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遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

「風に立つライオン」

2015-03-18 | Weblog
幻冬舎文庫
「風に立つライオン」三部
草野和歌子のメールより引用


いつでも、戦争というものは、大人たちの事情で始まるのです。
そのことで最も悲しい影響を受けるのは常に弱い人たちなのです。
その事が弱い人の心を一層傷つけます。
そうして社会が一旦「秩序」 を失うと、人間同士は力だけの関係に
なっていくのです。原始的な社会の再現になります。

最も弱い人から守りなさい。
それは病人であり、老人であり、子ども達です。
マザーテレサはそれを「愛すること」と表現しました。
「大きなことなど要らない。あなたのできる小さなことをしなさい」
といいました。そして、誰にでも出来て、誰のためにも最も善いことは
「その人を愛することです」  
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映画「風に立つライオン」

2015-03-18 | Weblog
さだまさしのファンとして、かなり好きな歌、「風に立つライオン」が映画になった。
さだまさしの映画にはお馴染みの大沢たかおが
「風に立つライオン」を小説で読みたい、映像化して自分が出演したいとさだに伝えたのが2008年。
最初に歌のヒントをもらった柴田医師がケニアで医療体験されたのが1960年代の終わりで、
さだが歌にしたのが1980年代。
2010年代に小説化する意味がどこにあるのか
さだは苦しみ抜いた。
しかし、やがてさだは光を見いだす。
きっかけは「命のバトン」とうテーマとの出会いだったと本の後書きに書かれている。

東日本大震災の被災地に降り立った、異国の青年が、映画の幕を切った。


映画を観た後で、半世紀前の状況と同じ現実が世界にはたくさんあり、
戦争による被害者が今も医療を受けている。


世の中は、人間は、相変わらず愚かで、被害者の子どもの置かれている状況は
少しも良くはなっていない。

それでも、命のバトンは渡されていくのだと
信じたくなった。
コメント (2)
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