アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

chie流マクロビオティック料理教室秋の部、開きます。

2013-09-16 18:06:29 | マクロビオティック
   台風18号がやっと通り過ぎました。朝から、裏の小川ではごうごうと音を立てて山から来た水が流れています。稲武でも、恵那に近い集落では停電もあったそうですが、心配していた崖崩れはなく、今回は大過なく過ごしました。でも、異常気象はまだまだ続きそう。落ち着いた気持ちには、なかなかなれません。
 
   さて、夏の教室の様子をお伝えしたばかりですが、秋の教室の日程が決まったので、お知らせします。下記のとおりです。

   *日時 11月1日(金) 3日(日)
      いずれも10時から3時頃まで
   *場所 稲武地区 どんぐり工房厨房
   *料金 2000円(実費1000円程度、別途にいただきます)
   *講師 森ちえこ(クシマクロビオティックスクール卒業 大阪在住)
   *申し込み先 アンティマキ auntie-maki@cb.wakwak.com
℡ 0565-82-3304

  写真は、夏の教室のおり、工房の庭で咲いていたクズの花です。ちえさんは、この赤紫の花をケーキの上に飾りました。野菜も花も愛してやまないちえさんの秋の料理、楽しみです。

    マクロビオティックにちょっと興味のある方、ビーガンの料理に一工夫付け加えたいと思ってい方に最適な料理教室です。ぜひお越し下さい。11月初旬は、稲武の紅葉が見ごろの時期です。さわやかな秋風の吹く古民家の厨房で、ご一緒に楽しみましょう。
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岡崎の「ほなの地球ご飯」に行ってきました。

2013-09-16 17:36:59 | 林と畑と庭づくり
    友人のパティシエ、柴田帆波さんから、岡崎市にお店を出すとの通知をもらったので、オープン二日目の8月27日に訪れました。

    お店の名前は「ほなの地球ご飯」。案内のはがきで店名を見たとたん、お店のイメージがわっと頭に浮び、「きっとおいしいものを食べさせてくれるはず」と確信を持ちました。

    久々に会ったほなみさんは、予想通りげんき! 相変わらずさばさばした少年のような雰囲気です。

    彼女はずっとパティシエとして、神戸や名古屋、浜松の大きなお店で働いてきました。洋菓子屋での修業も製菓学校での勉強もしていない私は、焼き菓子を作り始めたころ、彼女にいろいろ質問し、試作品を食べてもらいました。彼女の知識は豊富で、ことスイーツに限らず、さまざまな料理に対して旺盛な好奇心を持っているので、頼りにしていました。

    さて、そんなほなみさんのお店では、「世界のカレーやモロッコのタジン、タイ料理を中心に、イタリアン、フレンチまで」「さまざまな国の「ごはん」に触れられるスパイシーランチと、パティシエ特製のデザート」がいただけます。

    ランチは3種類。週代わりのスパイスご飯ランチ2種と、日替わりの気まぐれランチです。この日は3人で訪れたので、ランチメニューの3種をそれぞれお願いし、ちょっとずつ分けていただきました。

     こちらはまず、チリフィッシュカレー。野菜をベースにしてスパイスで香り付けしてあります。ご飯は、インドの長粒米・バスマティライス。同行した、インド料理の店で働いていた経験を持つ知人は、「岡崎でバスマティライスが食べられるなんて、感激!」と喜んでいました。

     上は、レモンチキンタジン。塩漬けしたレモンとチキンを野菜とスパイスで煮込んだ北アフリカの料理。クスクスが添えてあります。

     気ままランチプレートと名づけたこの一皿には、生ハムとマリネした野菜のオープンサンドとサラダが載っています。パンはわずかなイーストで膨らませた低温発酵の自家製。ひよこ豆の冷製スープがついています。

      ランチプレートだけでなく、上記二つのメニューにもサラダが付いているのですが、このサラダ、ふつうの生野菜だけではなくて、おいしく味付けしたレンズ豆も。これがまたよかった。    

      ランチは以上にコーヒーが付いているのですが、プラス200円だったかで3種類のアイスクリームから1種類を選べるようになっています。私が選んだのは豆腐のアイスクリーム。

      この3つの料理、どれも甲乙つけがたいものでした。わたしは、エスニック料理にもスパイスにもあまりなじみがないのですが、どれも、適度に調和した味で、食べやすく感じました。といっても、日本風にアレンジしたという感じではありません。しっかり個性を生かしながら、おなかにすっと通るランチでした。

      お店で料理をつくっているのはほなみさん一人なので、ランチタイムはデザートは簡単なものだけ。元パティシエのスイーツが食べたい方は、3時以降のカフェタイムにいらしてください。

      「ほなの地球ご飯」
      *愛知県岡崎市井ノ口新町12-2 ℡0564-24-3242
      *定休日 毎週水曜日・第1・3火曜日
      *ランチタイム 11時~15時
      *カフェタイム 15時~19時




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chie流マクロビオティック料理教室夏の部、終わりました。

2013-09-16 14:40:06 | マクロビオティック
7年目のちえさんの教室は、どんぐり工房で、8月の26日と28日に夏の部を開催しました。

   7年もの間、年にほぼ3回ずつ、大阪から通って下さった森ちえこさん。今回も、夏の野菜をたっぷり使ったおいしい料理を教えてくれました。

   今年は、稲武ではお盆を過ぎてからも豊富な夏野菜が出回りました。こうして見ると、自然の生んだ色はすばらしく鮮やか。感動します。

    これらの美しい色合いの野菜を使って、今回はちえさん流のイタリア料理を展開。パンツァネッラとカポナータとパウンドケーキです。

     カポナータは、フランスのラタトゥイユのイタリア版。ちえさんは、夏野菜のごった煮みたいなこの料理でも、手を抜きません。

     野菜は切ったら別々のボウルに入れます。


     そして一種類ずついためます。これがおいしくするこつ。こんなにカラフルな立派な料理に仕上がりました。

     パンツァネッラは、固くなったパンを酢水につけて柔らかくして、野菜とあえるサラダ。見た目は、ツナ缶入りサラダそっくりです。

     今回も、小さいお子さん達がお母さんと一緒に参加してくださいました。

     こちらの男の子は、たくさんお手伝いしてくれました。

     左がカポナータ、右がパンツァネッラです。ラタトゥイユは白ワインとレモン汁を、カポナータは仕上げにオリーブ油をかけるところが違いなのだそうです。どちらにしても、私はこの料理をただ端から野菜をいためて味付けしていただけ。

    ちえさんの指導で作ったこの料理は、一つ一つの野菜のうまみが生きていて、最後にちゃんと調和した、という味になっていました。サラダのほうは、パンの食感と野菜の固さがいい組み合わせになっています。固いパンの利用法としてはなかなかいいとおもいます。

    こちらは、とうもろこしとじゃがいものパウンドケーキ。上に載っているのはコーンをつぶして豆乳と混ぜたクリームです。野菜の甘味がじんわり口中にひろがります。トッピングしてある紫の花は、どんぐり工房の庭で見つけたクズの花。きれいなので私が採ってきたのですが、ちえさんはこんなふうにアレンジ。すてきです。

     ちえさんの教室、次は11月に開きます。

    
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秋田の自然米酒 松倉

2013-09-15 17:49:34 | のみもの
   岡崎市の自然食品店・ヘルシーメイトで見つけた日本酒です。醸造元は、秋田県大仙市の出羽鶴酒造株式会社です。

   精米歩合60%の純米酒で、すっきりしていて飲みやすく、精米歩合が低いにしては雑味の少ないお酒でした。

   松倉というのは、この酒を作るのに使った酒米の産地の地名だそう。この、大仙市大曲の松倉地区は、「米、野菜の特別栽培(栽培期間中農薬不使用)で、全国的に知られたところ」と、お酒の外箱に書いてあります。

   さて、このお酒には、返信用はがきがついています。入手経路、飲み方(冷やか燗か)、飲んだときに肴にしたのはなにか、その他、意見や感想を書く欄が設けてあります。

   返信用はがきと一緒に印刷されたしおりには、大曲無農薬栽培米生産組合の会長の言葉が書かれています。

    「私達の会は消費者に安全でおいしいお米を届けることを使命と考え、昭和45年から農薬や除草剤を使わない米づくりに励んでまいりました。昭和59年秋田清酒株式会社よりこの米を使用し、特徴のあるお酒をつくってみたいとのお話しがあり、会員一同大賛成でご協力もうしあげました。特別栽培米(栽培期間中農薬不使用)を原料とした「自然米酒・松倉」はこうして誕生し、以来たいへん好評をいただいております。私達の特別栽培米(栽培期間中農薬不使用)には立地条件等色々な制約を受け生産の拡大が難しい現状ですが今後とも一生懸命取り組んで行く所存です」

     そして、しおりの末尾に、この生産者組合の組合員の方々11名のお名前が記載されています。短い文面なのですが、彼らの自負と決意と苦悩を感じるしおりです。

     返信はがきを送ると、抽選で粗品がもらえます。いいものがもらえるかもしれないとは思っても、これまで、こういったたぐいのはがきはめったに出したことはないのですが、今回は投函したくなりました。いまから、書くことにします。
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どんぐりの湯のスタンプカードを集めると・・・

2013-09-15 16:13:36 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
    こちらに来て、うれしいことの一つに、温泉が近くにいくつもあることです。なかでも、地元稲武にあるどんぐりの湯は、うちから車で約5分。夕飯の前に温泉でちょっと一風呂浴びるなんてぜいたくなことが、簡単にできます。

    さて、このどんぐりの湯には、「わくわくスタンプカード」というものがあります。このカードを集めると、枚数によって、どんぐりの湯から、いろんなプレゼントがもらえることになっています。

     入浴1回ごとにスタンプを1個分押してくれるのですが、カードはスタンプ20個で終了。また新しく作ってもらえます。まず、このカード1冊分でどんぐりの湯入浴券と交換が。

     10枚ためると、石鹸またはマグ、20枚でグリッピーの刺繍入りバスタオルまたはエコバッグ、30枚で稲武産の米・みねあさひ5kgがもらえます。

    そして、さらに40枚ためると、アンティマキの草木染め製品のセットがプレゼントされることになっています。

    最高のプレゼントは、稲武の木地師さんが作った木地製品。50枚でもらえます。

    ただし、スタンプは、特別に何個か押してもらえる日もあります。毎週火曜日は2倍デーとなっていて、ふたつ、第1・第3水曜日のレディスデーには女性だけみっつ、第1・第3金曜日のメンズデーには男性だけみっつ、さらに入浴当日が誕生日であることを証明できるものを持ってきた方もみっつ押してもらえますので、草木染めセットで言えば、20かける40=800回入浴しなくても、このセットはもらえます。

    ここ2,3ヶ月前から、「そろそろ40枚ためた方がお見えになりそう」と、どんぐりの湯の職員から何度か連絡を受け、2,3個ずつ合計8セットほど、この草木染めセットを作りました。このセットをお受け取りになる方は、みっつ押してもらえる日だけを選んで入浴したとしても、260回以上は温泉通いなさったことになります。すごい! 熱烈なファンがいらっしゃるようです。
    
    このところ、草木染め製品をつくる暇があまり取れなくて品薄気味なのですが、いつまたこのセットを望んでくださる方が登場するか分からないので、この秋は、染めの仕事にもしっかり励みたいと思います。   
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グリーンママンの朝市に出ます!

2013-09-15 15:57:28 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   先々月の開催以来、ひさしぶりにグリーンママンの朝市がひらかれます。この朝市は、豊田市街地のお寺の大広間で、午前の2時間だけのマルシェです。本堂では、10時半から読み聞かせの会が開かれていて、マルシェにも小さなお子さん連れのお母さんたちが来てくださいます。詳細は下記のとおり。

   *日時 9月24日(火)午前10時から12時
   *場所 豊田市寺部町守綱寺。こちらのお寺の大広間 

    アンティマキは、先月の福蔵寺ご縁市に続いて、新商品のほうじ茶クッキーと有機小麦のこねないパンももって行く予定です。できれば、試作中の玄米粉入りのグラノーラも持っていけたらな、とおもっています。

     有機オートミールに有機のナッツとドライフルーツ類、稲武大野瀬町の筒井さんの玄米粉、それに黒糖とビートグラニュー糖で作っているのですが、甘さと固さがいまいち決まりません。でも、固いのは固いなりに、おいしいといってくれる友人もいるので、あと一回くらいで試作を終了できそうです。乞うご期待。久しぶりに、グリーンママンの方々や常連のママさんたちにお会いできるのが楽しみ。
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「八重の桜」がおもしろい。

2013-09-15 15:10:24 | 映画とドラマと本と絵画
   NHKの大河ドラマが始まったのは、わたしの子供時代でした。「花の生涯」は難しかったけれど、緒方拳の「太閤記」も、昔の菊五郎の「義経」も、放映の翌日いつも学校で友達と話題にしたほど楽しみに見ていました。
   
   その後はしばらく遠ざかっていましたが、渡辺謙の「独眼流正宗」、そのほかタイトルは忘れましたが、北条時宗や足利尊氏など、気になる人物を描いていて、脚本も映像もよさそうなときだけほぼ欠かさず見てきました。昨年の「平清盛」は、「平家物語」の解釈とはかなり違う清盛像になっていたので、久しぶりに、最後まで興味ぶかく見続けました(コチラ→)。
   そして、今年の「八重の桜」。日本を動かしてきた人ともいえないような人物のことは、時間を割いてまで見ることもないな、とおもって期待していなかったのですが、去年の清盛が思いのほかよかったので、今年ももしかしたら案外おもしろいかも、とおもって見はじめました。

   8ヶ月経ったいま、見続けてよかった、とおもっています。地味なドラマですが、会津藩がなぜ戊辰戦争に巻き込まれ、白虎隊の壮烈な死などというおろかな悲劇を生んだか、よくわかりました。高校の歴史で、「奥羽列藩同盟」とか「会津藩主松平容保、京都守護職となる」などといった語句をただただ暗記していたのですが、それらがいったいどういう意味を持っていたのか、そのことがどのように歴史をうごかしたのか、今回はじめて分かりました。

   それぞれの語句は、たとえば岩波新書だとかなにかコンパクトにまとめて書いてある本を読めばわかることなのでしょうが、そうまでする気は起きないまま、この年になってしまったのです。知ってよかった。

   でも、あの維新の頃の歴史は簡単にわかることではなさそうです。そのことも、よくわかりました。たとえば、会津とかなりかかわりを持つ西郷隆盛が、明治政府成立後征韓論を唱えますが、教科書で習ったような、「朝鮮に戦争を仕掛けることで、不平士族の不満の捌け口を見出そうとした」といった言い方では納得の行く説明とはいえません。ドラマでも、筋に関係ないこともあってか、そのことは深く描いてはいませんでした。

   いろいろ不満はありますが、おおむね、おもしろく見ています。ひと月ほど前の回では、八重が夫の庄之助と東京の長屋で再会するシーンが描かれたのですが、つい泣いてしまいました。その次の回では、新島襄との出会いがあり、庄之助との決別が八重に新たな出会いを用意したことがよくわかる運びになっていました。話を飛ばさず、丁寧にえがいているところに好感が持てます。

   先週は新島襄が設立した大学のいまの映像が、番組のあとに写されました。この大学はわたしの出身校でもあるのですが、創立者のことはこれまでほとんど知ることもなく、知ろうとも思わないできました。ましてや、彼の妻の山本八重のことなど、名前すら知りませんでした。このところ、新島襄がしだいにドラマの副主人公になり始めるに従い、自分の出身校をいささか誇りに思う気持ちが芽生えてきました。こんな気持ちを持ったのははじめてです。

   ところで、維新直後の京都をおおきく発展させたのは、八重の兄・山本覚馬という人物だったことも、このドラマで知りました。京都に明治時代からある琵琶湖疏水は、彼の発案で着工されたそうです。彼を信任した当時の京都府?知事の名前は聞いたことがあるような気がしますが、覚馬のことは初耳。京都を世界の観光地として有名にした最初の人物も彼だったそうです。

   勤皇の志士、のちの薩長藩閥政府に敵対した会津の人物だから、わたし達の知る歴史に登場してこなかったのではなかろうか、と疑われます。そういうことも、言わず語らずのうちに思わせられる内容になっています。

   昨年の清盛の視聴率は相当低かったようですが、今年の「八重の桜」はもっと低いらしい。たぶん、清盛よりさらに話が込み入っていて、ある程度の日本史の知識がないとおもしろくは感じられないのだろう、と推測できます。それに、清盛は豪華なところがたくさんあったけれど、こちらは質実剛健を旨とする会津の人たちが主人公だから、衣装も住居も地味。わたしには、それもみんな興味深いのですが。八重たちが落城後、身を寄せていた米沢の町では、覚馬の妻が紅花や紫根の染色仕事を家計の助けにしている様子が、描かれていました。

   ともあれ、震災以降、大変な苦労を強いられている福島の人たちへの励ましを込めて企画されたとも思われるこの大河ドラマ、最後までしっかり見届けようと思います。今夜も放映。楽しみです。

   
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ゴーヤのジャム

2013-09-13 00:33:37 | たべもの
    フェイスブック友達が「ゴーヤがたくさん余ったのでジャムニしました。さし上げます」と投稿していたので、そんなに親しい方ではなかったのですが、どうしても食べたくなって、無心しました。

     かなり柔らかくなったゴーヤで作ったそうなので、黄色い。一口食べると、苦みがわっときます。砂糖を入れてもやはりゴーヤはゴーヤ。でも、三口めぐらいになると、苦みがアクセントになってきて、ちょっと独特な味に。ゴーヤの料理のあの複雑な味と同じです。

     残りは、ジャムメーカーのMiki-Co-Laboのミキカズコさんにあげました。ところで、前に書いたことですが、名古屋市郊外に育った叔父が、小さいとき夏のおやつにいつもゴーヤを食べていた、と話していました。といっても、青いゴーヤではなくて、完熟したゴーヤの赤い種の部分。たぶん種の周りのわたが甘いのでしょう。

    先日テレビで、「カボチャにしろトウガンにしろ、ズッキーニ、ゴーヤも、みなわたに栄養価がある。綿を捨ててはもったいない」という話をしているのを見ました。

    その番組の中で、たしかどこかの国ではゴーヤのわただけを食べ、私たちが食べている苦い部分は捨てる、といっていた気がします。どんな風にして食べるのか聞きそびれましたが。

    栄養学の先生が出てきて、さまざまの野菜のわた料理を紹介していました。ゴーヤはワタの部分を茹でてから揚げ。で、やってみました。でも、種が硬くて食べられなかった。どなたか、ちゃんとしたわたの料理法をご存知の方、教えて下さい。
     
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梅びしおできました。

2013-09-13 00:33:22 | 手作りのたべもの
    6月ころ仕込んだ梅びしお、美しく仕上がりました。といっても、実を言うと、二月ほどほうっておいて、もうそろそろ食べごろかな、とおもって容器のふたを開けたら、表面に少しカビが入っていました。完熟の梅や落ち梅でつくるところを、わたしは青梅でつけました。それで、梅から出る水気が少なくて、かびてしまったのではなかろうかとおもいます。

    でも、梅の殺菌効果は相当なはず。気を取り直してカビをのぞき、全体を毎日かき回しました。カビがあったときは、濁ったような赤でしたが、本来の梅びしおの美しい色に変わりました。

     梅干しのようにただ食べてもおいしいのですが、細かく刻んでご飯に混ぜてみました。

     きれいです。先月末の暑いときにこのご飯を思いついたのですが、食がすすみました。友人たちにあげたら、ジャコを入れたり青シソとゴマをちらしたりと工夫したみたい。一様においしかった、といってもらえました。

     先日ニュースで、暑さで弱っている鶏に、梅と山椒を砕いて飼料に入れて与えたら、元気が回復したと言っていました。それを聞いて、私も茹でて冷凍した山椒の実をこのご飯に混ぜてみました。いい香り。キュウリや卵を載せたら、もう立派な散らし寿司。来年の夏はこれで乗り切ろう!とおもったことでした。


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まゆっこクラブの展示会開催中

2013-09-13 00:13:09 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
    稲武は明治から昭和にかけて、繭の産地として知られていました。その繭の里の復活をめざして、数年前生まれたのがまゆっこクラブです。

    わたしも最初の頃、クラブの皆さんと一緒に織りを習ったり染めをしたりしたのですが、自分の仕事が忙しくてすっかり足が遠のいてしまいました。その間、クラブのメンバーたちは着実に腕を磨き、美しい絹の作品を生み出すまでになりました。

    いま、稲武の蓬莱泉吟醸工房で、彼女達の作品展が行なわれているので、見学してきました。

    草木染めの色はやわらかい。

    織り方もいろいろです。見ているとうずうずしてきます。わたしの家には、ずっと小さな織り機が眠っているのです。はやくはじめたい。

    頬ずりしたくなる風合いと色合いです。

    繭花もたくさん。どんぐり横丁で売られている繭花のほとんどは化学染料で染めたものですが、こちらは全部草木染め。とてもいい!

     上の写真も下の写真も、たしか右側の花は、ブルーベリーで染めたと書いてあった気がします。美しい!

     この展覧会、9月30日まで開催しています。入場無料です。
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