遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

2013-04-26 | Weblog
久しぶりに村上春樹の本を読みました。
謎が知りたくて、駆け足で読んでしまったので、
何度でも読み返したいと思います。

今の私の心境にぴったりの本です。
示唆が散りばめられているので、
両手では抱えきれなくて、本当に慌ててしまいました
人は生きているとた大切なものに 出会ったり無くしたりするのです。
からだの一部を切り取られるような痛みを伴う別れがあります。
大きな声を張り上げて 涙が尽きるまで泣きたいのに、泣けない事があります。
多崎つくるは 実に 死線を越えて
生きてきました。

一番大切なものを無くしたとき人は
どう乗り越えていくのか?

時間は過ぎていきます。
容赦なく。
コメント
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