アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

アンティマキの場所の秋の風物いろいろ

2014-09-28 23:13:18 | アンティマキの場所に生きる動植物
   朝夕はかなり冷え込んでいる稲武。先週日曜日の朝6時半ころ、稲武交差点を通った人の話では、交差点にかかっている温度計が9度を指していたとか。でも、日中は日差しが強く、半そでになりたくなるほど。寒暖の差が激しい日が続いています。

   今年は6月頃からずっと、ほとんど草を刈らなかったせいか、アケビの実がたくさんなりました。アケビのツルはあちこちにたくさんはびこっているのですが、実がなっているのを見るのは珍しい。こんなにとれました。はぜていない実なら、まだなっています。

    東北の人たちは、このアケビの実は食べず、皮を料理するのだそう。以前、味噌炒めをしたことがあるのですが、苦くていただけなかった。ひき肉を詰めて油で揚げる料理を、昨秋東北出身の方に教えていただいたので、作ってみたいと思います。

    うちの原木マイタケも、今年は無事採取できました。草に隠れていましたが、ちょうど採り頃に発見できました。

    いただいたクリとマイタケで、五目おこわを蒸しました。秋の味です。

    ほとんど自生しえているミョウガ。草だらけの場所に生えているので、花が咲かないと見つけられません。でも、なんとかまだ酢漬けにはできそう。あした作ります。

    たぶん食べられないと思いますが、かわいいキノコの群落を見つけました。
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藍の葉と原木マイタケをいただきました!

2014-09-27 00:05:42 | 草木染め
   稲生在住のFさんのところに、藍の葉をいただきに上がりました。

   国道を見下ろす眺めのいい畑の一角に、大きな葉の藍が元気に育っています。以前私が育てた時の葉の、3倍の大きさはありそうです。

  背の高さもちがうし、葉っぱの数も半端ではありません。「藍は肥しをやりさえすればどんどん育つ」と聞いたことがありますが、ほんとにそう。

   葉っぱだけ取って乾燥させておけば、いつでも簡単に藍染めができます。すくもを使った本格的な藍ではないけれど、美しい水色や青が生まれます。

   やわらかくておいしそうな葉っぱです。あしたからお天気が続くとカラッと干しあがるのですが、どうでしょうか?

   さてFさんは、9年前から友人たちといっしょにマイタケの原木栽培に取り組んでいます。わたしも2回ほど、原木をわけてもらって、敷地内に植えています。でも、毎年採取時期を逸してしまって、ほんとにおいしいマイタケを採取できたことがありません。

   写真は、Fさんたちが育てたマイタケ。いただきました。一般のマイタケは菌床栽培。香りが全然違うと、奥様がおっしゃっていました。おふたりのおすすめの食べ方はてんぷら。明日の晩、わたしもてんぷらにしてみることにします。

    こちらも、Fさんにいただいたもの。クリとクリきんとんです。うちにもクリの木はありますが、イノシシをはじめとする森の動物との競争で例年負け続け。今年は、一度だけほんの少し拾いましたが、それから見に行けていないので、彼らのおなかにだいぶおさまってしまったと思います。

    きんとんは奥様お手製。Fさんが飼っている日本ミツバチの蜂蜜で、甘味をつけています。完全につぶさないで、渋皮もちょっとはいっているところが野趣にあふれています。素朴なおいしさでした。

    蜂蜜の採取は10月だそう。できれば来春、わたしも巣箱を置いてみたいので、都合が合えば見学させてもらおうとおもっています。
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アンティマキの易しく優しいスコーンとフォカッチャの講習会終わりました。

2014-09-25 16:41:04 | アンティマキの焼き菓子とパン
     先週の水曜日、17日に、豊田市街地の高橋交流館で、アンティマキの料理講習会がもよおされました。開いてくださったのは、まあカフェ主宰の岩田牧子さん。

     彼女はこの夏の講習会に来てくださった方。そのおりはいつものこねないパンとスコーンとスープを作りました。私の講習会といえば、いつも、スープ以外はだいたい同じメニューだったのですが、一度お越しくださった方が主催者なので、いつもとは違うメニューを取り入れたくなりました。それで、今回は二次発酵の必要なパンはやめて、フォカッチャ、米ぬかクッキー、スコーンに、パンに合うおかずと簡単なスープを作ることにしました。

     あれこれおかずのメニューを考えていたら、いろいろ作りたくなり、結局、こんなメニューになりました。若干、組み合わせが異なるかもしれませんが、5人ずつのグループで作っていただいたのはこれだけです。

    第1班 ジャムサンドスコーン、ローズマリーとハーブのフォカッチャ、米ぬかクッキーカレー入り、キャベツと人        参の塩レモンサラダ
    第2班 バジルソース入り塩味スコーン、タマネギのフォカッチャ、米ぬかクッキーゴマ入り、ミニトマトのハーブ        パン粉かけ
    第3班 クルミ黒糖スコーン、ローズマリーと黒コショウのフォカッチャ、米ぬかクッキーココア入り、天狗茄子の        ディップ

    この日の定員は15名。一人のキャンセルもなく、全員揃いました。かなりの量と種類を作っていただくので、一人でもかけたら時間内にできないかもしれないと心配していたので、まずは安心。

    フォカッチャは前夜、天然酵母を入れて仕込んであるので、みなさんには成型して焼いていただくだけ。でも、スコーンとクッキーは結構時間がかかりそう。それで、こちらも、計量だけほとんど済ませてもっていきました。

    スープは簡単なものにしたかったので、以前、Chie流マクロビオティック料理教室で、chieさんが教えてくれたハーブポテトスープにしました。こちらは、私が講習の合間を見て、スタッフの手を借りて作りました。

    できたのがこちら。各グループ全部違うメニューを作って、あとですべて均等に分けました。

    バタバタしましたが、午後1時前には、なんとか終了。できあがりました。手前はポテトスープ。その向こうは、スープにする前に別容器にとっておいたマッシュポテト。どちらもおいしくできました。

    全員、ほぼお知り合いかお友達のお友達、ということもあって、終始和気あいあいの雰囲気のうちに終わりました。

    スープ以外の副食を講習するのは、わたしには初めての経験です。どうなることか不安でしたが、みなさんに美味しいと言ってもらえてほっとしました。いささか欲張りすぎたメニューでしたが、満足していただけたようです。

    その場で、来春2回目の講習会を開くことに決定。うれしいことです。たくさんの荷物を積んで帰る途中、今度はどんなパンやおかずを作ることにしようかと、楽しく思いめぐらしました。
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割り箸の話

2014-09-23 01:27:32 | 便利な道具・好きな道具
   以前から手に入れたいとおもっていた岐阜県郡上市産の割り箸を、昨日出店した八事山興正寺マルシェでやっと入手しました。

   スギの間伐材で作っているそうで、薬処理を一切していない割り箸です。100膳で500円ちょっと。思ったより安かった。

   販売していたのは、名古屋のオーガニックのお店。このお店の方によると、一般の中国製の割り箸を5本、ある人がカエルのはいった水槽に入れたところ、何分後かに、カエルがすべて死んでいたそうです。

   木がもったいないからというより、我が身を守るためにマイ箸を持ったほうがいいのだな、あらためておもったことでした。
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あしたやまのぶ梅坪店に納品します。

2014-09-23 01:20:04 | アンティマキの焼き菓子とパン
    やまのぶ梅坪店へは、あさって納品の予定だったのですが、あした急きょ持っていくことにしました。

    納品するのは、穀物クッキー6種類~カシューナッツ入りの全粒粉・そば甘皮・カラスムギ・ほうじ茶・玄米粉と塩麹・カカオニブ~のほか、グラノーラ、米ぬかクッキーのカレー粉入り、オートミールと玄米粉のクッキーです。

    カレー粉は、豊田市旭地区の森のスパイス屋・ニランジャンの香り高いカレー粉を使っています。こちらのカレー粉を使ったクッキーは、やまのぶ梅坪店では初売りです。

    オートミールと玄米粉のクッキーは、ごくたまにしか作らないのですが、召し上がってくださった方には、たいてい好評をいただいています。使っている材料は、オートミールと玄米粉、くず粉、甜菜糖。明日お持ちするものには、練りごまが入っています。乳製品、卵だけでなく、小麦粉も豆乳も入れないお菓子です。ぜひ、お試しください。

    明日は、できるだけ早く家を出るつもりですが、寝坊するかも。でも、遅くとも11時までには到着したいと思います。
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あしたは興正寺マルシェ出店です!

2014-09-20 22:18:29 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
    あしたは、久しぶりに大きなイベントに出店します。名古屋・八事山興正寺マルシェです。奥三河Three trees+全員があしたは顔をそろえます。

    はじめて出店するイベントなので、いろいろな種類の焼き菓子を用意しました。そのなかでもぜひみなさんに召し上がっていただきたいのが、これ。米ぬかクッキーのカレー粉入りです。

    米ぬかクッキーは、カレー、ココア、ごまの3種類あります。発売してもう2か月以上たつのですが、実はカレークッキーのみ、最初だけ美味しいクッキーができたのですが、その後は、どうも思わしいものが作れず、焼いたあとで発売を断念したことが何度も。その理由は、カレー粉の違いにあります。試作時と最初の販売のおりにつかったのは、生活クラブのカレー粉。香ばしくおいしくしあがり、評判は上々でした。

    でも、2回目はスーパーにあるカレー粉しか手に入らず、仕方なくそれを使いました。すると案の定、風味がない。辛さも香りも物足りません。すぐに、ネットで検索してみると、かなりの安値で売っている有機のカレー粉を見つけました。「これだ!」とおもい、送料を無料にするため、大瓶を3個も買いました。

    で、さっそく作ってみると・・・苦い! 色はとてもきれいなのに、辛さより苦みが際立っています。何人もの友人に食べてもらうと、みな異口同音に「苦い!」と。ウコンの量がとても多いのでしょう。

    そのときは、かなり多めにカレー粉を入れたせいだろうと思い、その次は心持ち減らして作ってみましたが、やはり苦みは隠せません。

    今週の水曜日、豊田市街地でアンティマキの講習会が開かれたのですが、そのおり、どんぐり横丁で買ったニランジャンさんのネパールカレー粉を使ってみました。ニランジャンは、豊田市旭地区に昨年移住したご夫婦が開いているスパイスメーカーです。こちらのカレー粉は香りが高くて結構辛い。少し少なめの分量にしてつかったのですが、焼き上がるやいなや、かおりのよさに歓声が上がるほど。風味もとてもよくて、辛味も適度です。

    こういうわけで、これからはニランジャンさんのカレー粉をつかうことにしました。灯台下暗し。こちらのカレー粉はたびたびカレー料理に使っていたし、お宅にも伺ったことがあるのに、商品の材料としては高くなりそうだと思い込んで、検討もしませんでした。でも、いざ使てみると、少量でいい味が出るので、ゴマ入りやココア入りとさほど原材料費の違いは出ないことがわかりました。

    ながなが書きましたが、おいしいのができて、うれしい! 来週水曜日には、やまのぶ梅坪店にも納品します。 

     さて、もうひとつ、あした販売するものを紹介します。いつものハーブのフォカッチャ、塩なし版です。

     塩はパンを作るのに、欠かせない材料だそうです。ふくらみにも多分に影響するとか。実は、わたしはその大事な塩を入れるのを忘れたのです。

     いつもなら、こういう失敗があると、家で食べるか友人にもらってもらうかするのですが、おもいつきで、あした、売ることにしました。じつは食べてみたら、それなりにおいしいのです。塩気がない分、小麦の味を感じるように思う。値段は半額にして、焼いた分11個だけ、特別販売です。オイルに塩を入れたものつけるかおかずをはさめば、美味しくいただけると思います。試食もおきますので、おためしを。

     きょうは、知人が送ってくれた恵那市のクリで、クリおこわを蒸しました。わたしは、渋皮をむくのがめんどうなので、ごはんでもおこわでも、たいてい渋皮のまま炊き込んでいます。これが結構香ばしくておいしい。鬼皮は、染めに使います。

      このところ、稲武はすっかり秋の深まりを感じます。昨日も今日も、私は日中毛糸のカーデガンを羽織っていました。こんなに寒い9月は、いくら標高の高い稲武でも、初めてです。明日は朝5時おき。6時半には、稲武を出発します。そろそろ寝る支度をします。イベントがすんだら、こたつを出して、そろそろ薪ストーブを使う準備に入らなければならないようです。
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「とよた まちさと ミライ塾」開かれます。

2014-09-15 11:56:19 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   この秋、豊田市市街地と合併市町村の山間部で、「とよた まちさと ミライ塾」が開かれます。これは、「とよたならではの「手作りの体験交流型プログラム」を「体験」することができる取組」(パンフより)です。

   市内の企業、個人商店、市民がさまざまな体験プログラムを考案し、参加者に体験してもらう企画です。私たち奥三河Three trees+もこの企画に参加しています。

   73あるプログラムのなかの、ナンバー10がそれ。体験内容と申し込み先は下記の通りです。

   「山里の工房で手仕事を楽しむ
    草木染めとパン、ジャム、自然派リップづくり
    草木染め・・バンダナを地元で採取した植物からとった液で染める。
    パン・・まったくこねないで発酵させた天然酵母のフォカッチャを成型して焼く。
    ジャム・・自家農園のブルーベリーでコンフィチュールを作る。
    自然派リップ・・天然由来の素材だけで安全なリップクリームを作る。
   

    *日時:10月24日(金)10時~15時
    *場所:どんぐり工房
    *定員:14名(中学生以上・小さいお子さんはおんぶして参加できるなら可)
    *参加費:3500円
      作った品は、昼食とお土産になります。
    *申し込み先:とよたまちさとミライ塾事務局:℡0565371015 fax0565371016」

   プログラムは、山里の生活、豊田の産業・工芸、食と農業、歴史文化などを知るための体験が満載。イノシシをまるごと一頭解体する体験や、鶏の解体体験もあります。稲武でもわたしたちのほか、二つの体験プログラムが。秋の一日、どうぞ、たのしみにおいでください。
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名古屋 八事山興正寺マルシェに出店します。

2014-09-15 11:26:28 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
    名古屋市内にある大きなお寺、八事の興正寺で毎月21日に開かれているマルシェに、今月初めて出店します。

    日時は、下記の通り。
    *日時:9月21日(日)10時~16時まで
    *場所:八事 興正寺境内
      大きな立体駐車場があります。

   奥三河Three trees+で出店します。アンティマキは、できるだけ作れる限りの多種類の焼き菓子やこねないパンを持っていくつもりですが、久々の大きなイベントなので、ちゃんと準備が間に合うかどうか、いまから心配しています。

    主催者の話では、この寺には最近大仏が建立されたばかりだそう。参拝客も大勢集まりそうなので、かなりにぎやかな市になるとおもいます。
  
    名古屋での出店は。毎年のビーガングルメ祭り以外はめったにないことです。今回の出店を皮切りに、できるだけ都合をつけて出店できたらいいなと思っています。ただし、私一人では市内での運転は自信がなくてできないので、奥三河Three trees+の他のメンバーたちの都合が合う時だけではありますが。
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chie流マクロビオティック料理教室 秋の部を開催します。

2014-09-15 11:09:47 | マクロビオティック
   お待たせしました! ちえさんの料理教室、半年ぶりに開催します。

   根っからの野菜好きのちえさんが、彼女流にアレンジしたマクロビオティック料理を、ほんの少しでも日々の食生活に取り入れていただくと、体も気持ちももっとたのしく豊かになるとおもいます。8年目になるこの教室、毎回いろんな大事なことを学ばせてもらっています。お気軽にいらしてください。

    今回、ちえさんは、彼女が制作に協力した、大阪空堀商店街の昆布屋さん土居家の食事を紹介した本を、大阪から持参して来てくれます。お楽しみに。

    日時そのほかは下記の通りです。

    *日時:11月3日(月・祝)5日(水)10時~15時
    *場所:どんぐり工房(豊田市旧稲武地区・どんぐり温泉前)
    *講習料:3000円(実費込)
    *定員・両日とも各15名。先着順に締め切ります。
      レシピは両日とも同じです。どちらかの日をお選びください。    
    *申し込み・問い合わせ:アンティマキ(村田)
    *講師:chie(大阪在住・クシマクロビオティックスクール卒業)
    *申し込み締め切り日:10月31日

         

    
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本日のマルシェで新作スコーンとフォカッチャを発売します。

2014-09-14 00:48:15 | アンティマキの焼き菓子とパン
   ひとつきぶりのイベント出店なので、なにかいつもとちがうものを作りたくなりました。それでできたのが、こちら。
  
    オートミールスコーンです。スコーンは、もとはイギリスの食べ物。オーツ麦のスコーンがもとだそう。それで、バター、卵をのぞいたスコーンを作ってみました。

    1作目は豆乳の入れすぎで没。2作目がこれです。豆乳を控えすぎたかも。今度はもう少し水分を増やすつもりです。でも、十分おいしいので、きょうの三好ケ丘ラヴィマルシェで新発売します。

     もうひとつ、ローズマリーと黒コショウのフォカッチャも作りました。なかなか薫り高い食欲をそそるフォカッチャができました。

     マルシェは。9時から12時まで。先月は台風で中止したので2か月ぶりの開催です。これまでで最多のお店が出るそう。わたしもたのしみます。
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