アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

玄米粉のパンケーキ

2012-10-30 00:26:43 | 手作りのたべもの
   卵や乳製品にアレルギーのある友人のこども・Tちゃんは、私が焼いたパンが大好き。でも、近頃小麦でも反応するようになりました。

   彼女に、パンはパンでも、小麦の入っていないパンを食べてもらいたくて、玄米粉だけのパンケーキを焼いてみました。

   玄米粉300gに豆乳340g~360g、塩ひとつまみ、粗糖少々、ノンアルミベイキングパウダー15g。これだけをまぜて中火から弱火で焼いて焦げ目をつけたあと、オーブンでかりっとなるまで焼きました。

   おかあさんが手軽に焼ける平焼きパンにしたかったので、こんなレシピにしてみました。じっくり焼いたほうがおいしいので、時間はかかるけれど手間いらず。筒井重之さんの玄米粉は甘くて、じわっと体にしみる。中がふわっとは行かなかったけれど、もう少し混ぜ方と焼き方に工夫すれば、おいしい食べ物になると思います。

   焼き立てをさっそく彼女の家にとどけました。あいにく彼女は留守。感想が楽しみです。   
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豊田の水

2012-10-29 10:58:46 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   先日、豊田市の山里暮らし通信員・おいでんさんそんずの座談会が企画され、メンバーの一人として出席しました。その折、テーブルにおかれていたのがこの水でした。「森からのおくりもの 豊田の名水 とよた水物語」と書いてあります。

   「へえ、豊田でもミネラルウォーターを出しているところがあるんだなあ」と思って飲んでみたのですが、別にうまくもまずくもありません。

   ボトルの裏のラベルを見て、おどろきました! 採取地はなんと「豊田市上下水道局後川浄水場」、供給元は「豊田市上下水道局」となっているではありませんか! 水道水をボトルに詰めただけのこの水、市販しているのかしら?と思って調べたら、水道局のホームページには、「一般には売っていない」と書いてあり、ほっ。

   そういえば、前に、ニューヨークで水道水をボトルに詰めて売っているというニュースを聞いたことがあります。ニューヨークの水道水は、おいしくて安全だというアピールのためらしいけれど、豊田でも、そういう意図があってはじめたことなのでしょうか?

   たしかに、この豊田市の水道水、塩素くささはまったくありません。以前住んでいた京都では、水道水をそのままのむなんて考えられないことでした。それくらいくさかった。こちらにきて、たまたまあるとき蛇口からついだだけの生水を飲む機会があり、まずくないのにおどろきました。

   名古屋に実家のある人が、稲武に住みはじめて水道水がおいしいのに感動し、実家の両親が来たとき、ペットに何本も水道水を詰めてもたせた、という話を聞いたことがあります。それくらい、いいみたい。

   でも、稲武にはあちこちに、おいしい湧き水が出るところがあります。そういう水をミネラルウォーターとして売り出す算段も、だれかしたらおもしろいのに。山里のいいPRになるとおもいます。
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大学栗

2012-10-28 20:39:39 | 手作りのたべもの
   今年は、少し草を刈ったおかげで、ほぼ毎日もと畑まで栗拾いに行くことができ、イノシシやサルに採られる前に私たちの口にだいぶ入れることができました。

   といっても、毎日5個から10個ほどの収穫なので、たいした数ではありません。それでも、水につけて鬼皮だけむいたものが結構たまったのでなんにしようかなとおもっていたら、家人が「大学栗が食べたい!」と言い出しました。

   大学芋ならぬ大学栗、テレビで紹介していたとの事。ネット検索してみたら、クックパッドに一件だけ載っていました。渋皮をむいた栗を低温の油でじっくり揚げ、砂糖と水と少量の醤油を煮詰めて作った飴にからませてできあがり。おいしそうです。

   で、やってみました。ただし、うちは渋皮つきで。うちは栗ご飯も渋皮つきが多いのです。

   米油を熱し、160度以下の低温でゆっくり揚げました。渋皮を残したせいで、油が飛ぶから危ないかなとおもいましたが、杞憂でした。むしろ、皮がパリッとしてなかなかいい。予想通りでした。このままでもいけます。塩でも振ったらビールのつまみになりそう。

   鍋に、粗糖と水をほぼ3対2くらいの割合で入れ、トロッとするまで煮詰めます。そこに醤油を少したらしてから、揚げた栗をごろっと。これで、できあがり。

   昨夜遅くにつくったのですが、きょう食べてもおいしい。心配していた油っぽさはなく、水気のないぶん、栗のうまみが生きています。揚げた渋皮の香ばしさもいい。熱いうちにシナモンシュガーを振ったら、もっとよかったかもしれません。

   来年の秋のイベントには、串に刺したこの大学栗をぜひ売ってみたい! 乞うご期待です!
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どんぐり工房収穫祭

2012-10-24 14:30:47 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   交流体験施設・どんぐり工房で、この秋、恒例の収穫祭がおこなわれます。

   どんぐり工房は、五平餅、うどん、ピザ作り、山里の郷土料理や藁細工・竹細工、草木染めなどなど、年間を通していろいろな体験ができる施設です。収穫祭の日は、体験に参加した人達が作ったサツマイモと里芋を使って、田楽や焼き芋を作り、訪れた方々におもてなしします。イモ類の販売もあり。アンティマキの焼き菓子なども販売する予定です。

   広い前庭では輪投げゲームが。単純なゲームですが、大人も結構夢中になれます。賞品あり。厨房では、ソバ打ち体験もできます。こちらは要予約。

   詳しくは、以下のとおりです。

   *11月3日(土) 10時から15時まで
   *参加費 無料
   *場所 どんぐり工房
   *問い合わせ・申し込み先  ℡0565-83-3838(木曜定休日)

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秋のいなぶ旅

2012-10-24 10:56:19 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   いなぶ観光協会の企画で、この秋、魅力的な旅プランが実施されます。題して、「秋のいなぶ旅」。

   この旅は、JR名古屋駅出発の日帰りバスツアー。古橋懐古舘見学に始まり、紅葉の美しい大井平公園での散策のあとは、地元の材料をふんだんに使った和食料理のお店・山武喜で昼食。午後は、近年整備されたタカドヤ湿地を散歩してから、どんぐり工房で藁馬作りの体験または、どんぐり温泉入浴&横丁でのお買物。その後、ほうらいせん吟醸工房で、酒造りの工場見学と試飲&買物を楽しんで、一路帰途に。

   この藁馬は、わたしが数年前、どんぐり工房でインストラクターの伊藤和久さんの指導を受けながら作ったもの。不器用な私が、数時間でいちおうさまになるものができたので、うれしかった。ツアー当日は、伊藤さんはじめ、どんぐり工房で竹細工やわら細工、そのほか山里ならではの手仕事を教えている方々が、丁寧に指導してくれます。

   深まる秋に、稲武の魅力を伝えるこのもりだくさんの企画、今年初めての試みだそうで、詳細は以下のとおりです。
   *出発日 11月16日(金) 8時15分JR名古屋駅発
   *旅行代金 3900円
   *募集人員 35名
   *主宰 愛知県
   *企画 豊田市いなぶ観光協会
   *申し込み (株)日本旅行・名古屋予約センター 052-855-2277 0120-230066
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福蔵寺ご縁市に出ます。

2012-10-24 10:53:25 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   稲武の秋、だいぶ深まりました。黄色い葉や赤い葉がそこここで目立つようになりました。朝夕は冬の布団に毛布。湯たんぽはだいぶ前から入れています。昨日は、薪ストーブを点火。今年は薪の支度をしなかったので、いつまでもつか心もとないのですが、寒さにはかなわなくて、焚きました。穏やかな赤い火。芯から温まります。

   さて、豊田市旭地区で農業に従事している若い人のグループ、M-easyが主宰する福蔵寺ご縁市が、下記の通り開かれます。アンティマキは、昨年7月の第一回目からずっと参加、今回で5回目です。

   ご縁市の詳しい情報は、こちらをどうぞ。

   旭は稲武に負けない山深い里。その里の小高いところにある小さなお寺で開かれるこの市は、回を増すごとに賑わいを見せています。紅葉の美しい季節、ぜひお越し下さい。お帰りには少し足を伸ばして、稲武の大井平公園のもみじ祭りにもいらしてください。くわしくは、稲武観光協会にアクセスして下さい。

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グリーンママン朝市に出ました。

2012-10-23 22:07:18 | イベント記録
  今朝は、稲武を出るときものすごい土砂降りで、前に進むのが恐いくらいでした。豊田市街地に差し掛かるころにはいったんやんだのですが、また降りだし、けっきょく一日中雨でした。

  こんなお天気だったこともあって、朝市にいらした方の数はいつもよりすくなかったようですが、それでも、きょうも、はじめてお会いする方、いつも買ってくださる方など、いろんな方にお会いできました。

   畳敷きのお寺の広間での開催ということもあってか、和気藹々とした女性同士の柔らかい話し声があちこちできこえるこの朝市、きもちのいい雰囲気です。私が売り場の前面においている試食用の容器を抱え込むようにして、小さい子達が中身をつまんでいるようすが、とてもかわいくて、うれしくなります。私が作ったお菓子やパンを、口いっぱいにほおばるのをみられるのは、幸せです。
   
   ところで、12月には、朝市を主宰しているグリーンママンが、私のパンとスコーンの講習会を豊田市街地で開いてくれることになりました。詳細はおってお知らせします。
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あすけ夢さと祭り、出店しました。

2012-10-23 21:47:12 | イベント記録
  一昨日の秋晴れの日曜日、足助地区香嵐渓の三州足助屋敷前の広場で、あすけ夢里まつりが開かれました。

  奥三河Three trees+も出店。この日てつだってくれたのは、いつも助っ人してくれるわこさんと、初参加のさとみさん。アンティマキは、新商品のハーブ入りフォカッチャほか、カボチャケーキ、おからのガトーショコラ、パン2種、スコーン4種類にクッキー類を持っていきました。

  「スコーンを買いに来たの」とか、「ガトーショコラが好きなんです」とかいってくださるお客様方がいっらしゃいました。最近、以前からアンティマキの品を買ってくださっているという方に、こういうイベントでよくお会いするようになりました。うれしい! 

   夢里まつりに私自身が出るのは初めて。ずいぶんにぎやかでした。とくに、この野良着ファッションショー、よかった。かわいいおしゃれなもんぺ、みんな決まっていました。

   助っ人ふたりのおかげで、私はショーやよそのお店をいろいろ覗くことができました。こういうことってなかなかできないので、ありがたいことでした。

   祭りの最後の頃、この日一日かかって、稲の脱穀と精米をして炊いた小さな玄米のおにぎりをいただきました。少し柔らか過ぎたけれど、甘かった! お米はやはりおいしい!と実感させる味でした。うちで、もっとおなかいっぱいおいしいご飯を食べたくなりました。 
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あしたはグリーンママン朝市

2012-10-22 23:37:48 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
  豊田市市街地で開かれるグリーンママンの朝市に、あした3ヶ月ぶりに出店します。

  ママンの市で初お目見えするのは、和梨ジャムスコーン、ハーブフォカッチャ、それに、カボチャのたっぷり入ったケーキです。

  このケーキ、タマゴもバターも牛乳も入っていませんが、コクのあるおいしさが自慢です。

  ほかには、こねずにつくったパンシリーズの、バジルとチーズのパンに甘い小豆のパン、ブルーベリースコーンとくるみ黒糖スコーン、穀物クッキー2種に、玄米粉とオートミールで作った味わいのあるクッキーをお持ちします。

  ママンの朝市、詳細は以下のとおりです。
 
  *日時:10月23日(火) 10時から12時まで
  *場所:豊田市寺部町2-27 守綱寺 
  *問い合わせ先:080-5027-3022(グリーンママン 宇角さん)
  *グリーンママンblog:http://ameblo.jp/green-mamann/



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青い靴

2012-10-19 21:26:23 | 草木染め
   インド藍の染め液の残りにハイドロサルファイトをいれて調節し、藍を建て直してみました。すると、けっこう染まる。うれしくなって、いろいろいれてみました。

   前に染めたご主人のTシャツの色が、どうも本人に気に入らないようだから染め替えたいといっていた友人に、そのTシャツを持ってくるように伝えると、彼女がシャツと一緒に持ってきたのが、保育園に通う娘のTちゃんの上靴。真っ白い昔ながらのシンプルな上靴を、下ろしてすぐに汚してしまったので、何色でもいいから染めたいというのです。

    水につけておいてから、染め液にポチャンと沈めました。しばらくして取り出すと、緑色だったのが見る見るうちに水色に。何度もこれをくり返し、ときどき水洗いもしたところ、さらに濃い青色に変身しました。

    その後、帰宅した友人はさらに何度も水洗いしました。すると、どんどん青さが増し、はじめ染まりつきが悪かったゴムの部分もしっかり色がついた、との報告が。それできょう、友人宅によって見せてもらったのが、これ。想像以上にかわいくキュートな靴になっていました。

    ところで、友人のご主人のTシャツも、もとの黄色を少し残して模様付けしたら、青緑色に染め上がり、素敵なシャツになりました。今度は、ちゃんと着てもらえたようです。
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