと考えています。

ARTISAN MIKI  季節のコンフィチュール

<この春、新しいスタート>
 2007年11月、家族3人で愛知県豊田市稲武地区に移住、2008年9月にベリー類栽培農家として新規就農しました。
最初に植え付けた樹々がようやく成木に達し、僅かではありますが生果・苗木の販売、摘み採りのお客様を迎えられるようになりました。
そこで、今シーズンから工房を“ARTISAN MIKI”、農園を“PAISAN MIKI”と屋号を掲げ、新たにスタートします。“ARTISAN”はフランス語で「職人」、“PAYSAN”は「農民」を意味する言葉。ものづくり、農業を生業(なりわい)とする民としての誇りを忘れずにありたい、その想いを屋号に込めました。旬の果実とコンフィチュールの美味しさを、今年も皆様にお届けします。

<ARTISAN MIKI の春いちばん>
 春の定番コンフィチュール、金柑と甘夏。
どちらも蒲郡で農薬を使わず育ったものを自分で収穫してきたので、とても新鮮で皮まで安心して使えます。
柑橘類は下処理がとても大変。
 金柑は半分に切ってフォークで種を出し、さらに半分に切って1/4の大きさにします。(去年は1/2の大きさで作りましたが、大きすぎて使いづらいので)
 甘夏は外皮を3回茹でたあと水に浸けアクを抜き、実は一房ずつ内皮と種を取り1/3の大きさに割ります。1度に15個くらい皮をむくと、指が酸でヒリヒリしてきます。 でも、この苦労がないと春の恵みは楽しめません。作り手の特権は煮ているときに香り立つむせかえる程の旬の香りに包まれる幸せ(≧∇≦)

<PAISAN MIKI の生命あふれる春>
木々が芽吹き、可憐な花を咲かせる生命力豊かな農園で、白ヤギのメイちゃんはこの春、お母さんになりました。子ヤギの誕生とヤギミルクの恵み、このダブルの喜びに心躍ります。
半年間、ヤギミルクを毎日どのようにいただこう?新鮮なミルクをそのまま飲むもよし、チーズやヨーグルトにするもよし、プリンにしたらどんな味になるだろう?と、ヤギミルクの恵みで頭がいっぱいになっている今日この頃。
そして、ヤギは見る人の心を温かくしてくれるとともに、畔の除草を進んでお手伝いしてくれるありがたい存在です。
 ブルーベリーやカシスなど、ベリー類の旬は7~8月。さわやかな風が吹く涼しい稲武の夏と採りたての果実の美味しさは最高です。
    
※イベント・講習会共に変更することがありますので、事前にブログ「アンティマキのいいかげん田舎暮らし」か、アンティマキのFBページでお確かめください。講習会は告知せずに開催することがあるので、参加ご希望の方は、あらかじめアンティマキまでお問い合わせください。

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まったくこねずに作ったカンパーニュを新発売します。

2015-05-29 16:21:27 | アンティマキの焼き菓子とパン
   雑穀入りのイングリッシュマフィン、やわらかめのライ麦パンにつづく、普通っぽいパンの第三弾ができました! カンパーニュです。明後日のエコットマルシェにて、新発売の予定です。  

   全粒粉の量は全体の粉の30%ほど。見た目は普通のカンパーニュなのですが、じつはまったくこねていません。友人の、もとパン職人倉橋知栄さんの教室で習ったレシピと助言をもとに、まったくこねないでもほぼ同様においしいパンを作りました。

   私がそもそもパン作りを始めたのは、こういう田舎風のごついパンを作りたかったから。でも、こねる、という難関をクリアするには、時間と根気と体力が不足し、半ばあきらめていました。それで、酵母半分量でつくる「こねずに作るパン」ばかり作り続けていたのですが、あの方法だと、水が多いので、天然酵母を使う場合どうしても生地がだれやすくなってしまいます。それで、ミニ食パン型を使って成型しているのです。型に入れずにライ麦パンやカンパーニュを作りたいものだと思ってはいたのですが、実現にはこぎつけませんでした。

   それが、倉橋さんの一言でかる~く実現(コチラ→)。ありがたいことです。彼女の教室で教えてもらったレシピをあれこれ加減して今度もできました。

   ただし、発酵籠の数が少ないので、大きいパンはわずかです。お求めになりたい方はお早めにどうぞ! 

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ほうろく菜種油使用のビスケットを発売します。

2015-05-29 16:18:52 | アンティマキの焼き菓子とパン
   愛知県西尾市に、昔ながらの製法を守って絞っている菜種油の製造所「ほうろく屋」があります。以前ブログでも紹介しましたが(コチラ→)、その芳醇な香りとうつくしい色は、これまで私が知っていた菜種油とは格段にちがいます。

   ヘルシーメイト岡崎店では、この油を特別に推奨していて、自社オリジナルの油も販売しているほど。それで、昨秋とこの春、ヘルシーメイト岡崎店で開かれたアンティマキのスコーンとパンの講習会では、米油の代わりにこの菜種油を使用しました。

   使ってみての感想は、「すばらしい!の一言につきます。いつまでも嗅いでいたくなるようないいにおい。味も濃厚になりました。それ以来、ほうろく屋の菜種油を使用した焼き菓子を考案したくなりました。

   第一弾がこれです。

   全粒粉をたっぷり入れて、玄米粉、大麦粉、オートミール入りのオートミルクなど、雑穀がいっぱい入った焼き菓子です。名まえは、「穀物ビスケット」。卵、乳製品、ナッツ類だけでなく、豆乳も使っていません。甘さを抑え、パリッとした歯ごたえを大事にしました。

   あさってのエコットマルシェで新発売します。ただし、焼き加減にむらができてしまい、いささか焼き過ぎのビスケットもできました。香ばしくて十分おいしいのですが、残念なことにほうろく油独特の香りが消えました。普通の商品とは別の籠に入れて特売します。お気をつけてごらんください。
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エコットフェスタに出店します。

2015-05-29 16:00:41 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   豊田市のゴミ処理施設・渡刈クリーンセンターに、豊田市環境学習施設エコットがあります。一度だけ訪れたことがありますが、全館で使用する電気は、ごみ処理のおりに生じるエネルギーで発電しているとか。立派な施設です。

   このエコットで、オープン8周年記念イベント・エコットフェスタが開催されます。アンティマキとArtisan MIKIは、エコットマルシェにて出店を予定しています。マルシェには、グリーンママンの朝市などでおなじみのフェアトレードのアナム、シフォンケーキのゆらりも出店。もうじき旭にオープン予定の農家民宿、二井寺ちんちゃん亭の中根桂子さんのマッサーズ屋まさこもオープンします。

   フリーマーケットや、本・陶器・子ども服のリユース広場も開催。クリーンセンターの施設見学ツアーも催されます。はじめての出店ですが、にぎやかそう。三木さんと交代交代で、いろいろ見て回りたいと思います。詳細は以下の通りです。

   *日時 5月31日(日)9時30分~15時 マルシェの開始は10時からです。
   *場所 渡刈クリーンセンター マルシェは芝生広場


    

    

   
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映画「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」

2015-05-24 00:09:40 | 映画とドラマと本と絵画
   5月の初め、名古屋の名演小劇場に「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」というタイトルの映画を見に行ってきました。

   この映画は、遺伝子組み換えの実態に迫るドキュメンタリー。映画監督ジェレミー・セイファートは、種が大好きな長男の影響もあって、遺伝子組み換え生物=GMO」に興味をもち、家族とともに遺伝子組み換え食品の謎を解く旅に出ます。映画は、彼と彼の家族が、遺伝子組み換え作物の実態を知る過程を描いています。

    彼が訪ねたのは、「遺伝子組み換え市場シェア90%のモンサント本社」、「ノルウェーの「種子銀行」の巨大な冷凍貯蔵庫」、GM食品の長期給餌の実験を行ったフランスのセラリーニ教授」など。

    ハイチでは、2010年の大地震の後、モンサント社から救援物資として、遺伝子組み換えのトウモロコシや野菜の種が送られたのですが、その種子を農民たちが燃やすという出来事が起きました。リーダーの一人はこう言っています。

   「モンサント社の贈り物は、私たちの生活を変えるために送られてきました。人を支配し文化を破壊するものです。種は自然の恵みそのものです。モンサント社の種をハイチからなくすために種を燃やしました」

    彼らは飢えよりも在来の種を守るほうを選んだのです。この事件が、監督に強い印象を与え、遺伝子組み換え作物に対する疑いが生まれたきっかけになったそうです。

   現在の遺伝子組み換え作物には、除草剤耐性作物と害虫耐性作物があります。除草剤耐性作物は除草剤をかけても枯れない植物。除草剤とセットで売られているそうです。害虫耐性作物のほうは、「バクテリアを組み込み、害虫を殺す毒素を自ら作る品種」なのだそう。除草剤をかけても枯れないとか、自ら毒を作る植物とか、これまでの「植物」のイメージからはかなり遠く感じます。

   だいたい「除草剤をかけても枯れない」から、周囲の雑草が枯れるまで散布したらその作物にも相当その除草剤が吸収されると思うのですが、耐性があるから「枯れない」のでしょう。でも、その作物が、農薬の影響を受けないですんでいるとは考えにくい。そこが気になるところです。

   ともあれ、遺伝子組み換え作物は世界に広がり、日本でも、家畜の飼料や加工食品の材料として相当輸入されているらしい。人体や環境にたいして安全であるという確証のないまま、認可はどんどん各国で進んでいるそうです。

   おどろいたことに、アメリカでは、遺伝子組み換え作物を育てていない農家の畑で、モンサント社の遺伝子組み換え作物の苗が見つかると、会社はその農家を相手取って訴訟を起こすのだそうです。

   この話は、「フードインク」だったかで知って、「ききまちがいかしら?」と耳を疑った記憶があります。やはり本当だったのだとこの映画で確信しました。あきれます。農民はただ、いままでどおり自家採取した種をまいて育てていただけなのに、かってにモンサントの種子が飛んできて、「購入していないのに育てている! 違法だ」と訴えられるなんて! 一緒に映画を見た友人と「話が逆だよね。農民のほうが訴えたいくらいなのに」と話したことでした。

    ともあれ、この映画は遺伝子組み換えについて、とてもわかりやすく描かれています。監督の家族の戸惑いや疑いなどなども率直に表現されていて、好感がもてます。たぶん、中学生以上の子供なら、ほぼ理解できると思います。

    遺伝子組み換えの技術は、植物にとどまらず、動物にまで及んでいます。食べられる部分がやたら大きい鮭だとかが出現しているみたい。そういう動物が生まれると、生態系がどのように変わるのか、全く不明。ただわかりはじめたことは、たとえば、除草剤に強い作物をつくり、除草剤を大量にばらまくことによって、次々に除草剤に強い雑草が育っているという事実です。害虫に関してもしかり。抗生物質を投与し続けた体には薬が効かなくなるのと同じようなことが、自然界に起き始めているのです。そして、薬のせいで体が弱るのと同じように土もぼろぼろになるはずです。

   つまりいたちごっこ。そうなるとどうなるかというと、さいごはもしかしたら、強靭な害虫や、図太い雑草が勝ち、すべての作物が育たなくなるという事態が起きるかもしれない。ぞっとしました。ぜひみなさんに見ていただきたい映画です。  
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今日はタキソウ朝市!

2015-05-14 02:03:29 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   今月のグリーンママンタキソウ朝市、きょうです! 告知しそびれてしまいました! アンティマキ、Artisan MIKIともに出店します。

   アンティマキは、天然酵母で発酵させたスコーンを新発売します。中身は、小豆入りとひまわりの種入りの2種類。これまでのスコーンより少し固めで、ぽろぽろしているかも。でも、味わい深い。できたらオーブントースターでちょっと焼いて召し上がってください。

   写真は少し黄色みが勝ちすぎです。カメラの操作の仕方がわからなくなって、前の形式?に戻せなくなりました。

   ほかに持っていくのは、柔らかめのライ麦パンに雑穀入りイングリッシュマフィン。どちらも発売以来、好評をいただいています。それから、グラノーラ2種類、米ぬかクッキー3種類、酒粕クッキー。こちらはどれも少なめなので、お早めに。あとは穀物クッキー3種類です。カカオニブスコーンも用意しました。

   朝市は、豊田市市街地国道248号線沿いの家具店・タキソウ本店の屋内で、10時から12時まで開催されます。私たちのほか、無農薬野菜のいのはな農園・徳八農園、シフォンケーキの店ゆらり、フェアトレードの店アナムなどいろいろ出店します。月に一度の市です。どうぞ覗いてください。
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ナゴヤビーガングルメ祭りに出店します

2015-05-06 21:52:21 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   今年も、ナゴヤビーガングルメ祭りに出店します。このイベント、今年で5回目。わたしたちは4回目の出店です。場所はいつもの通り、名古屋市鶴舞公園。時間は午前10時から夕方までです。

   ブースはアンティマキの名で出ていますが、コンフィチュールのArtisan MIKIといっしょです。

   販売する商品はまだはっきり決めていませんが、玄米ご飯パンと豆乳のスコーン、最近発売した酒粕クッキーやココア入りのグラノーラ、それに柔らかめのライ麦パンなどは持っていくつもりです。   

   そのほか、昨年金賞をいただいたおからのガトーショコラも製造の予定です。
  
   今年もたくさんのお店が出店するようです。初夏の一日、ぜひ楽しみにおいでください。

   
   
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稲武周遊

2015-05-06 01:32:29 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   ゴールデンウィークの三日目、遠方から人が来たので、彼女を連れて雨の稲武をあちこち見て回りました。

   まず最初に腹ごしらえ。古橋懐古館前にこの4月にできたばかりのカフェ・ヒトトキに。二度目の来訪です。

今回はカレーを注文しました。大豆ミート入り。言われるまで、普通のお肉だと思っていました。それくらいコクがあっておいしかった。

   食後はイチジクのブラウニーとおからのガトーショコラを二人で分け合いました。ガトーショコラは私が納品しているもの。こちらでは、白いお皿に載せて粉砂糖をかけ、豆腐クリームにメイプルシロップを添えて出してくださっているので、どんな味になるのか知りたかったのです。想像通り、より濃厚においしくなっていました。

   こちらのカフェは、稲武の木工の工房first handが経営。店内のテーブル、いす、プレートなどすべてご自身の作品です。ギャラリースペースには、座り心地のいい椅子やおしゃれな小物が、センス良く配置されています。

    お店の外は花ざかり。

    懐古館の敷地内は色とりどりの花であふれています。ひときわ目立つのがぼたん。

    車に乗る前に、国道153号線の橋の下をくぐって名倉方面をのぞむと、すがすがしい景色が広がります。

    次は、中馬資料館へ。館の横の藤棚が見事です。

    稲武で育っている木々。ちょっと見にはスギとヒノキしかないように思える土地ですが、ほんとはこんなに豊かな種類が、探せばあるのだなとおもいました。

    まゆの里稲武といわれていた時代は今から40年以上前のこと。でも、当時の面影を残す品々が、あちこちの家からこの資料館に集められたようです。初めて見た道具もたくさんでした。下の写真、一番右の黄色い糸は、カリヤスで染めたものです。
 
   「複数の蚕が作ったまゆから引き出した糸」とあります。

     これは真綿を作る道具。子供のころ、風邪を引いてのどを痛めると、真綿で首をまいて温めてもらった記憶があります。

     縞の見本帳です。各家で布を織っていた時代、きっと、各家の女の人たちが代々伝えていった、大事な帳面だったのではないでしょうか。

     カラムシ(チョマ)の繊維です。織物にしていました。うちの敷地内にも結構たくさん生えています。

     軍靴。この靴を履いた人がほんとに戦地に赴いたのだなと思うと、胸がぐっと苦しくなるのを覚えます。

     ガラスケースの中に、36年前、父が著した本が陳列されているのを発見。「三河馬盛衰記」というタイトルで、自費出版したものです。稲武を中心にした三河東北部で、明治半ばころから末まで馬の育成が盛んだったそうで、当時の資料を入手したのを機会に、諸処の資料も漁り、退職の記念にまとめたものです。知人等に配り、今は家に一冊残っているだけ。まさかこんな場所でお目にかかるとはおどろきました。ちなみにこの本は、15年前、日本馬事財団から刊行された「馬の叢書5 近代 馬と日本史4」に収録されています。先年、稲武交流館に、送付されたうちの一冊を寄付しました。

     資料館のあとは黒田ダムへ。ダム湖の公園には車が一台とまっているきりでした。しずかです。

     ダム湖から、来た道の反対の道をとり、設楽町駒が原の集落を目指して進みました。広葉樹の緑が雨のぬれて、いっそう輝いて見えます。

     舞い散った桜の花びらもうつくしい。
      駒が原の集落を真ん中を通る広い農免道路をしばらく走り、153号線に出て稲武市街地を抜けて大井平公園へ。吊り橋の手前には池ができていて、水車が回っていました。

     吊り橋をわたって対岸に出て、名倉方面にちょっと行ったところにある岩場。

     けっこうな急流でした。

     この近くの山には、古橋会の所有する山があり、間伐と植林を同時に進める方法で人工林を管理している「展示林」の入り口がありました。下から見上げただけですが、間伐して日差しがとおるようになっている森の木々は、太いものや細いものが混じっていました。

     さてこのあとは、257号線を名倉方面に進み、氷瀑のある広場でやまの水を飲んでから、帰路につきました。雨の中でも、この五月の稲武、けっこう楽しめました。


 


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あした、福蔵寺ご縁市に出店します!

2015-05-01 22:42:20 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   告知がまた遅くなりましたが、あした、豊田市旭地区の福蔵寺で開かれるご縁市に出店します。

   この市、始まってもう数年たつと思いますが、アンティマキは初回から出ていて、欠席なし。ずっと同じ場所で開店しています。

   さて、明日持っていくために用意したのは、やわらかめのライ麦パンにリンゴいっぱいケーキ、そして、黒ビールのケーキとおからのガトーショコラ。

   どれも、少しずつつくりました。
   
    ほかに、玄米ご飯パン、米ぬかクッキーカレー粉入り、穀物クッキー3種、スコーン2種も持っていきます。Artisan MIKI(Miki-Co-Labo)も、甘夏とブルーベリーのコンフィ  チュールを販売します。

    山里は今花盛り。「今年はいつも以上に一斉に花が咲き乱れているようだ」と、地元の人が話していました。ゴールデンウィーク後半の始まりの日。どうぞ、山里の小さなお寺のにぎやかな市に、どうぞお出かけください。

    *日時 5月2日(土)10時~2時ころ
    *場所 豊田市太田町 福蔵寺
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