アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

今月のどんぐり工房の草木染め

2014-06-27 00:51:59 | 草木染め
   今月の草木染め講習会は、今週日曜日に開かれました。参加者は7名。新城、名古屋、安城、岩村など、遠方からの方ばかりでした。

   材料にしたのは、ただいま旺盛な成長振りを見せているクズ。緑色にするためにアルカリ水で煮出す方法と、そのままで煮出す方法のふたつを試みました。
  
   こちらは、緑葉染めをした糸。この日は、織りをして見える方がお二人も来てくださり、絹や木綿の糸染めをしました。絹糸と木綿、どちらもよく染まりつきましたが、真ん中はどうやら化繊との混紡らしい、と、染めてみてわかりました。
   
   黄色は、クズを普通に煮出したもの。なかなか冴えたいい黄色になりました。オレンジっぽい色は、タカキビの殻です。大勢で染めると、いろんな模様やいろんな布が勢揃いするので、同じ染め液からでも、微妙に違う色が出るのがたのしい。

   染めを知っておくと、古い衣類の再生が楽しみになります。この日わたしは二枚の、かなり古ぼけたインド製のブラウスを染めかえました。もとは、どちらも生成りだったのですが、薄汚れたので染めました。でも何年かたって色あせたので、また染め重ねました。右のブラウスは、何度も染めかさねています。もう着られないかな、と思っていましたが、また甦りました。

   草木染め講習、7月は、第4日曜日ではなく、第3日曜日の20日です。お申込みは、どんぐり工房まで。
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ヘルシーメイト名古屋焼山店にて販売します。

2014-06-26 01:29:31 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
昨年秋と今年の2月にお邪魔した、岡崎市に本店のある自然食品店・ヘルシーメイトで、今週末も、セール期間中の販促に出向きます。
 
    ヘルシーメイトは、創業して30年ほどのお店。広々した店内に、多種類の食品が並び、見るだけでもわくわくする自然食品店です。セールは、今週火曜日から始まっていますが、アンティマキの品が店頭に並ぶのは、28日。開店は10時からです。

    なお、前の2回は、岡崎本店でわたしは販売に立ちましたが、今回ははじめて名古屋焼山店で一日立っていることになりました。販売するのは、穀物クッキー6種、黒ビールケーキ、おからのガトーショコラ、こねないパン4種、スコーン5種類です。ぜひ、お立ち寄り下さい。

       
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「こもれび通信」第2号発刊しました。

2014-06-24 01:46:51 | 奥三河three trees+
    奥三河Three trees+おたより「こもれび通信」2号ができました。

    以下、内容をコピペします。アンティマキは、こねないパンのつくり方、こころざし工房は、石けん素地について、Miki-Co-Laboはブルーベリー畑の様子を書きました。
************
奥三河Three trees+
 こもれび通信
 2014年夏 №2

焼き菓子と草木染め アンティマキ
天然素材の石けん 志工房
コンフィチュール Miki-Co-Labo

イラスト/松井香澄
2014年6月1日発行

アンティマキ 焼き菓子と草木染めの工房
<こねないパンのこと>
  昔から大のパン好きだったのに、自分でパンを作り始めたのはほんの10年ほど前。たいしてこねなくても、パンはちゃんと発酵するということを知ってからです。それまでは、力をつくして、生地をこねたりたたいたりしなくてはパンはできないと思い込んでいたので、めんどうで敬遠していたのです。

数年前、「こねなくても、パンができた!」(藤田千秋著)という本を手に入れました。それまで作っていた、ちょっとだけこねるパンよりももっと手がかからず、軽く混ぜるだけで、もっちりしたおいしいパンができました。

この本の作り方を参考にしてできたのが、アンティマキのこねないパン。現在、玄米ご飯パン、有機小麦のパン、小豆パン、人参パン、黒ビールパンなど数種類を商品にしていますが、基本の粉と水と塩と天然酵母(ホシノ)の割合は、ほぼ同じ。以下は、基本のパンの作り方です。

材料は、小麦粉500g(うち全粒粉を1~2割)、天然酵母元種20g、塩10g、水350~360g。まず、酵母を水に溶かし、塩を入れます。そこに、半分量の粉を入れてざっとまぜ、残り半分の粉を加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。ニンジンや玄米ご飯など具を入れたいときは、このときいっしょに入れます。

ふたつきの容器に生地を入れて、一次発酵を始めます。今の時期なら、常温で8~9時間。2倍近くの大きさに膨らんだら、へらで天地返しをし、さらに1時間ほど発酵をつづけます。そして成型。水分の多い生地なので、小分けしてから粉をまぶして、形を整えます。このまま高温で焼けば、フォカッチャに。

2次発酵は、2時間ほどで完了。あとは焼成です。普通のパンのようにこねないので、はじめは勝手が違ってやりにくいかもしれませんが、夜片づけが終わったあと、10分くらいで仕込み、朝までほったらかしにしておけばいいので、慣れるととても気軽にパンが作れるようになります。

アンティマキでは、年に数回どんぐり工房そのほかで、このパンとスコーンの講習会を開いています。読んだだけでは作る気になれない方、ぜひ一度お越しください。

<夏の草木染め>
5月の終り頃から、稲武では、そこかしこに、シソの葉によく似た大きな葉を持つ、マルバアカソの群落が目に付くようになります。うす赤い穂が出る7月の初め頃が、アカソの染めどきです。

アカソは、煮出すと赤っぽい色が生まれる植物。時期により、年により、素材により、赤っぽい茶色になったり、ピンクに近い色になったりしますが、夏場に採取できる植物で、赤っぽい色を生み出す植物は、私が知る限りアカソだけ。このあたりならどこにでもある雑草ですが、染めには有用な植物です。

志(こころざし)工房天然素材の手作り石けん
<石けん素地とは?>
市販されている石鹸の成分表には、必ずと言っていいほど「石けん素地」という表示がされています。イベントなどで対面販売をしていると、「石けん素地は使っていますか?」という質問を時々受けることがあります。今回は、この「石けん素地」とはなにかについて、おはなしします。

材料表示には、「石けん素地」と「水」としか書いていない無添加の石けんなのに、商品によって全然使い心地が違う・・・などという経験をされたことはありませんか? 理由は簡単。石けん素地を作るときの原料油脂や製法によって、全く質の違うものができあがるからです。

石けん素地とは、脂肪酸ナトリウムのことで、人体に使う石けんの表示の際に用いられる言い方です。脂肪酸ナトリウムは、油脂とアルカリ剤を反応させる事によって得られるもの。粉状で、石けんチップとも呼ばれています。一般的な石けんに使用されている石けん素地は、東南アジア産が多く、その石けん素地の中には、キャリーオーバー成分としてあらかじめ防腐剤などが入っている場合もあるそうです。

石けんに使用される油脂で代表的ものは、動物性油脂(牛脂、ラード(豚油))、植物性油脂(オリーブ油、ヤシ(ココナッツ)油、パーム油)などです。

油脂に含まれる脂肪酸には、オレイン酸、リノール酸、バルミチン酸などの様々な種類がありますが、それぞれの脂肪酸の構成は、油によってことなります。ひとくくりに「油脂」といっても、肌にいいといわれている成分が多い油や、毛穴を塞いでしまうなど、よくないといわれる成分が多い油もあります。

石けんによって、顔を洗ったときにスッキリ洗えるもの、つっぱった感じがするもの、顔の表面に膜が張ったように感じるものなどありますが、この違いは、もともとの原料の油の種類や配合、そしてどんな製造方法をとっているかによって、生じるものと考えられます。したがって、石けん素地の品質は様々であるため、使い心地はとても大きく変わってくるのです。

石けん素地を、商品として販売しているところはいくつもあります。その石けん素地に水とハーブを練りこむと、とても簡単にオリジナル石けんが作れます。しかし志工房では、原材料の油脂や配合・製法にもこだわって石けん作りをしているため、市販の石けん素地は使用しておりません。

*志工房の手づくり石けんは、個人で作っているものなので、法律上「雑貨石鹸」「キッチン石鹸」の販売となります。薬事法による薬用石鹸・化粧石鹸のいずれにも該当いたしません。そのことをよくご理解の上、ご自身の判断と責任のもとでのご使用をお願いしております。

Miki-Co-Labo 季節のコンフィチュール

白く可憐な花が終わり、実が少しずつ膨らみ始めたブルーベリー。7~8月には、いよいよ収穫です。まだ木が小さくてたくさん収穫することはできないけれど、丹精込めて育てたブルーベリーは大粒で香り高く、果汁たっぷりです。畑で摘んだブルーベリーを口の中いっぱいに頬張った時の幸福感を再現できるよう、素材を活かしたシンプルなコンフィチュールづくりを心がけています。ノーザンハイブッシュ系とラビットアイ系では、 食感が全く違うので、品種別にブルーベリーコンフィチュールをつくっています。ぜひ、食べ比べてみてください。
素材といえば、ルバーブやカシス、ブラックベリー、クランベリーも自家栽培。それぞれに味も香りも全く違い、個性的な魅力があります。 どのベリーも大粒品種なので食べ応え抜群。生で食べてみたい方は、畑に遊びに来てください。事前にメール頂ければ対応します。
広い畑に謎の白い物体を発見したら・・・それは、三木家のアイドル、ヤギのメイちゃんです。
大根の葉っぱや白菜の差し入れですくすく育ち、元気いっぱい。人懐っこくすり寄って来て、別れる時は淋しげにメ~メ~鳴く、とても可愛い女の子です。
爽やかな風が吹き抜ける深緑の畑、真っ黒に日焼けしたおじさんと青草を食むヤギ、色とりどりのベリーが、今年も山里に夏の到来を告げます。

<夏のコンフィチュール>
・甘夏 :蒲郡産、農薬不使用
・ルバーブ :自家栽培、農薬不使用
・ブルーベリー :自家栽培大粒品種、   農薬不使用
そのほか、カシス、ブラックベリーなども収穫しだい順次商品化します。

奥三河Three trees+は3人の女性のユニットです。

暮らしnote  ~葛~ 
  初夏から秋の終わる頃まで、野原や国道脇の土手は、たいてい葛に覆われます。日本に来た欧米人が、あちこちに繁茂する葛を見て、「牧草に最適だ」というので持ち帰ったことがあるそうです。でも、人々はその旺盛な生育振りに往生し、ついには「デビルプランツ」というあだ名をつけたほどだとか。イノシシの好物でもあるので、放っておくと崖崩れの原因になるため、根絶やしにしたほうがいいのですが、手ごわすぎて、なかなかそうはいきません。
  韓国の時代劇「ホジュン」で、貧乏をかこつ主人公の妻が、山で太い葛を苦労して掘ってきては市場で売るシーンがあります。薬材なのか、水に晒して葛粉を作るのか用途はわかりませんでしたが、日本でも、本当は今でも貴重な食材・薬剤のはずです。
 九州の秋月というところでは、ほとんど葛を見かけなくなったと、その土地の人が嘆いているのを聞いたことがあります。葛が極度に減った理由は、名物の葛餅を作るために、採りつくしてしまったのだとか。あのすさまじい繁殖力をもつ葛でも、絶えることはあるのだな、と思うと、厄介者の雑草が急にいとしくなりまし
た。    (maki)
商品のあるところ
■ 祇粘堂(きねんどう)
浜松市北区引佐町金指 ℡053-542-2737
■ どんぐりの里いなぶ
豊田市武節町 ℡0565-82-3666
■やまのぶ梅坪店
豊田市東梅坪町 ℡0565-36-1234
※ 店によっては置いていない商品もあるので、ご了承ください。


イベント出店・講習会予定 
2014年6月~7月

[6月]
1日……よさみガーデンマルシエ
   (アンティマキ/志工房/Miki-Co-Labo)
8日……三好ヶ丘ラヴィマルシェ
   (アンティマキ/志工房/Miki-Co-Labo)
12日……グリーンママンタキソウ朝市
   (アンティマキ/志工房/Miki-Co-Labo)
28日……ヘルシーメイト岡崎本店
   (アンティマキ)  
[7月]
10日……グリーンママンタキソウ朝市
   (アンティマキ/志工房/Miki-Co-Labo)
13日……三好ヶ丘ラヴィマルシェ
   (アンティマキ/志工房/Miki-Co-Labo)
27日……福蔵寺ご縁市
   (アンティマキ/志工房/Miki-Co-Labo)
[講習会の予定]
・6/22 , 7/20 , 8/25
どんぐり工房定例草木染め講習会
(問い合わせ: どんぐり工房 ℡0565-83-3838)

※イベント・講習会共に変更することがありますので、事前にブログ「アンティマキのいいかげん田舎暮らし」か、アンティマキのFBページでお確かめください。

*********
    今号のこもれび通信に書いたクズをもとめて、先日イノシシが私宅の敷地内にやってきて、ブルドーザーのように崖一面を壊しました。

    東海豪雨の折に壊れて修復した箇所なので、山砂が入っています。だから、重いイノシシが通ったら、簡単に草も潅木も抜けて、いつ地すべりがおきてもおかしくないような状態になります。かなりの広範囲がこうなってしまいました。大雨が降ったら、どどっと崖が崩れるかもしれないと心配です。

   イノシシの狙いは、クズの根っこ。こんなに太いのです。レンコンくらいあります。くず粉を作るのはたいへんだけど、葛根湯の葛根なら、できるのではなかろうか、とおもうのですが、どうかしら。、
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米ぬかクッキー新発売します!

2014-06-24 01:30:22 | アンティマキの焼き菓子とパン
   筒井重之さんの低農薬栽培の玄米から取った米ぬかを入れて、乳製品・卵を使わないクッキーを作りました。

   上の写真は、何回目かの試作品。右から、ココア入り、カレー粉入り、左手の上がバジル、下がゴマ入りです。別の日には、しょうが入りも作りました。

   材料は、米ぬかのほか、国産中力粉、全粒粉、海塩、てんさい糖、米油やオリーブオイルなど植物油にそれぞれの粉類や具材です。

   友人知人に食べてもらったところ、とくに好評だったのがカレー粉入りとココア入り。それで、まず最初にカレー粉入りから発売することにしました。

   さくさくしていて、スパイスが適度に効いていて、甘さがおさえてあるので、食べやすいとおもいます。ただし、食べだすとやめられなくなることもあるので、要注意。

   本日午前、やまのぶ梅坪店に納品します。ほかに、穀物クッキー5種、グラノーラももっていきます。ほんとは、ココア入りも一緒に販売したかったのですが、米ぬかがまったくなくなって、作れなくなりました。よそで上質の米ぬかを入手するか、米ぬかがたまるかしたら、作ります。
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麦畑のただいまのようす

2014-06-24 01:17:28 | こめこなクラブ
    小麦のようすを見に、大桑の集落まで行ってきました。ひと月ほど前にみたときは、まだ青かったのに、もうだいぶ黄金色にかわってきました。

    上がひと月まえの写真、下が昨日撮った写真です。

    筒井重之さんの畑を借りて麦を作り始めてから、もう4回ほどになるのですが、今年の実入りはすばらしい。ぷくぷくしています。

    前回見に来たときに書いたブログに、「肥料なしでできた」と書きましたが、まちがいでした。実は、こめこなくらぶの一人が、昨秋、畑をおこすまえに、草木灰と牛糞を施していたとのこと。わたしは今回、ほとんどお手伝いできなかったので、知らずにいました。苦労のかいあって、この立派な穂になりました。

    あと、半月かひと月のうちに、収穫できそうです。刈り取り後、筒井さん宅のハウスをお借りしてはざかけする予定なので、ハウスの整理もついでにしてきました。

    今年はちゃんと製粉所で粉にしてもらい、稲武地区の大きな石窯を使って、大きなパンをいくつも焼くことができそうです。楽しみ! といっても。あとしばらく、イノシシとネズミにやられないでいてくれたら、の話ですが。
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韓国ドラマ「ホジュン」

2014-06-16 11:17:39 | 映画とドラマと本と絵画
   「冬のソナタ」以来、韓国ドラマのちょっとしたファンになっています。といっても、現代ドラマは当たりはずれがあるので、たいしてみてはいないのですが、時代劇は勉強も兼ねて、ときどき借りてきます。とくに、「チャングムの誓い」「イ・サン」「トンイ」「大王世宗」など、李王朝の劇は興味ぶかい。

   「ホジュン」は、朝鮮の医学を集大成した実在の人物のドラマ。
    
   庶子でしかも母親が賎民だったため、出世の道を閉ざされていたホジュンは、逃亡先で、後に師匠となる医者に出会います。当時、朝鮮の医者といえば、中国の漢方だけを学び、中国から輸入した高い薬剤を処方するというのが普通だったようです。王室や貴族にはその高い薬剤が入手できても、貧しい庶民には手が届きません。しかし、ホジュンの師匠は、民間薬の知識も豊富で、身近な野山で採取できる草に薬効があることを庶民に教えます。
 
   ホジュンも彼の遺志を受け継ぎ、知識を体系化。ついには王室の主治医・御医にまで上り詰め、朝鮮初の医学書を作ります。史実どおりかどうかわかりませんが、彼は次つぎに窮地に陥り、たいへんな苦労をします。端々に、朝鮮ならではと思われるものの考え方、しきたり、儒教道徳からくる制約などが見て取れ、感心したりおどろいたり、あきれたりしながら、全60話ほどのドラマを見終わりました。

    途中退屈することも多い韓国ドラマですが、けっこう病みつきになります。今見ているのは、「根の深い木」。ハングル創製にまつわる、サスペンスです。
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映画「エリジウム」

2014-06-16 10:01:46 | 映画とドラマと本と絵画
   マッド・デイモン主演の近未来SF。タイトルの「エリジウム」は、極度に汚染された地球を離れて、超富裕層が住んでいるスペースコロニーの名前です。地球には下層の人間たちが、エリジウムの人間の経営する工場で奴隷のように働かされ、彼らはけっしてエリジウムに侵入することは許されていません。

  主人公は、ロサンゼルスに生まれた孤児。ロボットを作る工場の工員として、高度の管理下でもののように扱われる状態に甘んじています。しかし、工場での重大な事故がきっかけでエリジウムの統治者達と戦う事態になります。

  話は単純ですが、描かれた格差社会にはリアリティーを感じます。最後のシーンは、ほんとにこの地球上にある場所そのものを撮影しているみたいです。作られた場所ではなさそう。コロニーに侵入しようとする下層の人間を襲撃する姿には、不法移民を強制退去させる先進国の態度が重なります。  
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映画「アウェイク」

2014-06-16 10:01:33 | 映画とドラマと本と絵画
   「アウェイク」は、ジェシカ・アルバが出ているのというのでレンタル屋で借りてきたのですが、思いのほか、おもしろかった。

   大富豪の青年が主人公。心臓の病気を患っている彼は、移植できる心臓の到着を待っている身。彼の恋人がジェシカ・アルバ。地味だけれど最後まであきさせないサスペンスでした。

   おどろいたのが、冒頭の画面に綴られた文字。詳しい数は忘れましたが、「全身麻酔をする患者は年間○○万人、そのうち○万人は、体だけ麻酔が効き、脳は覚醒したまま手術を受けている」と書かれていました。

   要するに、体は動かないのに、脳は通常のままなので、人の声も物音もすべて聞こえ、痛みも感じるということです。こんなことがあるなんて、しらなかった! 「術中覚醒」というのだそうです。
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八事・興正寺マルシェに行ってきました。

2014-06-04 16:12:40 | 小さな旅
   ずっと前から気になっていた名古屋市の八事で毎月開かれているイベント、興正寺マルシェに、先月21日、はじめて行ってきました。同行したのは、奥三河Three trees+のゆきえさんとみきさんです。

   山門の手前にも向こう側にも、お店がずらっと軒を連ねています。この日の出店数は約90店舗だったとか。平日でしかも雨が降っていたにもかかわらず、けっこうな人でにぎわっていました。

   入り口付近にお店を出していたのは、長野県の最南端の村・天龍村です。立っているのは、友人のMさん。この春、天龍村の村おこし協力隊の隊員として採用され、村の特産品作りなどに携わっています。

    こちらのブースで購入したのがこれ。左から柚子うどん、栃のそば、干し柚子です。長野というとどこも標高が高そうですが、この村は、長野県で唯一柚子が採れる比較的暖かい土地なのだそう。かんきつ類がいっさい実らない稲武より、だいぶ標高が低そうです。

    どれもまだいただいていませんが、よそで見かけたことのないものばかり。とくに干し柚子は、グッドアイデアだとおもいます。漬物にもパンやクッキーにも使えそうです。ジャムやピールにしなくても干すだけで保存できるなら、楽です。この冬、柚子のもらいものがあったら、ぜひ試みてみたい。

    マルシェは、野菜、雑貨、クッキーやパン、コーヒーそのほか多岐のジャンルに渡ってお店がでていて、ほしいものがけっこうありました。パンやクッキーもいろいろ買いました。おいしいもの、勉強になるものなどいろいろありました。

    なんと、岐阜産の黒砂糖を発見! せんだって奄美に住んでいる友人が送ってくれた黒砂糖より、味が淡白。でもちゃんとあまくておいしかった。本州でもちゃんとサトウキビはできるようです。

    マルシエの帰りに寄った、名古屋大学近くのカレー屋・ホジャナラスティン。野菜のカレーとマトンのカレーのセットを頼みました。このおみせも、前から友人に勧められていたところ。やっとこれました。カレーはどちらも独特。野菜カレーはレンズマメがベースで、香菜で風味付けされていました。

    店主の話では、とくに、どの地域のカレーというわけではなく、彼らが独自に工夫したカレーだということです。生の香菜のにおいがちょっと苦手のわたしは、どちらかというとマトンのカレーのほうが口にあいましたが、同行した二人は、野菜のカレーに軍配をあげました。

    このお店の隣は、いつもイベントなどでいっしょになるコバレレコーヒーの実店舗・昭和宇宙。こちらのコーヒーはすべて有機で、いつ買ってもはずれがありません。

    そのまたお隣は、輸入食材店。トルコ人の経営しているお店だそう。食材が安いと聞いていたのではいったのですが、ほんとに安くておどろきました!

     このレンズマメはカナダ産1キロ袋で、314円、トルコ産のパスタも1キロ袋で、なんと140円でした。あまりに安いので、買うのがためらわれるほどでした。

     さて、この興正寺マルシェ、なかなかいいイベントだったので、奥三河Three trees+で出店をすることに決めました。第一回目の出店は9月21日の予定です。近くなったら、あらためて告知します。
    


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今月もタキソウ朝市に出店します。

2014-06-04 15:11:19 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
今年1月からはじまった、グリーンママンのタキソウ朝市。今月で半年目になりますが、毎回たくさんのお客様がいらしてにぎわいます。アンティマキは、こころざし工房のゆきえさんと一緒に、今月も出店します。
 
   朝市は、8月と9月はおやすみ。来月でしばらくご無沙汰となります。アンティマキは、やまのぶ梅坪店やどんぐり横丁、浜松の祇粘堂には、賞味期限が短いためにあまりおけない、パンとスコーン、おからのガトーショコラなどを持参する予定です。

   日時:6月12日(木)10時から12時
   場所:タキソウ家具店本店 豊田市街地 国道248号線沿い

    
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