アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

福蔵寺ご縁市、あしたです!

2016-07-30 00:35:00 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
  あしたは夏の福蔵寺ご縁市。初回から連続出店のアンティマキ、あしたも出ます。

  持っていくのは、ライ麦パンにハーブフォカッチャ、穀物クッキー2種に米ぬかクッキー2種、グラノーラと、好評のブルーチーズクッキー。スコーンは、いつもとちょっと違う、ブルーベリー入りをつくります。
  
   春のご縁市で人気を博した、光岡真理さんのハワイアンロミロミのハンドマッサージ。あしたも私のブースでいたします。お疲れの腕、ほぐしにいらしてください。

   町の人といなかの人が山里に集う一日、ぜひご一緒に楽しみましょう! 場所は、豊田市太田町の福蔵寺。時間は10時から2時ころまでです。

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今月のどんぐり工房草木染め講習会

2016-07-18 23:34:10 | 草木染め
   きょうは、定例のどんぐり工房草木染め講習会の日でした。

   参加したのは6人+小学生1人。染め材料は、インド藍とクズの葉です。

   インド藍は、あらかじめ藍の粉とソーダ灰、ハイドロサルファイトという還元剤で染め液を仕立てておきます。その液の中に布を入れると、緑色に。数分液の中でよく振り、外にとりだして外気を当てると、次第に鮮やかなブルーに変身します。写真は、変身途中のシャツ。青緑色です。

   液の中にまた投入し、数分後また外気に。この作業を三回繰り返したのが、このバッグ。もともと濃染処理がしてある布なので、濃い青になり、一見して本藍の染めのようです。

   こちらはかためのエコバッグ。100均だそうです。蛇腹に折って、ひもで括っただけですが、布がしっかりしているので、折り目が白く浮き出て、おもしろい模様になりました。

    茶色の麻の座布団カバーを藍の液に。オリーブ色になりました。思わぬ変化でした。

    手前の黄色のエコバッグは、クズの葉の銅媒染したもの。その次の次のエプロンは、カリヤスで黄色く染めたものを藍液に入れたらオリーブ色にかわったもの。

    そのほか、ポリエステル混紡の男性用の古いシャツ、色のつかえた帽子、ほどいた麻の蚊帳、捨てるつもりだった木綿のスカート、長じゅばんをほどいた端切れなどなど、今日は実にいろんな素材を藍液につけました。それぞれ違う色合いになり、おもしろかった! 勉強になりました。

    さて来月は、21日日曜日が定例の講習会です。今度は、ススキやヨモギなど、初秋の雑草で染めようと思います。おもうしこみは、どんぐり工房まで。おまちしています。
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稲武の石窯で遊ぶ会

2016-07-17 23:52:11 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
  きょうは、昨年ご一緒に稲武の石窯でピザやパン焼きを楽しんだ方が主催して、稲武の石窯で遊ぶ会が催されました。

   講師は、わたしと、いつものメンバー二人。大きなカンパーニュとピザ、野菜スープとスコーンという、私たちの会の定番メニューをつくりました。

   人数はおとな14人に子供12人の総勢26人。子供たちはピザを伸ばし、トッピングし、竈にかけた大きな鍋の前に陣取って、薪をくべたり、灰をいじったり。いろいろ手伝ってくれました。

    ピザは、それぞれが自分の生地を自分で窯に入れます。

    焼けた人から、ピザとスープで食事。スープは夏野菜をたっぷり入れたこぶだしのトマトスープにしました。

    焦げたところもありますが、焼きたてはとにかくおいしい。
    
   食事後は、スイカ割り。

   ライ麦粉と全粒粉を半分入れた大きなカンパーニュ、いよいよ窯に入れます。ちょっと過発酵気味なので、早く窯に入れたくてあせりました。

   ほぼ30分後、焼けました。案の定、おもったより立ち上がりが悪く、平べったくなりましたが、おいしそうです。アツアツのパンを皆さんに食べていただきました。素朴な黒パン、いい味です。

    パンの後は、スコーンを窯に。アンティマキのスコーンのレシピで、カレンズ入りと黒糖・くるみ入りを焼きました。こちらもほぼ30分で焼きあがり。水分がきれいに蒸発し、いい食感の焼き菓子になりました。

    石窯で遊ぶ会は、10人以上の参加者がいれば、日時を調整の上、ご希望に沿うよう実施いたします。アンティマキの問い合わせフォームからご相談ください。なお、私たち主催の石窯で遊ぶ会は、この秋、9月か10月に実施の予定です。おって、告知いたします。
        
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アンティマキの優しく易しいパンと焼き菓子の会、近々開きます。

2016-07-13 17:44:38 | アンティマキの焼き菓子とパン
   豊田市街地の施設での、アンティマキの優しく易しいパンと焼き菓子の講習会のお知らせです。日時は7月20日水曜日10時から2時ころまで。まだ若干空きがあるので、あらためて募集いたします。

   小さいお子さんもいっしょにつくれるものを、という要望があったので、今回はとにかく手軽でおいしいものを作ることにしました。メニューは次の通りです。

  *イーストで作るちょっとだけこねるピザ
  *豆乳と植物油で作る簡単スコーン
  *気軽に作れる甘くないラスク
  *簡単すぎるくらいのスープ

  料金は材料費込で、3000円+施設使用料(頭割)。主催は、豊田市の森のようちえん・森のたまごの林ともこさん。問い合わせ、お申し込みは、こちらまでお願いします。

  ちょっとだけこねるピザは、トマトソースも手作り。といっても、こちらもとっても簡単につくります。スコーンは、アンティマキの豆乳と米油のスコーンをもっと手軽につくってみます。ぜひ、ご一緒に楽しみましょう!
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今週土曜日、Street & Park marketに出店します。

2016-07-13 14:41:49 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
    このところ、平地の街におりていくと、凄い暑さに辟易します。稲武では、まだ朝夕涼しくて素足ではいられないほど。温度差が激しくて、街に出かけたときはとてもつらく感じるこのごろです。

    さて、今月も、Street & Park marketに出店します。豊田市駅のすぐ近くの拳母城址公園でのイベントです。時間は10時から午後3時まで。

    今月は奇数月なので、会場は二つ。拳母城址公園のほか、すぐそばの駐車場の隣も会場となります。私たち奥三河Three trees⁺は、城址公園のほう。木々が少しはあるので、まだ過ごしやすい場所だとおもいます。

    当日、アンティマキがお持ちするのは、穀物クッキー3種、こめぬかクッキーカレー粉入り、ブルーチーズの低温焼きクッキー、グラノーラ。それにできたら、先日アンティマキの優しく易しいパンと焼き菓子の会で好評だった、梅干と梅シロップの梅入りマフィンも作りたいと思います。パンは、トマトフォカッチャとカンパーニュの予定です。

    ルシエンテの涼しげなアクセサリーと草木染めの布製品を少し、それに郡上の割り箸もお持ちします。こころざし工房の石鹸、Artisan MIKIのコンフィチュールも同じブースにて販売します。暑いさなか、帽子や日傘をご用意の上、買い物を楽しみにいらしてください。お待ちしています。私も今度は、氷と水をたくさん持ってのぞむことにします。

    
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岡崎の山里にある草木染めの工房にいってきました。

2016-07-09 18:30:46 | 草木染め
   先週の日曜日、岡崎市の山里・額田にある草木染めの工房「しかり」の個展&ワークショップにいってきました。

   こちらの工房主は、柴田玲甫さん。長年型染めとろうけつ染めをなさってきた方で、岡崎市の市街地にも工房がおありです。

    彼女の作品は、型紙をつくり、糊をおく、という昔ながらの方法と並行して、筆に蝋をつけて字を書く、という技法も駆使しておられます。周の時代の金文、甲骨文と草木染めの色がマッチして、独特の雰囲気を醸し出しています。染めの色は、なに色とも言い難い複雑な色合いになっています。ひとつの素材で染めたひと色ではなく、たいてい重ねて染めるそうで、いくつの素材をどのように重ねたか、いわれてはじめてわかる作品ばかりでした。あかねの色が主になっていると分かっても、それに何をかけたか、わかりません。でも、とても深い色になっています。

   サイザル麻を染めたバッグやうちわ、東南アジアの布や糸を染めた作品など、いろいろ展示即売されています。

    私が買ったうちわはこれ。

    本藍のかめもあって、布を染めるワークショップに参加。写真を撮り忘れましたが、カメがいくつも仕込んであって、ちょうどころ合いの甕を使わせてもらいました。北海道のすくもを取り寄せて、灰汁や日本酒、米ぬかで発酵させる本藍。いつかわたしも、本藍の甕を持ちたいという気持ちがむくむく。 

こちらが、当日私が染めた布です。斜めに屏風畳みにしてさらに折り返し、輪ゴムで結んだだけ。少し白い部分が多すぎるので、今度藍染めするときがあったら、さっと薄い水色に染めようと思います。

    藍染めのあと、無料でのポプリづくりも体験。ラベンダーやオレガノ、タイム、ローズマリー、丁子など好きな香りの素材をすり鉢ですり、草木染めした布の端切れで包んで出来上がり。簡単で、香りは抜群。さっそく車の中につるしました。

    工房周辺は、数軒の古民家と小川、それに田んぼや畑があるだけののどかな場所です。その一角で、紅花が栽培されています。

    このあたりは、江戸時代、商品作物として紅花が作られていたそうで、栽培に既婚は適しているようです。

    紅花畑の隣には、藍も育っています。

    お昼ご飯は、岡崎市街地にあるエブリーナ・マンマに。マクロビの日替わりランチをいただきました。薬草の味のするスープが変わっていて、おいしかった。

    柴田さんの展示会は、東公園内の本多忠次郎邸でも開催されていたので、そちらにも足を伸ばしました。昭和初期に建てられた立派な洋館の二階の和室3部屋に、彼女の作品は展示。こちらでも、型染めや文字をあしらった作品がほとんどでしたが、わたしは、文字や模様より、それぞれの色合いの複雑さに感嘆しきり。植物の色を重ねることで生まれる微妙な赤や灰色、緑色の美しさにおどろきました。

     本藍染めの着物も素晴らしかったけれど、帯の色が、どちらもすばらしかった。光のことを考えなあったので、写真に残せなくて残念です。    

     本多邸は、スパニッシュ風の建物だそうで、家具も建具も昔のものを丁寧に修理して展示しているのだそう。一番見たかったのは台所ですが、台所は修築せずに事務所になっていました。かわりに、昔のままのタイルの浴槽を。立派でした。
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