アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

きょうからとよたまちさとミライ塾2019第3期の申し込み開始です。

2019-09-29 00:25:03 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   今年も、とよたまちさとミライ塾に参加します。昨年前は奥三河Three trees+の一人として、アンティマキも参加していましたが、今年は、蔓kusaメンバーの一員として講座を開きます。蔓kusaは、田舎暮らしと手仕事とおいしい食べ物の好きな女性6人で組んだグループ。ミライ塾第3期に、二つのプログラを開講します。

   ひとつは、11月2日と19日に開かれる、「石窯で焼くシュトレン♪ランチは石窯ピザとスープで稲武の紅葉を満喫」。 稲武の大きな石窯で、乳製品卵不使用のシュトレンと、山里の秋の味覚溢れるピザ、ケーキかタルトを焼き、そばにあるかまどで野菜たっぷりのスープを作ります。

    案内人は、わたしと、オクダキヨミさん。

    石窯のあるハウスポニーは、城ケ山のふもとにある木々に囲まれた気持ちのいい場所です。子供たちの遊ぶ声を聴きながら、おいしい食べ物をご一緒に作りましょう。

     稲武の紅葉が一番美しい時期。行きかえりの道中もおたのしみください。

     もう一つのプログラムは、11月6日に開く「五感を刺激する稲武の休日~草木染めと石窯フォカッチャとアロマの香り」。

     写真は昨年のミライ塾の告知に使ったもの。今年は、hikarinoのマリさんとわたしで、案内人を務めます。

     講座は、バンダナかエコバッグなどのうち一つを選んでいただいての草木染め、そのあと、どんぐり工房にあるピザ窯でタマネギフォカッチャを焼き、キッチンで焼いた全くこねないパンとスタッフが作った野菜スープとともにおひるごはん。午後は、マリさんの指導でアロマスプレイを作り、セルフマッサージの仕方を学んで一日の疲れを癒します。
      
     今年もぜひ、みな様のご参加をお待ちしています。ご家族ご一緒でも、おひとりさまでもお越しいただけます。ご不明のことなどは、メイルにてご質問ください。
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暮らしの学校主催の石窯の会が開かれました。

2019-09-23 15:22:09 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   毎年2,3回、友人のキヨミさんと一緒に開いている稲武の大きな石窯で遊ぶ会。いつもは二人の主催なのですが、先日、岡崎の暮らしの学校が主催しての石窯の会が初めて開かれました。

   集まってくださったのは17名。岡崎、幸田、安城など、車で2時間以上かかってきてくださった方もおられました。石窯の会としてはめずらしく、全員おとなの参加者ばかりでした。

   さて、この日のピザは、セルロース不使用のナチュラルチーズとモッツァレッラの2種類のチーズに生トマトとナス、それに庭で初めて採取できた雑草のベニバナボロギクとそばの葉、オレガノの葉をトッピングしました。
写真はスタッフ用。草やハーブは人気があつまって、払底したあとでした。

    スープはみそカレースープ。夏野菜たっぷりの昆布だしだけのスープは、「期待していなかったけれど、おいしかった!おかわりしました」との声が。カレー粉を控え過ぎたのと、塩味が足りなかったのがいささか心残りでしたが、この組み合わせはなかなかよかった。

    パンは、いつものカンパーニュはやめて、まったくこねなパンにしました。粉は、強力粉、薄力粉、全粒粉のほか、ライ麦粉も入れて、ホシノ酵母で仕込みました。

     スコーンは、黒砂糖にナッツ入りと、甘夏ジャムにキンカンの甘煮入りの2種類を焼きました。

パンとスコーンはお土産に。

     台風や大雨の続く初秋でいたが、この日だけは快晴。木々の葉が光り輝き、時折吹く風の心地いい、稲武の良いところを満喫いただける日となりました、石窯をいずれ家に作りたいという方や、こねないパンに興味のある方、田舎好きの方など、いろいろな方にご満足いただけたようです。

     さて、この秋は、とよたまちさとミライ塾で、わたしとキヨミさんの石窯の会を開きます。題して、「石窯で焼くシュトレン♪ ランチは石窯ピザとスープで稲武の紅葉を満喫」。開催日は、11月2日と19日です。詳しくはこちらをごらんください。なお、ミライ塾のお申し込みは、今月末の29日からです。


     
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今年の草を採り草を食べ草の話を聞く会^秋の部を開きます。

2019-09-23 13:53:10 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   3年めになる、草を採り草を食べ草の話を聞く会。今年の秋の部は、10月18日金曜日に開きます。

   講師はいつも通り前田純さん。稲武の野原で草を採取し、どんぐり工房で調理し、彼の話を聞きます。
   
    前田さんのもとには、大手の商社の社員が「この先必ず来ると思われる食糧難の時代に備えて、雑草の利用も視野に入れたいから」と言って訪れることもあるのだとか。雑草という食材の可能性、高そうです。

   当日のレシピ、何を作るかこれから検討。考えるのたのしみです。

   写真はこの春の会で作った雑草カレー。数種類の春の草でつくりました。雑草を食べることにほとんど抵抗のなくなった私ですが、これでもかというくらいたくさんの雑草のはいったこのカレーは、口にいれるまで半信半疑。でも、前田さんの言う通り、雑草がだしになっておいしいカレー味のスープになっていました。私が焼いた、全くこねずに作ったターメリック入りのパンとよくあいました。

   3年前は雑草が20数種類しかなかったこの場所ですが、いまは40数種類に増えました。人の手が少し入ることで雑草界にも異変が起きたようです。この夏の暑さと湿気で、また何か起きているのかも。いろんなことを知らせてくれる雑草です。前田さんのお話は、多岐にわたる草の話が満載。ぜひごいっしょに、学んで食べてあそびましょう! 詳細は以下の通りです。

  *日時 10月18日金曜日 9時50分~3時ころまで
  *場所 集合はどんぐり工房(稲武地区)
      採取地は稲武地区内個人宅 
      調理はどんぐり工房
        車で移動します。
  *申し込み・問い合わせ アンティマキ
  *参加費 3500円 
  *定員 15名

ところで、11月1日(金)には、岡崎の暮らしの学校でも、前田さんと私とのコラボ講座が開催されます。くわしくは、こちらをご覧ください。
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Chieさんの出し料理教室、今年も開きます。

2019-09-23 11:27:40 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
  10数年前から稲武にきて料理教室を開いてくれている大阪在住のChieさん。しばらく前から、だし料理研究家として活躍を始めました。今年も、彼女のおいしいだし料理の数々をご一緒に学びませんか?

   chieさんは、マクロビオティックを学んだあと、蕎麦職人、器作家、老舗昆布問屋、妹のイラストレーター・ヒロさんなどとのコラボレーションを全国あちこちで展開。

    数年間、毎夏イタリア・トスカーナ地方に滞在し、現地の人から当地の郷土料理を学んだり、日本食を食べて貰ったりと食の交流がきっかけになって、自国の食文化の素晴らしさを再確認しました。

   そして、いまも毎日家族のために台所に立つお母さんから受け継いだ、本物の味の大切さを伝えたいという強い意志のもと、だしをベースに素材のおいしさを追求する料理にたどりつきました。

   一昨年、chieさんから届いたメッセージを、再掲します。

  「料理は、シンプルであればあるほど、ひとつひとつの材料の吟味や手順、調理の仕方が大事なものになります。新鮮な野菜を選び、ちゃんと出しをとり、伝統的につくられた調味料を生かしながら一汁一菜をつくれば、栄養満点。おいしい出しのおつゆを飲むと心と体がほっとします。出しの香り、味わいはこころに安らぎを与え、気持ちを落ちつかせてくれます。

    海に囲まれた日本は、豊かな食材にあふれ、さまざまな調理法が工夫されてきました。米と大豆をベースに、昆布、鰹節、煮干し等で出しをとり、旬の野菜や魚を美味しくいただく。それは決して難しくはありません。

   忙しいお母さんが、沢山のおかずをつくらないといけないと、後ろめたく思う必要はないのです。季節を感じ、手間を惜しまず心を込めて 。食材の持ち味を最大限に引きだして、家族のために「いい味」を一緒に作りましょう。これが、日本から発信されたマクロビオティックのかなめだと、私は思っています」

   今夏はフランスへに長期滞在したChieさん。ブドウ園で収穫を手伝いがてら、フランスの家庭料理をみっちり学んできたようです。日本の伝統的な味とともに世界の豊かな食文化を取り入れた彼女の家庭料理、ご一緒に楽しみましょう。

   詳細は、以下の通りです。
*日時:10月25日金曜日・26日土曜日 10時から15時
*場所:どんぐり工房 稲武地区
*講習料:4300円(材料費・施設料込)
   なお、10月23日以降のキャンセルは、講習料を全額いただきますので、ご了承ください。 
   その際、レシピはおくらせていただきます。
*定員 それぞれ15名
*問合せ/お申込み アンティマキ   
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あさっての木曜グリーンマーケットに出店します。

2019-09-17 15:15:54 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   この春以来、ひさしぶりにイベント出店いたします。

   出店するのは、足助香嵐渓のすぐ近くで開かれる、木曜ファーマーズマーケット。足助神社の向いがわの大きな駐車場のそばです。しばらくまえ、「はなもみじ」という名前の食堂があった場所が会場。先々週の木曜日からはじまり、10月の第2週10日まで毎週開催されます。

   出店するお店は、毎週ちょっとずつ変わりますが、地元で安全な野菜を作っている農家の方たちの店はほぼ毎週出店のようです。

   こちらはうさぎ菜園さん。アンティマキのタマネギクラッカーや講習会での食材は、しばしばこちらの野菜を使っています。

   ことのほか大きな冬瓜。先週訪れたときは、この冬瓜の解体ショーの参加者を募っていました。今度もあるかも。

    旭地区の農家民宿ちんちゃん亭のキッチンカーも毎回出店。自家農園の野菜をふんだんに使ったランチがおいしそう。

    今週木曜日19日には、アンティマキは、穀物クッキー3種、アニスシード入りのオートミールクッキー、ブルーチーズのクッキー、そのほかスコーンやケーキを少しお持ちするつもりです。

     木曜ファーマーズマーケットは、11時から3時まで。わたしは9月19日と10月3日の2回、出店の予定です。ただし、19日は都合により、午後2時には退出するので、おまちがいなく。そばにある大きな駐車場がこの日無料開放だそうなので、こころおきなく足助のまち散歩や香嵐渓の散策が楽しめます。

     みなさま、初秋の香嵐渓をぜひお訪ねください。お待ちしています。
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映画「ラ・ジュテ」

2019-09-16 23:42:30 | 映画とドラマと本と絵画
   162年に作られたフランス映画。舞台は第三次世界大戦が終わった後のパリ。放射能の汚染で生き残った人々は地下に住み、戦争の勝者は敗者を「奴隷」として、ある実験を繰り返す。

   その実験の目的は、時間を操作して被験者を未来の世界に送り込み、人類が生き延びるためのエネルギーを持ち帰ること。しかし、被験者は死ぬか発狂し、実験は成果を得ないまま、むなしく繰り返されるばかり。

   冒頭からナレーションによってクローズアップされる少年も、奴隷となって実験場所に送り込まれ、被験台に寝かされます。彼の頭には、第三次世界大戦勃発直前の、パリの空港で見たある若い女性のイメージが焼き付いています。実験の手始めに過去に送られた彼は、彼女を見つけ、近づくことに成功します。被験者の想像力の強さに満足した科学者たちは、今度は彼を本来の目的である未来に送ります。そしてそこで出会った未来人を説得して、目的のエネルギーを手に入れて目覚めます。そして・・・

    たった30分だけのモノクロ映画。画面はすべて写真で構成されています。特別な技法らしいのですが、動画は一切なく、次々に静止画像がかわるだけ。でも、少しも退屈せずに見られました。SF映画なのですが、SFらしい映像も装置もありません。それでも、いいものができる、という実験映画みたいな映画でした。
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