アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

あしたは福蔵寺ご縁市です!

2018-11-10 16:46:22 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
  稲武は紅葉まっさかり。とはいえ、いつもの年に比べると冷え込みはさほでなく、こたつは出したものの、ストーブはまだつけていません。
   
   さて、あしたは旭地区福蔵寺のご縁市。いつもどおり出店いたします。

   お持ちするのは、まったくこねないシンプル有機粉のパン、玄米粉のバンズ、ブルーベリーの生果いっぱいのスコーン、穀物クッキー2種、そのほか、乳製品と卵の入らないクッキー数種類です。

あしたは、アンティマキのブースで、マリさんのハンドマッサージも受けられます。私もお願いしよう。

   地元の方たちの作る五平餅や汁もの、そのほか食べ物いろいろ、出しものいろいろが披露されます。秋の一日、ぜひ遊びにお出かけください。香嵐渓の混雑が予想されるので、平戸橋、名古屋方面からは、矢作川の対岸を通って川口に出る道をお勧めします。
   

   
  
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ヘルシーメイト販促セールに出店します。

2018-10-21 13:26:35 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
あさって23日火曜日から一週間、自然食品店、ヘルシーメイトで10%割り引きセールが開かれます。年に三回開かれるこのセールは岡崎市の本店と名古屋焼山店で同時開催。アンティマキは、今回は初日の23日に岡崎本店にて出店します。

  当日お持ちするのは、クッキー、ビスケット、クラッカー類が5種。バターと卵の入った穀物クッキーは、黒砂糖と有機生姜粉入りをおもちします。卵、バター不使用の焼き菓子は、アニスシード入りオートミールビスケット、豆乳も入れていないほうろく菜種油のビスケット、大人に人気のブルーチーズクッキー、松平のうさぎ菜園の無農薬有機タマネギをたっぷり入れたタマネギクラッカーを。

   パンは4種お持ちします。

   卵・乳製品不使用のなんちゃってクリームパン、名倉産無農薬有機栽培のとうもろこしをたっぷり入れたコーンパン、稲武産の低農薬栽培の玄米を使った玄米ご飯パンと信州産の無農薬有機栽培の小豆の入った甘い小豆のパン。

   写真は、クリームパンのクリームです。中身は、名倉産の有機無農薬栽培の米粉とアーモンドパウダー、甜菜糖に菜種油。自家製レモンチェロもほんの少し入っています。

   スコーン、ケーキ類は5種類。

   設楽産無農薬のお茶の葉の入ったあんこマフィン、稲武の主婦グループの作るおからと卵と有機黒糖を使ったおからカステラ、ブルーベリー入り豆腐ケーキ、おなじく、ブルーベリーがたっぷり乗った豆腐ケーキ、自家製ジャムを挟んだスコーンとブルーベリー生果実いりスコーン。それに、黒ビールケーキ。

   あんこマフィンのあんこ。アンティマキのあんこは、一度もゆでこぼしせず、灰汁取りもしません。砂糖は通常のたぶん三分の二ほど。甘さは適度に抑え、あくが適度に残っています。過日の料理講習会の折、このあんこを参加者の皆さんに召し上がっていただきましたが、あくを感じる方はほとんどいなかったようです。そして異口同音に「おいしい」といっていただけました。

   パン、焼き菓子ともに、おもちする種類は多いのですが、数には限りがあります。お求めの方は、早めのご来店をおすすめします。

   ところで、穀物クッキーやおからカステラ、黒ビールケーキにつかっている卵は、設楽産。山里の集落で平飼いしている名古屋コーチンの卵です。

   セール中は、他店の品の販売や試食も盛りだくさん。毎回なにかした新しい商品を発見し、喜んで購入しています。こういうことも、出店のたのしみです。では、どうぞ、皆様のお越しをお待ちしています。   
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10月のどんぐり工房草木染め

2018-10-16 15:04:32 | 草木染め
   一昨日日曜日は、今月のどんぐり工房草木染め講習会の日でした。


   今回は、収穫が終わったトマトの茎葉。

   それと、東栄町のキンカンの茎葉。

   こちらと比べたらかなり標高の低くて暖かそうな東栄町ですが、柚子やシークワーサーはできても、キンカンはできないのだとか。理由はキンカンは冬を越してから色づくものだから、その冬を越せないキンカンは実はできても黄色にならずに腐るか落ちるかするみたいです。どうせ実はできないからと、常連の参加者のお一人がもってきてくれました。

    そしてこちらは杉の皮。先月、とよた森林学校の「森と人の文化史」に参加した折に、伝統工法のできる大工さんがヨキやオノで削ったものをいただいたので、それをつかいました。ソーダ灰を入れて、アルカリ水にして煮出しました。

    できあがりはこちら。赤っぽいのが杉皮です。

    黄色系はトマトとキンカン。ほとんど変わりはないのですが、どちらかというとトマトのほうが緑がかっていると言えなくもありません。

    きっとポリエステルに違いないけれど(ポリエステルとアクリルは染まりません)、ダメもとでやってみようとおっしゃった方のセーター、ムラサキ系のとてもいい色になりました。

    毎回、染め替えできそうなものを押し入れやタンスの中から探してもってきている、という常連の参加者さんたち。素材が書いてないものもあり、染めてみるまではわかりません。そめてはじめて、何となく素材が特定できるのも、たのしい。

    来月は、通常に戻り、第四週の11月25日日曜日です。くわしくは、どんぐり工房HPをごらんください。
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耕Lifeマルシェに出店します。

2018-10-04 11:39:34 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   豊田市のフリーペーパー「耕Life」主催のマルシェが、今週末6日土曜日と7日日曜日に開かれます。

   会場はエコフルタウン。イオン豊田店のすぐそば。三回目のとよたワンコイン映画祭も同会場内で開催され、「みつばちと地球とわたし」を上映します。足助在住の声楽家の竹内支保さんと旭在住のピアニスト山岡恵さんのコンサート、もんぺファッションショーそのほか、催し物がいっぱいです。

    マルシェでは、とよた五平餅学会の五平餅やいのはな農園の野菜、無門福祉会門やみどりの里の農産物ほか多彩なブースが並びます。アンティマキは、穀物クッキーほか、ココアと甘夏ミカンジャムのクッキー、アニスシードのビスケットなどお持ちします。焼き菓子類は6日、7日両日とも販売しますが、わたしは7日のみ、店頭に立つことになっています。

    耕Life秋号はハーブ特集。私のレシピも数点紹介してくださっています。秋晴れ(だといいけど)の一日、ぜひ遊びにお越しください。
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稲武の石窯で遊ぶ会~晩秋の会を開きます。

2018-10-03 21:05:58 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   9月30日に予定していた稲武の大きな石窯で遊ぶ会・秋の会は、台風24号接近のため中止といたしました。そのため、今年はあらためて晩秋に石がm直会を開くことにいたしました。

   前回の石窯の会はこちらをご覧ください。今回の詳細は、以下の通りです。

*日時 11月18日日曜日 10時から3時ころまで
        受け付けは9時半開始。窯の様子を最初から見たい方は、9時過ぎにいらしてください。
*場所 ハウスポニー 豊田市稲武地区夏焼町
*参加費 1組(ピザ・カンパーニュ・スープ・焼き菓子)4000円(レシピ付き)
      1組お申し込みいただいたご家族の場合、1名様につき、ピザとスープを1000円にて提供いたします。
*定員 10組 
*最少携行組数 5組
*申し込み・問い合わせ アンティマキの問い合わせ
◇なお、このイベントはイベント保険に加入していませんので、けがややけどに関しての対応は出来かねます。
     そのむね、ご了承ください。
◇前日以降のキャンセルは、全額申し受けますので、ご了承ください。

    稲武の紅葉は終わりかけ、足助の紅葉がまっさかりのころです。153号線は渋滞する可能性が高いのですが、広瀬、川口を通る経路でしたら、時間はほぼ同じで渋滞にはかかりません。申し込みをいただいてから、交通経路に関してはお知らせいたします。

    写真は、今を盛りと咲き誇るサクラタデです。わたしの野遊びガーデン(うちの野原をこう名付けました)でもっとも好きな花。もとは野生種なのだそうですが、私は人からもらって植えました。いまはそここに咲いています。朝夕と昼間の温度差は激しいのですが、それでも確実に秋は深まっています。冬になる前のすがすがしい空気に満ちた、山里に、ぜひいらしてください!
    
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9月のどんぐり工房草木染め講習会

2018-09-24 14:23:19 | 草木染め
   9月の染め講習は、秋の色の代表・茶色を出したくて、アベマキを使いました。

   色が出るのは主にカクト。でもどんぐりそのものからも色は出るので、いっしょに。

   左は、絹の指なしソックスをアルミ媒染したもの、右は綿ソックスを鉄媒染したものです。

   もう1種類は枇杷の葉。この時期に染めるのは初めてですが、なかなか美しい色が出ました。

   ピンクに近い赤。枇杷の生葉は冬に染めることが多いのですが、その時はもう少しだいだい色が強いような気がします。今回の色は乾燥した葉で染めたときの色に近いように思います。

   いつものことですが、同じ綿でも、織り方や厚みによって出る色が違います。

   アベマキのアルミ媒染なのですが、不思議なことに、このワンピース、縫い目も織りの違いもないのに、曲線の模様のところで色が染め分けられました。なぜなのだろう。

   どんぐりの里から毎年頼まれている草木染セットに入れるために染めたエコバッグ。どんぐりの里だから、どんぐり染め。セットの中の一つにかならずどんぐりで染めたものを入れるのはいいアイデアだな、と今書きながら思いました。これまで思いつかなかったけれど、今回からそうしよう。

   こちらは参加者のお一人が、夏のバーゲンで何枚も購入した男物のTシャツ。左下はアベマキの鉄媒染、隣は枇杷の鉄媒染、上の右はアベマキのアルミ媒染、左は枇杷の鉄媒染。

   今月もいい染めができました。10月は、14日日曜日に開催します。今度は、常連の参加者のお一人が、ご自分の畑のトマトの茎葉を持ってきてくださいます。トマト染めははじめて。たのしみです。お申し込みは、どんぐり工房まで。 
   
   




  
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吉村医院・うぶやの会フリマに出店します。

2018-09-23 10:47:12 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
  数年前から出店させていただいている、うぶやの会フリマ。うぶやの会とは、自然分娩で有名な岡崎市の吉村医院で出産したお母さんたちの会。活動は多岐にわたるようですが、年に数回開かれるフリーマーケットでは、不要になった子供服とほしい子供服の交換会をおこなっています。

  お持ちする予定なのは、名倉産の無農薬とうもろこしをたっぷり使い、とうもろこしの芯でとったスープを入れて仕込んだコーンブレッド、米粉で作ったなんちゃってカスタードクリームを詰めた、乳製品・卵不使用のクリームパン、粉と塩と酵母だけのまったくこねない大きなパン、それに穀物クッキー2種とアニス入りオートミールビスケット、ブルーチーズクッキー、ココアと甘夏のクッキーなど。

   ケーキは、できれば小麦を一切使わずに作ったおからカステラを。設楽さんのひらがい名古屋コーチンの卵を使っています。ブルーベリーの実をたっぷり使ったスコーンも、おもちしたいとおもっています。

   詳細は、以下の通りです。

   *日時  9月26日水曜日 12時~14時
   *場所 岡崎市 吉村医院広間
  
  アンティマキのほか、骨董のむろまちさんも出店なさいます。掘り出し物の陶器がお値打ちです。

    
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とよたまちさとミライ塾のリハーサルをしました。

2018-09-12 18:33:52 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   きょうは、雨の中、稲武のどんぐり工房でとよたまちさとミライ塾のリハーサルを実施。奥三河Three trees+の3人~こころざし工房のゆきえさん、hikarinoのマリさん、アンティマキのわたし~で、半日楽しみました。

   今年初の体験メニューにしたのは、ゆきえさん指導の手ごね石鹸づくり。石鹸素地などとアロマの精油に花びらやクレイそのほか好きなものを混ぜて袋の中でこねるだけでできる石鹸です。

   こちらは、マリさん作。ラベンダーの花びら入りです。お月見団子風。

   ゆきえさんはカレンデュラの花ビラ入り。リーフがかわいい。

   わたしは沖縄の泥炭を選びました。ついついパンとケーキとおにぎりの形に。

   コネコネするのがたのしくて、時を忘れました。おひとりで大きな石鹸一つにしてもいいし、こんな風に小さな石鹸をいくつか作ってもOK。いつものゆきえさんのつくる天然素材だけの石鹸とは少し異なりますが、てがるにできるこんなのもたのしい。

   工房の石窯では、ちょっとだけこねて作るタマネギフォカッチャを焼きます。

   それと、お昼には全くこねずに作る大型パンもみんなで分けていただきます。こちらは、小麦と塩と酵母と水だけでできたシンプルなパンです。

   スープは、ゆきえさん作のダルカレースープ。

   ココナッツミルクや香辛料のの割合が私にはちょうどいい感じで、おいしくいただきました。

   私たちの講座では、このほか、草木染めでエコバッグかバンダナを染める体験と、マリさんの指導でセルフケアの方法を学ぶ体験も。盛りだくさんの一日を企画しました。   

  私たちの講座は、10月20日と11月17日。詳しくはこちらをご覧ください。私たちの講座の申し込み開始は、9月30日10時からです。パンフレットは、官公庁など市内の要所においてあると思います。稲武では、どんぐり横丁とどんぐり工房にあります。種々の魅力的な講座満載。ぜひご覧ください。
  

   


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chieさんの「一汁一菜から始めよう!だし料理教室」のご案内

2018-09-10 13:30:00 | マクロビオティック
   10年目を機に、一昨年再スタートした大阪のChieさんの料理教室。今年も秋の稲武で開催します。

   chieさんは、マクロビオティックを学んだあと、蕎麦職人、器作家、老舗昆布問屋、妹のイラストレーター・ヒロさんなどとのコラボレーションを全国あちこちで展開。

    数年間、毎夏イタリア・トスカーナ地方に滞在し、現地の人から当地の郷土料理を学んだり、日本食を食べて貰ったりと食の交流がきっかけになって、自国の食文化の素晴らしさを再確認しました。

   そして、いまも毎日家族のために台所に立つお母さんから受け継いだ、本物の味の大切さを伝えたいという強い意志のもと、だしをベースに素材のおいしさを追求する料理にたどりつきました。

写真右がchieさんです。以下写真は、昨年秋の講座のものです。


   一昨年、chieさんから届いたメッセージを、再掲します。

  「料理は、シンプルであればあるほど、ひとつひとつの材料の吟味や手順、調理の仕方が大事なものになります。新鮮な野菜を選び、ちゃんと出しをとり、伝統的につくられた調味料を生かしながら一汁一菜をつくれば、栄養満点。おいしい出しのおつゆを飲むと心と体がほっとします。出しの香り、味わいはこころに安らぎを与え、気持ちを落ちつかせてくれます。

    海に囲まれた日本は、豊かな食材にあふれ、さまざまな調理法が工夫されてきました。米と大豆をベースに、昆布、鰹節、煮干し等で出しをとり、旬の野菜や魚を美味しくいただく。それは決して難しくはありません。

   忙しいお母さんが、沢山のおかずをつくらないといけないと、後ろめたく思う必要はないのです。季節を感じ、手間を惜しまず心を込めて 。食材の持ち味を最大限に引きだして、家族のために「いい味」を一緒に作りましょう。これが、日本から発信されたマクロビオティックのかなめだと、私は思っています」

   詳細は、以下の通りです。
*日時:10月28日日曜日・29日月曜日 10時から15時
*場所:どんぐり工房 稲武地区
*講習料:4000円(材料費込)
   別途、施設料として、100円から200円いただきます。
   なお、10月25日以降のキャンセルは、講習料を全額いただきますので、ご了承ください。 
   その際、レシピはおくらせていただきます。
*定員 それぞれ15名
*問合せ/お申込み アンティマキ     
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映画「陸軍」

2018-09-04 15:46:23 | 映画とドラマと本と絵画
   昭和19年11月にできた陸軍省後援の国策映画。話には聞いていましたが、すごい映画です。

   前半の主人公は笠智衆。父親の影響で軍人を志すも、病気で挫折して戦地に赴くことなく退役。家業の質屋を継ぐことを潔しとせず、廃業。妻が開いた荒物屋の奥で、「大日本史」を読む日々を送っています。

   「皇国日本」に対する志が強すぎて、なかなか周囲とあいいれません。そんな彼を支えるのが田中絹代扮する妻。夫の口からしばしば出てくる軍人勅諭をいつも耳にして、自分も夫同様に国に仕える身とおもっています。彼女の口癖は、「息子は天子様からの預かりもの」。だからいざ出陣となったら、「天子様にお返しする」のだとことあるごとに口にします。そのために立派な息子に育て上げるのが母の務め。そのためには、夫よりも時には厳しく息子に当たります。

   そんな彼女がいつのまにか主人公になります。もっとも、田中絹代が登場してからずっと、彼女の身のこなしや表情、口調の真に迫った演技は、他の役者たちと格段の差があり、目が離せません。彼女の演技をより際立たせるために、笠智衆のような棒読みの役者を配したのかとおもうくらい。

   父親の頑固ぶりは、同じように愛国者である軍属の男(東野栄次郎)とも相容れません。東野扮する男のほうはまだ筋が通っていますが、笠智衆扮する父のほうはむちゃくちゃ。でも、それが称賛にあたいする態度として描かれています。その間を取り持つ形で存在する田中絹代なのですが、最後の場面で、一切が覆されます。彼女たちの息子が出征するシーンです。

   はじめ、田中絹代は見送りを拒否します。掃除にいそしむ彼女が丁寧に描かれ、そのうち遠くで出征する兵士たちの行進のラッパの音が。彼女の顔のアップになり、煩悶する彼女の心が、体の動きによってより鮮明になります。そして家の外に走り出て・・  ようやく行進する息子に巡り合い、泣いたような笑ったような表情で彼を見つめつつ、転びそうになりながら走ります。この間、たぶん15分ほど。この15分のために、これまでの茶番のような描写があったのかとおもわれるくらいの圧倒的なシーンです。

   調べたらなんとこのシーン、You Tubeで見られます。監督は木下恵介。軍部の検閲を通すため、脚本にはこのシーンは1行しか書かれていなかったそうです。火野葦平の原作でも、母親の存在は小さいらしい。監督の演出と田中絹代の演技のたまものです。すごい!

   ところで、この映画に出てくる「軍人勅諭」。兵たちに配られた軍隊手帳に載っています。私の父の遺品にあったはずとおもって探しました。布のカバーにおおわれていて、その上に、さらにセルロイドか何かのカバーが。


   父は戦地に行かず、陸軍の内地勤務のまま終戦を迎えました。手帳に挟まれた父のメモによると、士官になるとこの手帳の携帯は不要となったそうなので、下士官になるまでの2年足らずの間、持っていただけらしい。

  字は赤で書かれています。こんなにきれいな状態を保ったまま、ほんとに父はちゃんと暗唱できていたのでしょうか。この軍隊手帳だとかゲートルだとか、父はずっと死ぬまで捨てずにもっていました。何を思って、ずっと残しておいたのでしょうか。戦争中の話は子供のころからいろいろ何度も聞いたつもりでいましたが、まだまだ私の知らないことがたくさんあるようです。 
    
   
  

   
   

   
   
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