4年ぶりくらいに、城ケ山に登りました。いままで城ケ山に登ったのは2回。1回は夏焼の登山口からのぼり、野入の井口に出ました。もう一回は野入の井口から入り同じ場所に。
今回は、大井平公園からのぼる、最も距離の長い登山道を選びました。朝10時少し前に出発。総勢6人の女子。この場所から上るのは初めてのメンバーばかりです。
大井平公園の登山口からのぼると、しばらくシャクナゲの群落が続きます。盛りはちょっと前の時期だと思いますが、きっとさぞみごとだったとおもいます。話にはきいていましたが、これほどたくさんあるとは知らなかった。来年見に行こう。
登山道は整備されていて、しばらくはコンクリートの階段が続きます。コンクリート製の標識の上に苔が生えていました。水だけで育ち、そのうちみずから土を作ってきたのかしら。
眼下にシャクナゲ園が。前方が大井平公園です。
しばらく登ると林道に出ました。広くて歩きやすい。
横倒しになった枯れ木にどんぐりが芽を出していました。どんぐりがまだ根元についています。
ミツバツツジ。ほとんど咲き終わっていましたが、すこしだけあちこちに残っていました。
朴の葉。日の光が透けて見えて美しい。
無理やり作った林道なのでしょう、あちこち崖が崩れています。根っこの下の土がなくなって、がむきだしになっているのですが、なぜか新しい根がさらに伸びているようでした。
林道からそれて、本格的な登山道に。思いのほか、急坂が続きます。木の根がちょうど階段の役目を果たしていて、滑り落ちそうなのをなんとかまぬかれたのですが、私にはかなりきつかった。途中、何か所もロープがはってあったので、私だけそのロープに両手をかけて登りました。のぼるのに必死で写真は撮れずじまい。
ようやく頂上。ゆっくりあるいたので、2時間近くかかりました。こちらは夏焼方面。
こちらは稲武市街地方面。きょうは、晴れてはいましたが、御岳など信州の山々を望むことはかないませんでした。でも高い山の頂上は気持ちいい!
さて、下山。かなり急な坂を上ってきたことがあらためてわかりました。下りは上りよりさらに慎重に足を運びました。上りのときのように心臓は踊りませんでしたが、別の筋肉がかなり疲れました。
見渡す限りほとんど常緑樹の人工林ですが、手入れはわりとされていて、光が入っているのがうれしい。ところどころに灌木や別の木々が育っていますが、目立つのがシロモジとおもわれる香りのいい木です。ある個所ではあたり一面シロモジでした。ほんとはクロモジを見つけたかったのですが、発見できませんでした。残念。
大井平公園に戻ったのは、午後2時半。すいすいと下りたつもりでしたが、下りに結構時間がかかりました。
遅い昼食は、設楽町駒が原のばんじゃーるで。このところおなかの調子がすぐわるくなり、以前のように健啖家を自認することができなくなっています。それで、きょうはハンバーグ定食を頼んでいたのですが、ものすごくおなかが空いたので、急遽ひれ肉ステーキセットに変更。初めて知ったのですが、ひれ肉は、牛肉全体の3%しかとれないのだとか。大事に育てられた貴重なお肉はあまくてやわらかくて、案ずることもなくぺろっといただけました。添えられた野菜やご飯も美味でした。
昼食後は解散の予定でしたが、同行者の一人の提案で近くの千年の森へ。土地の山主が、雑木林を美しい森として将来に残そうと整備した場所だそう。
途中まで登ると広い平らな場所に小さな舞台がしつらえてあります。間伐材でできたベンチに座って見上げると、黄緑色の木の葉が幾重にも重なって、美しい陰影を見せています。道々めずらしい山野草も見つけました。
森のすぐ前には、山主が森を訪れた人たちのために建てたというゲストハウス?があり、山主ご夫婦にもお目にかかりました。まえからお名前だけ存じ上げていた方たちです。たまたまお会いできてうれしかった。
山主ご夫婦は、楓の木々から樹液を採取し、設楽産のメイプルシロップを作って商品にしています。奥様がそのメイプルシロップをごちそうしてくれました。さっぱりした甘さ! えぐみがなく、すっとのどに入ります。設楽町観光課をとおして、毎年3月に原液の採取ワークショップの開催をお願いできるとのこと。来年ぜひ、企画したい。そして自宅の敷地内にあるカエデからわたしも樹液を採取してみたい。
帰宅したのは5時半。予定よりかなり遅くなりましたが、充実した一日でした。足は、はやばやと太ももから脛にいたるまでどんより重くなりました。あしたの筋肉痛のひどさがおもいやられます。でも、からだは突然活動的になったみたいで、またすぐにでも山歩きをしたい気分にかられています。
今回は、大井平公園からのぼる、最も距離の長い登山道を選びました。朝10時少し前に出発。総勢6人の女子。この場所から上るのは初めてのメンバーばかりです。
大井平公園の登山口からのぼると、しばらくシャクナゲの群落が続きます。盛りはちょっと前の時期だと思いますが、きっとさぞみごとだったとおもいます。話にはきいていましたが、これほどたくさんあるとは知らなかった。来年見に行こう。
登山道は整備されていて、しばらくはコンクリートの階段が続きます。コンクリート製の標識の上に苔が生えていました。水だけで育ち、そのうちみずから土を作ってきたのかしら。
眼下にシャクナゲ園が。前方が大井平公園です。
しばらく登ると林道に出ました。広くて歩きやすい。
横倒しになった枯れ木にどんぐりが芽を出していました。どんぐりがまだ根元についています。
ミツバツツジ。ほとんど咲き終わっていましたが、すこしだけあちこちに残っていました。
朴の葉。日の光が透けて見えて美しい。
無理やり作った林道なのでしょう、あちこち崖が崩れています。根っこの下の土がなくなって、がむきだしになっているのですが、なぜか新しい根がさらに伸びているようでした。
林道からそれて、本格的な登山道に。思いのほか、急坂が続きます。木の根がちょうど階段の役目を果たしていて、滑り落ちそうなのをなんとかまぬかれたのですが、私にはかなりきつかった。途中、何か所もロープがはってあったので、私だけそのロープに両手をかけて登りました。のぼるのに必死で写真は撮れずじまい。
ようやく頂上。ゆっくりあるいたので、2時間近くかかりました。こちらは夏焼方面。
こちらは稲武市街地方面。きょうは、晴れてはいましたが、御岳など信州の山々を望むことはかないませんでした。でも高い山の頂上は気持ちいい!
さて、下山。かなり急な坂を上ってきたことがあらためてわかりました。下りは上りよりさらに慎重に足を運びました。上りのときのように心臓は踊りませんでしたが、別の筋肉がかなり疲れました。
見渡す限りほとんど常緑樹の人工林ですが、手入れはわりとされていて、光が入っているのがうれしい。ところどころに灌木や別の木々が育っていますが、目立つのがシロモジとおもわれる香りのいい木です。ある個所ではあたり一面シロモジでした。ほんとはクロモジを見つけたかったのですが、発見できませんでした。残念。
大井平公園に戻ったのは、午後2時半。すいすいと下りたつもりでしたが、下りに結構時間がかかりました。
遅い昼食は、設楽町駒が原のばんじゃーるで。このところおなかの調子がすぐわるくなり、以前のように健啖家を自認することができなくなっています。それで、きょうはハンバーグ定食を頼んでいたのですが、ものすごくおなかが空いたので、急遽ひれ肉ステーキセットに変更。初めて知ったのですが、ひれ肉は、牛肉全体の3%しかとれないのだとか。大事に育てられた貴重なお肉はあまくてやわらかくて、案ずることもなくぺろっといただけました。添えられた野菜やご飯も美味でした。
昼食後は解散の予定でしたが、同行者の一人の提案で近くの千年の森へ。土地の山主が、雑木林を美しい森として将来に残そうと整備した場所だそう。
途中まで登ると広い平らな場所に小さな舞台がしつらえてあります。間伐材でできたベンチに座って見上げると、黄緑色の木の葉が幾重にも重なって、美しい陰影を見せています。道々めずらしい山野草も見つけました。
森のすぐ前には、山主が森を訪れた人たちのために建てたというゲストハウス?があり、山主ご夫婦にもお目にかかりました。まえからお名前だけ存じ上げていた方たちです。たまたまお会いできてうれしかった。
山主ご夫婦は、楓の木々から樹液を採取し、設楽産のメイプルシロップを作って商品にしています。奥様がそのメイプルシロップをごちそうしてくれました。さっぱりした甘さ! えぐみがなく、すっとのどに入ります。設楽町観光課をとおして、毎年3月に原液の採取ワークショップの開催をお願いできるとのこと。来年ぜひ、企画したい。そして自宅の敷地内にあるカエデからわたしも樹液を採取してみたい。
帰宅したのは5時半。予定よりかなり遅くなりましたが、充実した一日でした。足は、はやばやと太ももから脛にいたるまでどんより重くなりました。あしたの筋肉痛のひどさがおもいやられます。でも、からだは突然活動的になったみたいで、またすぐにでも山歩きをしたい気分にかられています。