アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

穀物クッキーの新作発売とクルミの高騰について

2014-08-27 00:29:06 | アンティマキの焼き菓子とパン
     アンティマキの穀物クッキーのうちで、もっともはやくから販売していた全粒粉クッキー。いまは、ほうじ茶もカカオニブも玄米粉と塩麹入りもそれぞれファンがいて、どれが一番人気があるか、いえなくなりましたが、いまほど種類がなかった頃は、カラスムギについで人気の商品でした。

     その全粒粉クッキーのなかのクルミを、カシューナッツに替えた品を作ってみました。

     クルミの入っているアンティマキの焼き菓子の中でも、この全粒粉クッキーはもっともクルミの割合の多い焼き菓子です。それを、より油分の少ないカシューナッツにかえたので、さっぱりしたシンプルな味になりました。これはこれで、おいしいクッキーに。本日、やまのぶ梅坪店に納品しました。

     さて、今回、クルミのかわりにカシューナッツを入れてみたのには理由があります。

     クルミがただいま、高騰しているのです。わたしは、一昨年くらいから有機クルミを使っているのですが、これまでネット販売で9キロまとめて買っていました。まとめて買うと、1キロだいたい2200から2300円くらいになり、それまで1キロ1800円くらいで購入していた一般の栽培のクルミと、さほどの差がないので、有機材料に切り替えたのです。

     ところが、この5月、たまたまTVで、アメリカ西海岸がものすごい旱魃に見舞われ、クルミがほとんど採れない、と報道しているのを見ました。入手が難しくなるかな、とおもったのですが、雑事にまぎれてすぐには調べないままやりすごしました。

     先月、急に心配になって、いつも購入している店のサイトをあけてみると、案じたとおりクルミは高騰。1キロ3500円ほどになっていました。そして9キロの商品はありませんでした。

    昨日、再び調べたら、先月より少し価格は下がり、「ひとり1個」の限定つきではありますが、9キロの商品も復活していました。

    いまのところ、在庫はあるのですが、この先もクルミの不足が続くと、クルミ入りの焼き菓子の値段を検討しなければならなくなるかもしれません。それで、カシューナッツに切り替えて、製造してみました。仕入先には、たまたまかもしれませんが、有機のカシューナッツがなかったので、一般の栽培のインド産を購入しました。試食した人は、「クルミ入りより上品な味だ」と言っていました。お試し下さい。

    





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映画「僕の彼女を紹介します」

2014-08-23 10:23:45 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
僕の彼女を紹介します」は、韓国映画「猟奇的な彼女」(コチラ→)の監督なので、借りてきました。

    ヒロインは、「猟奇的な彼女」と同じ。婦人警察官で、かなりすっとんきょうな女性です。写真屋を経営する病弱な男性との、淡い関係が描かれます。脚本がいい。しみじみしました。
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映画「五線譜のラブレター」

2014-08-23 09:36:56 | 映画とドラマと本と絵画
    2004年のアメリカ映画「五線譜のラブレター」を見ました。1920年代からミュージカルや映画音楽のヒット曲をたくさん作ったコール・ポーターの半世紀を描いた映画です。

    ケビン・クライン扮するポーターは、同性愛者。そのことを知っていながら彼と彼の音楽を愛し、結婚した妻との生活が描かれています。全編にかかる彼の音楽が、心地よかった。

    とくに胸を打ったのは、「Lave for sale」。ミュージカルの中で、娼婦らしい黒人歌手が歌い上げます。それから、「キス・ミー・ケイト」の曲。昔、こどものころテレビで毎週放映していた洋画劇場のテーマ曲として、耳に残っています。甘くて切ないあの曲が流れると、わくわくしたものです。

    ところで、死者となったポーターの隣にいて、彼に自分の半生を見せる男は、だれなのでしょうか? ポーターの分身たる演出家? 気になりました。
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映画「ノッティングヒルの恋人」

2014-08-23 09:36:04 | 映画とドラマと本と絵画
     あま~い恋愛映画が見たいな思っていたら、先日NHKBSで「ノッティングヒルの恋人」を放映していました。有名な映画なので、見たものとおもっていたのですが、どうも記憶にない画面ばかり。

    主人公はジュリア・ロバーツとヒュー・グラント。ヒュー・グラントは、オースティン原作の映画やドラマでたびたびお目にかかり、好きになった俳優なので、彼の出演する映画ならきっとおもしろかろう、とおもってDVDを借りてきました。

    ヒロインは、アメリカの世界的大女優、ヒーローはロンドンの下町・ノッティングヒルの小さな本屋の店主。ふたりが出会い、結ばれる話です。

    街の様子や会話のやり取りなどが丁寧につくられていたので、最後までみつづけられるな、とは思いましたが、初めの予想以上に、おもしろかった。

    とくに、ヒロインがしだいに男に惹かれ、大女優としてのプライドや虚飾を捨て去り、心身ともに素直になって行く様子が見もの。あるとき男のアパートにやってきた彼女は、ほとんどすっぴん。男にプレゼントするために持ってきた大きな紙包みの傍らに立つ彼女は、そのシーンのタイトルどおり、「just a girl」。これまで見た映画のジュリア・ロバーツの中で、もっともすばらしかった気がします。
    
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アンティマキの焼き菓子などの講習会を、豊田市街地で開きます。

2014-08-22 10:33:50 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
     ここ数年、毎年1~3回、稲武地区のどんんぐり工房で開いている焼き菓子とパンの講習会。イベントなどでちらしをお配りすると、「近くだったらいけるのに」と残念がる方によく出会います。

    一昨年、市街地の交流館で、毎月朝市をひらいているグリーンママンの方々が、講習会を開いてくださいました。それを皮切りに、たまに市街地での講習会を開いて下さる方が出てきて、わたしも、遠方での講習会にだんだん慣れてきました。どんぐり工房まで足を伸ばさずにすむ、ということで毎回、ほぼ定員一杯の方にご参加いただき、お断りする方もいる、という盛況ぶりだそうです。嬉しい限りです。

    さて、この秋も、豊田市街地で講習会が開かれることになりました。場所は高橋交流館。主催してくださるのは、まあ・カフェを主宰している岩田牧子さん。私と一字違いのわかいお母さんです。まあ・カフェは、いろんな集まりに出張してひらくカフェ。基本的には、このカフェを応援する人たちが寄付する、家にあるもらいものやあまりもので、おいしく楽しいティータイムが生まれる仕組みです。寄付歓迎、無料です。牧子さんの作るシンプルなスコーンやケーキもお茶のおともに。わたしも、あるイベントでご相伴にあずかりました。

    詳しい内容は、以下のとおりです。まあ・カフェのフェイスブックから引用します。

「マキさんのお菓子はいつも優しくて、素朴で、あったかくて、何よりもおいしい。そんなお菓子を自宅でも作ってみたいとは思いませんか?
稲武で教室を開かれていますが、なかなか行けない方も多いと思うので、今回、マキさんをお呼びして稲武から来て頂いての教室を開きます。ぜひ、ご参加ください。

講師
アンティマキ 村田牧子さん

日時
9月17日(水)
10:00〜15:00頃

場所
高橋交流館 調理室

定員
12名(5名以上で実施)

メニュー
  アンティマキのスコーン 2種
  米ぬかクッキー ココア・カレー粉入りの2種
  こねずにつくるフォカッチャ(イースト・中身未定)
  野菜のスープ(詳しくは未定)
  *いずれも、乳製品、卵不使用。

参加費
実費込みでひとり2500円

申込先
まぁ・カフェ 岩田牧子
メッセージなどでどうぞ。

※託児はありません。
 お子様はお預けになってくるか、遊ぶ場所を会場の隅に作っておきますので、そちらをご利用ください。火やオーブンをを扱いますので、ご注意くださいね。
 また、部屋を借りる都合上、お子様を連れてこられる予定のある方は、先にご連絡ください。」

   今回は、いつものは少し趣向を変えて、こねないパンはフォカッチャだけ。牧子さんの告知ではイーストだけとなっていますが、天然酵母版も仕込む予定です。新作の、米ぬかクッキー、バジルペースト入りの塩味スコーンもつくります。

   フェイスブックに載せて、2日目で、定員近くあつまったそうです。のこりはわずか。参加希望の方は、お早くお申込みください。お申込みは、右のブックマークから、「アンティマキの問い合わせ先」あてに、おねがいします。
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最近のアンティマキの場所のようす

2014-08-14 23:04:13 | 林と畑と庭づくり
     今年は春からずっと一度も草刈りということをほとんどしないまま、夏を迎えてしまいました。あしたこそ刈ろう、と思うとその日は雨だったり用事ができたりでのびのびに。やりなれない仕事なので、ついかまえてしまい、気軽に外仕事ができなくなっているのも一因です。

    先月の終り頃だったか、放置状態のもと畑に上がってみたら、あたり一面、土が掘り返され、背の低い木が何本も横倒しになっていました。クズの根かミミズかモグラをさがして、イノシシが暴れまわったあとのようです。

    上の写真は半月ほど経った昨日撮ったものです。このあたりは、昨年まで一面ミントにおおわれていたのに、ざっと見渡した限り、ミントは見当たりません。

   でこぼこの土地には、あちこち水がたまっています。もともとは造成地なので、ちょっと掘り返すと山砂がむき出しになってしまいます。それで、いつもの年だと、夏は草に覆われていて歩くのがはばかれる場所なのですが、イノシシのきわめて乱暴な耕うんのおかげで(!)、けっこう楽に歩けます。

    クズのつるに覆われていたブルーベリー。意外に元気です。クズの葉に隠れていたので、鳥に見つけられずにすんでいるようです。これから色づいてくれるといいのですが。 

    クリの木のある場所は、もと畑の入り口からだいぶ奥まったところです。草を刈りながら進み、ようやく間近で写真が撮れました。クリの木のまわりのカヤは、イノシシがあそんだかしたせいで、なぜか枯れています。それで、この場所の草刈りもとても簡単に済みました。

    例年イノシシのえさとなっているクリの実、今年はまめに採取に行けば、私達の口にも入りそう。

    クリの木のそばにあるウメの木。この周りは、先月末、ウメの実を採るため、草刈りしました。この木は、こちらに来てすぐの頃、本体が枯れて脇から新しい枝が出ていたのを見つけ、本体を切って生かしたもの。立派に育ちました。

    家の近くにあるカキの木。今年はたくさんの実をつけています。こちらも、8年ほど前、私の背丈ほどに剪定したもの。うまく生き延びるかどうか、わかりませんでしたが、なんとか新しい枝が伸び、年を追うごとに葉の量が増えました。でも、実は毎年数個つけるだけでした。でも、今年は一人前になったようです。青い実は柿渋に、色づいたら干し柿に、熟したら柿酢に、といろいろ試したくなっています。

    どこもかしこも、草だらけの庭ともいえな場所ですが、草を刈るとたまに、こんなのが現れるのがうれしい。こぼれ種で育ったシソです。

     今年の冬、いただいたシクラメン。春になって花が終わったので、外に出しておいてすっかり忘れていました。草に覆われていたのですが、3鉢とも無事でした。

     こちらは、友人にもらったホーリーバジル。数年前、友人にもらってから、ハーブティーに欠かせない材料になっています。だいぶ前にもらったのに、移植しそびれていましたが、なんとかがんばってくれそうです。 

     ペンキが消えていたので、書き直しました。親戚の家の庭の隅に転がっていた、睡蓮鉢の底を利用しています。

     雑草と野菜と華とハーブが共存する庭を作りたいと思いつつ、ずっと手がつけられないできているのですが、外作業になじみ始めるとなんだか、そのうちうまくいきそうな気になります。いまも、そういう気持ちでいます。きのう、わたしにしてはだいぶ長い時間はたらいたからです。この気持ちが続くよう、雨が上がったら、ほかの仕事はさておいて、とりあえずちょっとでも、作業しようと思っています。 
       
      






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醤油樽を外に移動しました。

2014-08-13 10:56:56 | 手作りのたべもの
    4月の初めに仕込んだ醤油樽を、昨日夕方、外に移動しました。冷暗所において、湿気が籠らないようときどき風を入れてやり、天地返しをしてきたもろみ。やっと中盤戦にさしかかりました。

   醤油を入れておく箱。家人が作りました。獣がいたずらをしないよう、けっこう頑丈になるよう、工夫したそう。雪や雨が垂れやすいよう、屋根は斜めに、前の部分は両開きの扉になっています。樽の下には、ビニールシートが敷いてありますが、湿気が大敵だそうなので、おってすのこを作ってもらうつもりです。

   醤油作りは、このメンバー+わたしで、はじめました(コチラ→)。今年は自分達だけでおこなう最初の年なので、友人知人たちがグループで仕込んでいる量の半分にしておきました。
      
    
    仕込んで数日後。塩が解け始めた頃でしょうか?

   2週間後くらいだと思います。

   初めは塩と麹と豆の味がばらばらだったのが、だんだんなじんできました。

   こちらはたぶん5月半ば。仕込んでひとつきちょっと経ったころです。

   6月のおわりころ。メンバーのひとりの息子さん・Kくんは、毎度醤油の天地返しのあと、ひしゃくをなめるのが大好きです。

   だいぶ醤油っぽい味と香りがしてきました。ただ、このころから、表面に白いカビのようなものがポツポツ浮び始め、心配しました。見つけるたびに取り除いていましたが、さほど神経質になることはないと聞いたので、いまは、見つけてもほうっておくか液の中に沈めるかしています。
   
   7月の終り頃からは、一刻も早くカンカン照りの強い日差しの下に出してやりたかったのですが、箱の製作が遅れていたり、天候が不順だったりで遅くなってしまいました。これから来年の2月頃まで、この場所において、月一回程度の天地返しを繰り返し、ひたすら発酵を待ちます。台風や大雨、大雪などに見舞われたらどうしよう、と心配はつきませんが、今年は醤油づくり手始めの年と考え、なにがあっても尊い経験と思うことにします。
   
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本「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した」

2014-08-11 01:37:58 | 映画とドラマと本と絵画
この長いタイトルの本、しばらく前に買って読みさしたままになっていたのですが、先日テレビでこの本の作者と当の女性が登場していたので、まだ読了していませんが、紹介します。

   とてもおもしろい! ためになります。とりあえず、おすすめします。おって書き足します。
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名古屋のモロッコ料理店・MOMO

2014-08-10 19:51:19 | たべもの
  知人に誘われて、はじめてモロッコ料理というものをいただきました。いただいたお店は、名古屋市千種区にあるMOMO.こちらはモロッコ菓子と洋菓子のお店なのですが、4人以上であれば、モロッコ料理の予約ができます。それで、奥三河Three trees+の3人と共通の知人の4人で出かけました。カサブランカ生まれ、フランス育ちのパティシェ&シェフが経営しています。

   店内はブルーと白の組み合わせがシンプルで美しい。電灯の傘やランプがエスニックな雰囲気をかもし出しています。

     最初に出てきたのは、レンズマメのスープとナスのサラダ。ナスのサラダは、ラタトゥイユに似ているのですが、とてもこくがあります。おそらくドライトマトをふんだんに使っていて、スパイスもいろいろ組み合わせているのでしょう。

     ついで、レモンタジン。タジンは料理の名前でもあるのだそうで、レモン塩につけた鶏肉をタジンで焼き、野菜と煮込んだ料理のようです。上に散らしたフライドポテトとの取り合わせが妙。

     夏野菜のクスクスです。野菜は、ダイコン、カボチャ、ニンジン、ソラマメなどにそれぞれしっかり味が付いています。蒸したクスクスと一緒に食べると、舌の上でほどよく調和します。クスクスは、たまに買って食べたことがありますが、さほどおいしいとおもったことはありません。でも、これは、おいしい。

     デザートは200円増しで、店頭のケースに好きな洋菓子をたのめるというので、選びました。こちらはモンブラン。モンブランは、かなり好きなケーキの一つだったのですが、最近はめったに口にしていません。甘すぎるだろうと覚悟したのですが、それほどではありませんでした。適度な甘さで台の香ばしさとマッチしていました。おいしかった。

     こちらはモロッコのお菓子。名前を忘れましたが、りんごが入っています。知人と、ふたつのお菓子を半々に分けたのですが、こちらのほうがぐんと甘かった。
     
    モロッコの一般的な飲み物、ミントティー。緑茶にお砂糖を入れたものに、生のミントがわんさと入れてあります。アラビア風のポットをもち、上のほうからグラスに注ぎます。こうすると、ミントの香りがいっそう引き立つのだそう。
     
     お土産に買ったモロッコのお菓子2種。どちらも、西洋のお菓子とはいささか趣が違いますが、それぞれおいしかった。とくに、右のほうだったか、小麦粉を使っていないアーモンドのおお菓子が気に入りました。

     こちらの店で使っている野菜は有機栽培。モロッコは、映画「カサブランカ」の印象のせいか、砂漠の多い国だとおもっていましたが、同行した知人の話では、オアシスで、おいしい味の濃い野菜がけっこう豊かに採れるのだとか。そのため、野菜料理の文化が洗練されたのでしょう。いただいた料理は、どれも、期待以上に口に合いました。わたしは、どちらかというと、スパイスがあまりにまさっている料理は苦手なのですが、こちらの料理はどれもスパイスがうまくコントロールされて、うまさを引き出しているように思いました。

    さて、こちらで料理のサービスをしてくれているのが、モロッコ人のパティシエ&シェフのエットハミ ムライ アメドさん。彼は、「モロッコの食卓」(パルコ出版)という本を著しています。この日に食べたいくつかの料理のレシピも載っていて、なんとか家で真似できそうだったので、ちかぢか購入しようと思っています。なお、この秋、2冊めの本も出版予定だそう。
ホームページでも、紹介しているそうです。
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7月のどんぐり工房草木染め

2014-08-10 14:39:59 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   遅くなりましたが、先月の20日、どんぐり工房で行なわれた定例草木染め講習会のもようを、報告します。

    この日の染め素材は、うちの自宅周りのあちこちに生えているマルバアカソ。茎が赤くてシソに似た葉っぱの植物で、この時期に赤っぽい色を染めたいときに使う、貴重な雑草です。

    赤い色をより引き出したいときは、ソーダ灰を入れて、アルカリ水で煮出します。
 
    1番液ではまだ黄色みが残っていますが、2番、3番液と煮出しを続けると、より冴えた赤っぽい色に変わります。

    この日参加した方が持参した、100円均一の手袋。上の2双と下の左側の1双は綿100%、右の1双はたぶんポリエステルの混紡だとおもいます。

     どんぐり工房の庭の片隅で繁茂しているアップルミントも、使いました。ちょうど染めるにいい時期だったのか、これまで染めたミントの中で、もっとも美しい黄色が出ました。

     煮出している間の香りのいいこと! 湯気にあたればフェイシャルエステになるとおもいます。ただし、火傷しないように。

     この日の参加者は3名。いっしょにいらした子供さんたちは、工房で工作体験をしました。

     参加者のお一人は、布ナプキンや体に負担を掛けないパンツを作っている方。それで、ナプキンやパンツも持参して、染めました。肌にじかに触れる布だからこそ、草木染めはふさわしい染め方です。色落ちはしますが、洗い方に気をつけたり、色あせたあとにまた家庭で染めかさねたりしてもらえば、ずっと使っていただけるはずです。もともとやわらかくて、蛍光塗料を使っていない素材らしいので、染まりつきはとてもよかった。

     染め講習のあと、参加者全員、どんぐり工房から車で5分くらいのところにある、野入町の三木さんのブルーベリー園へ。この時期は、北部ハイブッシュ系のブルーベリーの最盛期。わたしは案内だけして戻りましたが、甘くて大きい実をたくさん食べてお土産にも持ち帰り、みなさん満足して帰られたようです。

     さて、どんぐり工房の草木染め講習会、今月は25日・月曜日に開催します。来月はいつもどおり第4日曜日の9月28日、10月は、27日の月曜日の開催となります。お申込みはどんぐり工房まで。


    
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