本棚の片隅にあった山頭火を読み返してみました
波瀾万丈の人生の末、妻子を棄てて、出家して ものごいをして暮らし果てたと言う。
本当の自分の俳句を作り上げることと "ころり往生"が念願であった。
山頭火はこの二つの念願以外は、何も眼中になかった俳人だった
彼が所属した俳句の結社は「層雲」である。
季語は使わず 五七五の定型にも縛られなかった。人間の内面的精神を重んじ、
その感情を律動のリズム表現するというもので 自由律俳句っと呼ばれている。
★いつも出てくる蕗のとう出てきている
☆歩けば草の実すわれば草の実
★天われを殺さずして詩を作らしむ
☆どこでも死ねるからだで春風
★夢深き女に猫が背伸びせり
☆まったく雲がない笠をぬぎ
★けふも一日風をあるいてきた
裕福な名家に生まれながら、父親が政治運動に狂い 家政ままならず
母が井戸に身を投げて死亡、その後家は没落して、紆余曲折ありながら仏門に入る。
波瀾万丈の人生の末、妻子を棄てて、出家して ものごいをして暮らし果てたと言う。
本当の自分の俳句を作り上げることと "ころり往生"が念願であった。
山頭火はこの二つの念願以外は、何も眼中になかった俳人だった
彼が所属した俳句の結社は「層雲」である。
季語は使わず 五七五の定型にも縛られなかった。人間の内面的精神を重んじ、
その感情を律動のリズム表現するというもので 自由律俳句っと呼ばれている。
★いつも出てくる蕗のとう出てきている
☆歩けば草の実すわれば草の実
★天われを殺さずして詩を作らしむ
☆どこでも死ねるからだで春風
★夢深き女に猫が背伸びせり
☆まったく雲がない笠をぬぎ
★けふも一日風をあるいてきた
裕福な名家に生まれながら、父親が政治運動に狂い 家政ままならず
母が井戸に身を投げて死亡、その後家は没落して、紆余曲折ありながら仏門に入る。