朗読会で新川和江さんの詩の朗読をしました。
14人の参加でした。
私は14番目に読むのです。
一人一人に先生が 「どんなお母さんでしたか?」と聞かれるので
段々 亡くなった母のことを思い出してしまい 自分の番になった時、
号泣でした。十年も前に亡くなったのに。
亡き母に 新川和江
白い椿に呼びかけてみる
・・・・・おかあさん
睡蓮の花に呼びかけてみる
・・・・・おかあさん
芙蓉が咲けば 芙蓉の花に
紫苑が咲けば 紫苑の花に
・・・・・おかあさん
おかあさん
どこにも姿が見えなくなって
そうしていまは
どこにでもいる おかあさん
野を吹く風にも ・・・・おかあさん
葉ずえの露にも ・・・・おかあさん
小さな虫にも 蝶々にも
空ゆく雲にも ・・・・おかあさん
心の弱い娘になって
あなたのおそばにわたしはいます
あしたにゆうべに
・・・・おかあさん
おかあさん
14人の参加でした。
私は14番目に読むのです。
一人一人に先生が 「どんなお母さんでしたか?」と聞かれるので
段々 亡くなった母のことを思い出してしまい 自分の番になった時、
号泣でした。十年も前に亡くなったのに。
亡き母に 新川和江
白い椿に呼びかけてみる
・・・・・おかあさん
睡蓮の花に呼びかけてみる
・・・・・おかあさん
芙蓉が咲けば 芙蓉の花に
紫苑が咲けば 紫苑の花に
・・・・・おかあさん
おかあさん
どこにも姿が見えなくなって
そうしていまは
どこにでもいる おかあさん
野を吹く風にも ・・・・おかあさん
葉ずえの露にも ・・・・おかあさん
小さな虫にも 蝶々にも
空ゆく雲にも ・・・・おかあさん
心の弱い娘になって
あなたのおそばにわたしはいます
あしたにゆうべに
・・・・おかあさん
おかあさん