アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

ブルーベリーの里

2011-07-28 19:01:04 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   最近脚光を浴び始めた稲武のブルーベリーですが、10年ほど前、温泉と直売所の観光施設・どんぐりの里いなぶが、温泉の前の休耕地を使ってブルーベリー栽培を手がけたのが、そもそもの始まりです。当時は、まだあまりなじみのない果樹の栽培が地元の人の目に触れる場所ではじめられたので、賛否両論いろんな声が飛び交ったと聞きます。

   4年前、ブルーベリーレーンいなぶが開園し、マスコミで大きく取り上げられました。どんぐり横丁でも、自園の実のほか、地元の生産者たちが販売を始めるようになったこともあって、しだいに、稲武はブルーベリーの里として名を馳せるようになってきました。

   10年ほど前から、どんぐり温泉と足並みをそろえる形で栽培を始めていた石橋徹さん・佳子さん夫婦も、3年前、稲武地区大野瀬町のブルーベリー畑を、摘み取り園としてオープンしました。名前はまいにちブルーベリー。「健康によくておいしいブルベリーを毎日食べてほしい」という願いからつけられたそうです。 

   こちらのブルーベリーは、農薬も化学肥料も使わない特別栽培で作られています。草地の中にブルーベリーの林が続いているのが、自然でいい雰囲気。

   今年はことのほか豊作だそうで、たわわに実っています。種類によってはっきり味が違うので、園内をあちこち食べて回るうちに、おなかいっぱいになりそう。

   虫除け・鳥除けのため、園内全体を網で覆ってあります。外から見たら、巨大な白い蚊帳。でも、中に入ると意外に圧迫感がなく、むしろ、遠くの視界がさえぎられている分だけ、近くにあるブルーベリーの木々が強い印象を与えるように思います。なにより、ハチに刺される心配をしないですむのがうれしいことです。

    まいにちブルーベリーの農作業や土木作業は、石橋さん夫婦とそのお友達、たまにやってくるボランティアの力でなされています。昨年は、この小屋を石橋徹さんがほぼ一人で作りました。小屋の中に立っているのが徹さん。

    園のそばには、こんなすばらしい小さな渓谷があります。訪れた子供たちが、この沢から道端に流れ出ている水に手をつけて、楽しそうに遊んでいました。

    ところで、この園は毎年7月下旬には閉園していますが、今年はもしかしたら8月初旬も開園できるかもしれないということです。まいにちブルーベリーのHpでご確認のうえ、お出かけください。なお、まいにちブルーベリーについては、昨年の夏、三河の山里便りに詳しく紹介されています。

    さて、もうひとつ、稲武には大きなブルーベリー園があります。野入町にある三木さんの畑です。三木さん一家は4年前、この稲武の地に移住し、念願のブルーベリー栽培を始めました。そして定植して3年目の今年、やっと実をならせました。植えて2年もすれば実はできるのだそうですが、木を丈夫に育てるために、これまであえて花芽を摘み、実をならせないようにしてきたのです。

   元気に実った大きな果実。食べ応えがあります。今年は、自家用と加工品にするためだけに収穫しています。

   チップがたっぷり敷かれ、大切に育てられている様子が伝わる、三木さんのブルーベリー。山あいの棚田を土壌改良して、ブルーベリーに適した土地に変えました。周りには人家も大きな道もなく、しんと静まり返っています。森に囲まれたこの農園は、稲武の中でもとくに私の好きな場所のひとつです。

   三木さんのブルーベリーの生果は、来年以降販売の予定です。奥さんの和子さんは、ユニット「スリーツリーズ+」のメンバー。アンティマキといっしょに活動を始めています(コチラ→)。彼女が作ったブルーベリーのコンフィチュールは、今度の福蔵寺のご縁市で販売します。乞うご期待。



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チエ流マクロビオティック料理教室・夏の部開きます!

2011-07-28 09:15:47 | マクロビオティック
  今年で5年目になるチエさんのマクロビオティック料理教室。春の教室に続いて、夏の教室を下記のとおり開きます。チエさんは、この夏、昨年同様イタリアの知人宅のワイン用のぶどう園で、ブドウの収穫と知人の経営する宿泊施設のまかないを手伝いながら、イタリアの食文化を学んでいます。

  今度の教室でも、イタリアで学んだ野菜料理を土台にした、新しくて面白い料理を教えて頂けると思います。残暑厳しい折かもしれませんが、稲武はたぶん涼しくなっているとおもいます。

  涼しい稲武で、体にも心にもやさしい料理の数々をぜひ学びにいらしてください。この教室は、マクロビオティック初心者、あるいは長年マクロビオティックをやっているかたで料理の幅を広げたい方にお勧めの講習会です。深くじっくりマクロビオティックを学びたい方には物足りないかもしれませんので、その点はご承知ください。

  なお、過去のマクロビオティック料理教室に関しては、こちらをご覧ください。

    2009年秋の教室(三河の山里便り)
    2010年春の教室(アンティマキのいいかげん田舎暮らし)    
    2010年秋の教室(アンティマキのいいかげん田舎暮らし)  
    2011年春の教室(アンティマキのいいかげん田舎暮らし)

●日時:9月4日(日)・5日(月)午前10時~午後3時
●場所:どんぐり工房厨房室(旧稲武地区・どんぐり温泉前)
●費用:2000円(材料費別途 1000円程度)
●申し込み:8月31日ころまで。先着順に受け付けます。
●定員:それぞれ15名。両日とも同じレシピで進めます。
●講師:初田智恵子(大阪在住・クシマクロビオティッククッキングスクール卒業)
●申し込み・問合せ先:アンティマキ(村田)℡fax 0565-82-3304
 e-mail: auntie-maki@cb.wakwak.com
 
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グリーンママンの朝市に出ました。

2011-07-27 11:52:11 | イベント記録
  豊田市寺部町の守綱寺で、ほぼ毎月開かれているグリーンママンの朝市。前から気になる存在でしたが、7月12日に初めて出店しました。場所はお寺の広間。屋内でのイベントです。

  グリーンママンは豊田市内に住むお母さんたちのグループで、自然育児のサークルや脱原発関連の活動なども行っています。彼女たちの活動の輪はかなり広範囲に及ぶようで、朝市当日おかれていたチラシ類は、みな興味ぶかいものばかりでした。


  この朝市は、安全な野菜を作っている地元の生産者たちを応援したいという思いではじめたものだそうです。

  そういった地元の生産者のひとつ、旭地区のグループ、M-easyも毎月参加しています。新鮮な夏野菜がいっぱいです。ほかに新城市からやってきた山の都農園、松平地区からいらした松本農園も、この日は採れたての野菜やハーブ、無農薬で作った果樹のジャムなどを持って参加していました。

  旭地区の体験交流施設・板取の家で、野草料理や梅料理などの体験講習会を積極的に開いているIさんとSさんも、自作の梅ジャム、朝採ったばかりのブルーベリー、スモモなどを持って参加。

  アンティマキは、こねずにつくるパン2種類と穀物クッキーを出品したのですが、なんと店を開いて1時間足らずの間にパンが完売。2時間後にはクッキーもなくなりました。最後のころは試食分のパンやクッキーを召し上がっていただいて、今度はもっとたくさん持ってくることをお約束しました。

  市にいらしたのは、ほとんどが小さいお子さんをお持ちのお母さんたち。普段の食事に注意を払い、健康な子供に育てようと苦心しておられる方々がほとんどのようでした。それで、卵や乳製品を使っていないかしばしば聞かれたので、そういう方にはパンをお勧めしました。これまで、卵や乳製品を入れないケーキやスコーンを作ってはきましたが、実際こどものアレルギーにお悩みのお母さんたちにとっては、入っているかどうかは大問題なのだと、あらためて思わされました。

  もっか、稲武の筒井重之さんの玄米粉と、北設楽郡東栄町の無農薬のお茶の粉でケーキを作ろうと試作中なのですが、使用したものかどうしようかと迷っていた卵は、はっきりやめることにしました。今度の朝市に、新作のお茶と玄米粉のケーキを持っていけたらいいなと思っています。
 
  ところで、前に告知しましたが(コチラ→)、今度の日曜日・7月31日に、旭地区の福蔵寺でイベントが開かれます。アンティマキもこねないパンと穀物クッキー、できればスコーンを出品します。主催は、グリーママンの朝市に毎月野菜を出しているM-easyの若者たち。今月の朝市に参加したIさんも、野菜や果樹を出品の予定です。
  

  
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きょうの貝口川

2011-07-20 12:13:51 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
  稲武は雨が多い。地方局では、豊田市とは別に稲武の天気状況とともに降水量を知らせるほど。幹線道路・153号線で名古屋・豊田市街地方面から稲武に入るとき必ず通る伊勢神トンネルは、どれだけか知りませんが、ある降水量を超えるとトンネルが閉鎖になります。だから、台風や大雨の予報が出ているときは、いつも心配しながら出かけます。

  台風6号の影響で、昨日から稲武も大雨です。うちのすぐ下を流れる貝口川は、うちの東側の山腹にある砂防ダムと通じている小さな川なのですが、大雨の翌日はうるさいほどの音を立てて、濁流が流れてきます。

  今朝10時過ぎに撮った、貝口川のようすです。

  向こう側だけ護岸工事がしてあります。その上のほうに私宅の建物があります。

  いつもは歩いて渡れるほどの浅い小さな川ですが、こういう日の流れは速く、落ちたら大人でも立てないだろうと思われます。この小さな川、10年ほど前の東海豪雨の折には、大きな木々や石がごろごろ流れてきたとか。そして家側の崖が崩れ、そちら方面だけ護岸工事をしてもらいました。当時、稲武のあちこちの沢が決壊し、土砂崩れで民家が壊れたところもあります。

  とにかく水はあなどれないな、とあのときはじめて思ったことでした。だから大雨のたびに、家の敷地内のどこかが崩れるのではないかと、どきどきします。
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焼き菓子とパンの消費期限

2011-07-18 08:25:25 | アンティマキの焼き菓子とパン
  連日続く猛暑は、標高500mのこの山里にもおよび、日中は強い日差しが耐えられないほど。こんなことは前は早々なかったと思うのですが、今年はかなりいつもと違います。市街地より5度は低いと思うのですが、やはり暑い。

  それで、パンや焼き菓子の消費期限が気になり、昨日から、パンは製造日から1日、ジャムスコーンは3日、ヨーグルトスコーンとくるみ黒糖スコーンは4日に変えました。
(やっと最近買ったラベルプリンター)
  実は、先々週くらいから、パンは、4日だったのを3日に変えていたのですが、ついこの間、消費期限当日のニンジンパンを朝、どんぐり横丁で引き取り、翌日食べようとしたら、カビが生えていたのです。しかも、カビだけではなく、割ると糸を引いています! パンのこんな状態ははじめて見ました。色も悪いし、臭いもします。暑いだけでなく、湿気が相当な悪さをしたと考えられます。

  このパン、よく考えてみたら、半日以上車の中に入れっぱなしにしておいたのでした。冷房を掛けないで炎天下に置いた車の中は、50度くらいあるとか。なんでも悪くなります。でも、お買い上げくださったお客様が、どこにおかれるかはわかりません。私と同じことをしないとも限らないのです。

  もともと、アンティマキのパンや焼き菓子の消費期限、賞味期限はかなり短く取ってあって、ほんとはパンなら1週間ほど、スコーンなら10日くらい大丈夫のはずなのです。でも、大事を取って半分ほどの期限にしていたのですが、それでも心配になり、消費期限を変更することにしました。

  したがって、パンは製造した当日は正価で販売。翌日は引き取るか値引きして販売します。きょうは、消費期限が明日の、ニンジンパンを納品します。まずは取り急ぎ、お知らせします。何かお気づきのことがありましたら、アンティマキまでお問い合わせください。
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自然に育ったネムノキ

2011-07-15 21:48:11 | アンティマキの場所に生きる動植物
どんな花でどんな姿の木なのかはっきりしらないままに、前から、家にあるといいなと思っていたネムノキが、実はちゃんと育っていました!

  崖際の危うい場所に、あるとき、すっくと立っている木を発見し、勝手にニセアカシアだと思い込んでいたのですが、今年、ピンクの花が咲いて初めて、「もしかしたらネムノキ?」と思ったのでした。で、しらべてみて、はっきりとネムノキなのだ、とわかりました。

  実はこの木、数年前に一度すっかり枯れてしまったのです。もしかしたら生き返るかもしれないとおもって、枝を大胆に切り落としたら、次の年、若芽が出てきて新しい枝が伸び、ここまで成長しました。

  枯れた原因は、たぶんこの洞。虫が食ってここまで穴を開けたらしい。またまた虫が食い始めたかずっと残っていたのか、触るとボロッと周りがはがれました。
 
  洞は2箇所もあります。大きな穴なのに、めげずにそだったのです。えらい!

  この木のすぐそばに、家人が廃材で小さなバーゴラを建てています。できあがったら、アケビやフジを敷地内から採って来て植えるつもりですが、それらのつるがバーゴラに絡みつく前に、このネムノキが期せずしてここちよい日陰を作ってくれました。
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青シソ染め

2011-07-10 23:23:07 | 草木染め
 北設楽郡東栄町に住む友人が、自分で作った野菜をいろいろ送ってくれました。ダイコン、ニンジン、玉ネギ、サラダ菜、青シソ。どれも新鮮でおいしかったけれど、なかでもすぐれものだったのは、ものすごく辛い辛味大根と柔らかい青シソ。いただいてから、毎日のように辛味大根をおろしては、青シソを薬味にしてザルそばを食べていました。

  友人は柔らかい青シソとは別に、畑で徒長したシソの固くなった大きな葉を、染色の材料としてたくさん送ってくれました。赤シソを染めたことはありますが、青シソはもったいなくて染めようと思ったことはありません。めったにないいい機会をもらいました。

  普通の染め方で染まるかどうかも分からなかったのですが、調べたら、染色家のバイブル(と私が思っている)「草木染染料植物図鑑」(山崎青樹著・美術出版社刊)にちゃんと載っていました。アルカリ水で煮出す緑葉染めの方法で、美しい青磁色が染まるとあります。

  最初の2回は煮出すだけで液は捨て、3回目からソーダ灰を加えてアルカリ水にして煮出します。4回目、5回目も同様に煮出し、全部を一緒のバケツに入れます。そこに酢を少々入れ、PHを調整します。「PH6にする」とありましたが、リトマス試験紙が手元にないので、いいかげん。でも、酢酸銅の媒染液につけたら、ちゃんといい色に染まりました!

  写真では薄い色に見えますが、きれいな若草色。図鑑に載っている「青磁色」とはちょっと違うけれど、ヨモギやスギナとも異なるいい緑色になりました。

  友人には、お礼に染め上がったタオルを送りました。1回しか染めていないので色があせやすいとは思うけれど、捨てるはずだった野菜で染まったタオル、きっと気にいってもらえると思います。
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グリーンママンの朝市に出ます! 

2011-07-09 21:22:49 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
  豊田市街地で活動しているおかあさんたちのグループがあります。名前はグリーンママン。さまざまな活動をしているらしいのですが、彼女たちが毎月開いているのが朝市。「地域の良心的な農業生産者と消費者をつなげたいという思いから」(グリーンママン朝市のしおりから)はじめたそうです。

  もう何年も続いているこの朝市に、アンティマキも出店させてもらうことになりました。販売する予定の品は、玄米ご飯パンとたかきび入りのハーブとオイルのパン、それに穀物クッキーの何種類かです。できればスコーンも1種類は持っていきたいと思っています。

  アンティマキのほかの出店者は、豊田市旭地区で農業に従事している若者グループのM-easy、自然農法栽培をしている松本農園、完全無農薬のお茶やお米、木の実などを販売する山の都農園などです。手作り小物なども出店するみたいで、楽しみ。詳細は以下のとおりです。

 日時:来週、7月12日(火)10時~12時
 場所:豊田市寺部町2丁目 守綱寺広間
  *10時30~11時・本堂にて守綱寺主催の読み聞かせ会があります。
 問い合わせ先:koma5nin@docomo.ne.jp(小松)
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ブルーベリージャムクッキー、今夏の発売開始です!

2011-07-09 10:59:32 | アンティマキの焼き菓子とパン
  昨年に続いて今年も夏のしょっぱなから猛暑。でも、標高500mのここ稲武では、暑いといっても夜ともなれば、窓を閉めて寝ないとかぜひきそう。そんな稲武ではいま、ブルーベリーの木々が今年も豊かな実をつけています。

  一番に開園したのがまいにちブルーベリー。ついで、きょうブルーベリーレーンいなぶも開園しました。

  こちらの売店・マコの店では、アンティマキの焼き菓子を置いています。ふだんはめったにどんぐり横丁にもイベントにも出していないブルーベリージャムサンドクッキーを、今年も販売します。

  ブルーベリーの甘酸っぱさがおいしいこのクッキーには、隠れたファンがいるらしく、「これ、まってたのよ」とおっしゃるお客様もみえるとか。ただし、あまり日持ちしないので、少量ずつしか納品できないことをご了承ください。

  こちらでは、ブルーベリースコーンも置いています。

  どんぐり横丁でも人気を博しているこのスコーン、オーブントースターで3,4分焼いて頂くと、よりいっそう香ばしくなりおいしさが増します。

  ところで、このページに載せた美しい3枚の写真は、ネット販売を近い将来はじめるべく、そのときのHP用に撮ってもらったものです。撮影者は中島かほるさん。こちらのHPで、彼女の魅力的な写真の数々をごらんいただけます。
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特別のニンジンパンを今日だけ発売!

2011-07-07 09:17:02 | アンティマキの焼き菓子とパン
  アンティマキのこねずに作るパンは、発売以来、道の駅の直売所・どんぐり横丁でもイベントでも、おもいのほかの好評をいただいています。なかでも、玄米ご飯パンに並んで、ニンジンパンは人気です。

  さて、このニンジンパンに使うニンジンは、どんぐり横丁で手に入る信州産をおもに使っていましたが、信州産も手に入らないときは、しかたなく一般のスーパーで求めていました。地元産の質のいいニンジンが手に入るといいなあとおもっているのですが、なかなかあてが見つかりません。

  先日、豊田市街地の自然食品店・豊田健康生活センターを訪れたとき、素性のよさそうなニンジンが売られていました。産地は忘れましたが、無農薬・無化学肥料で育てられた色の濃い、立派なニンジンです。値段は、どんぐり横丁で売られているニンジンの2倍。でも、迷わず買いました。

  で、昨夜このニンジンを使ってニンジンパンを仕込み、今朝焼きました! 

  見た目は当然同じです。でも、香りも味も違います。仕込んでいるときからニンジンの香りが立っていました。焼いてもやっぱりニンジンの香りが残っています。おいしい。

  無農薬・無化学肥料栽培の野菜や果物は香りも味も際立っています。だから、ニンジンパンがいつもと違っても当然なのですが、やっぱりすごいものだな、とあらためて感心しました。でも、ニンジン嫌いの方には、ニンジン臭さを感じるかも。

  このパン、本日7日の昼ころにどんぐり横丁の店頭に並べる予定です。消費期限は3日。ただし12個しか作れなかったので、売り切れの際はご容赦ください。

  今回のことを機に、よりいいニンジン探しをもっと積極的にやってみるつもりです。  
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