アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

映画「バードマン あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡」

2017-04-23 00:00:17 | 映画とドラマと本と絵画
    2014年のアメリカ映画。かつて、「バードマン」というタイトルのスーパーヒーローものの主人公として有名スターとなった主人公が、「かつての有名スター」ではなく、アーティストとしての再起をもくろみ、役者を志すきっかけになった作家の短編を脚色し、自ら主演。

   しかし、実生活では妻が去り、娘は薬物中毒のリハビリテーション施設から退院したばかり。昔の栄光がわすれられず、ともすればバードマンの声が、内部の声として聞こえてきます。初の挑戦が、決してうまくいくとは思えなくて、彼は開幕ぎりぎりまで、七転八倒します。劇場の、例えば楽屋から舞台に至る狭い迷路のような通路が、彼の心の動揺や恐れをあらわしているようでした。

   映像も脚本もすべて、ひさびさに満足しました。映画のとり方も独特だったようです。最後もよかった。
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グリーンママンの朝市に出店します。

2017-04-20 00:50:56 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   来週火曜日25日に、市街地寺部町の守綱寺で毎月開かれている、グリーンママン朝市に出店します。6~7年前から毎月出店していたこの朝市。数年前から2年ほどは市街地のタキソウ本店での朝市に出店していましたが、昨年3月に終了して以来の久々の出店です。

    おもちする予定の品は、穀物クッキー~黒砂糖と生姜粉・カラスムギとアーモンド・カカオニブ、ほうろく屋菜種油の穀物いろいろビスケット、ブルーチーズクッキー、稲武の玄米おかき、乳製品・卵不使用のクリームパン、ピンクペッパー入りライ麦50%のパン、カンパーニュ、黒糖とナッツのスコーン、ライ麦と柑橘ピールのスコーン。

    取り置きご希望の方は、問合せメールにてご連絡ください。

    稲武はただいま、桜が満開。まだまだ寒くて、夜はストーブがいるのですが、春は確実に進んでいて、時期に新緑の季節になりそうです。

    さて、ママンのメンバーからのメッセージは、以下の通りです。

「4月のgreen mamanの朝市は25日です。

久々のヒトトキさんのお弁当。
ちんちゃん亭のおはぎも登場~♪
松本自然農園さんからは毎年好評の野菜の苗が届きます。

先月お休みだったしろさんも来てくださいますよ~。

日にち:
4月25日(火)

時間:
10:00~12:00頃まで

場所:守綱寺 広間
(寺部町2丁目)

出店者さんは
・農家さん・
松本農園
いのはな農園
てくてく農園

・ほか・
アンティ・マキ(スイーツ)
バンバン堂(ドリンクとスイーツ)ヒトトキ(お弁当)
ちんちゃん亭(おはぎ)
しろ(豆腐)


地域の農家さんや生産者さんと、消費者をつなげたい。
顔が見える買い物が広がって欲しい。
そんな思いで始めた朝市。

気がつけば、
出店者さんとお客さんだけでなく、お客さん同士、出店者さん同士までが繋がり、農家さんの野菜を使った商品ができたり、朝市の場でもそこここで話しの輪ができる。

場所をお借りしている守綱寺さんのゆったりした空気もより一層居心地をよくしてくれています。

みなさんもぜひゆったりとおいしい時間をお楽しみください。


豊田市の寺部町にある守綱寺さんの広間をお借りして開催させていただいています。

*10:30から、守綱寺さんの読み聞かせ会がございます。
こちらもぜひご参加ください。」

   お待ちしています。
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今月からまちかど朝市に出店します。

2017-04-08 00:49:09 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   豊田市街地の東山~寺部当たりの個人住宅数軒の軒先で開かれているまちかど朝市。旭地区で就農しているいのはな農園が中心になって、毎週火曜日に開いています。その朝市に、毎月第二火曜日だけ、アンティマキも出店の仲間に入れていただくことにしました。

   来週の火曜日・11日がその初日。ささやかな市なので、多くの種類はおもちできませんが、スコーン、クッキー、パンなどそれぞれの品のうち、いくつかを選んで持っていきます。いまのところ、以下の通りの品を用意したいと思っています。

    穀物クッキー2種(黒砂糖と生姜粉・カラスムギ)
    スコーン2種 (カカオニブ・スパイス入り~試作中)
    低温焼きのブルーチーズクッキー
    本格的っぽいライ麦パン(新作)
    プチカンパーニュ

    写真は、お持ちする予定のライ麦パンです。オートミール入り。でもまだ決定版ではありません。

    いずれも、取り置きいたしますので、パンは前々日の9日夕方まで、スコーンは前日の朝まで、そのほかは前日の夜までにご連絡いただければ幸いです。右ブックマークのアンティマキの問い合わせメールをご利用ください。

    今年のモットーは、「無理なく楽しく」。新しい品もいろいろ作ってみたいと思います。なお、まちかど朝市の場所は、お日様メイルにておしらせいたしますが、お日様メイルの会員でない方は、アンティマキまで、お問い合わせください。
    
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映画「誰がウェブスターを殺したか」

2017-04-02 11:47:24 | 映画とドラマと本と絵画
   この映画は、以前、レンタルビデオ店で安売りしてたので買ったビデオで、つい最近見たものです。1981年のアメリカ映画。監督も俳優もだれ一人知らない人だし、映像も安っぽい。でも、実話に基づくものなので、最後まで見ました。

   舞台はアメリカの地方都市。ある中産階級の家の高校生になる息子が主人公です。彼は一代で小さな成功を収めた(らしい)父親に反発しながらもあたまがあがらない。学校の勉強にも興味がない。悪友たちと小さな悪事を働いては、刹那的な日常を過ごしています。そして大学進学を望む父親の期待を裏切って、軍隊に志願します。

   あるとき、彼は恋人との口論のあと、盗んだ車で暴走。パトカーが追いかけてくるのもかまわず走り続け、ガスステーションで柱か何かにぶつかり急停車。そこに駆け付けた警官たちに取り囲まれ、ついに警官に射殺されます。

   両親には、彼が覚せい剤を吸引したいたうえに銃を所持していて、警官を撃とうとしたから正当防衛で撃たれたと、告げられます。

   しかし、両親、特に父親は、警官の証言が信じられません。自分がつらく当たったせいで自暴自棄に陥っていた息子。いくら悪事を働いたといっても、根っからの不良とはおもえないのです。そこで、彼は自分の足で証人を探し、警察を告発し続けます。

   その結果わかった、警察の隠ぺい工作。犯罪率の高いこの町では、警察内部で、「容疑者は撃ってもいい」という暗黙の了解があったようです。近頃頻発している、警察による黒人の射殺事件も、同様の、警察内部の風潮があるのではないかと疑いたくなりました。

   しばらく前に見た。マイケル・ムーアの「世界侵略のススメ」では、開放刑務所に入れて刑期をのびのび過ごすことで再犯率が減ったり、覚せい剤の禁止を解除したことで中毒者が減ったりしたことを紹介していました。監督にインタビューを受けた看守や警官は、受刑者や中毒者に対して、とても理解のある態度を示していました。あの映画と比べると、こちらは、胸がつかえるような気持ちになる映画でした。
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