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遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

山下清展 生誕90 周年記念

2013-03-16 | Weblog

名古屋松坂屋美術館で、山下清展をやっていました。
山下清と言えば 「貼絵」の印象が強かったのですが、
ペン画、水彩画、油彩、陶芸まで有り驚きました。
作品に山下清画伯の、説明が付いていて、感動しました。
幼いときの病気により、知的障害が残り 小学校でひどくいじめられたそうです。
お母さんが考え抜いて養護学校に入学させた所 貼絵に出会い天賦の才能が開花したのです。
清さんは、きちんと日記を残していて 文字も綺麗で几帳面に思ったことを書いています。
映画やテレビの「裸の大将」のイメージとは違い、冷静なシャイな人のようで新鮮でした。
清さんは驚異的な記憶力で、風景を覚えて、帰ってからペン画を描き、貼絵にしていったそうです。
ヨーロッパのスケッチで、裸の彫刻が飾ってあるのををみて何故、みんな 平気で観るのだろうと
不思議がり、また恥ずかしがって 正面のスケッチはしなかったため 彫像は背中だったり影になっていました。
絵の中に「山下清」が描かれているのもあり楽しかったです。
また観に行きたいと思います。
東海道五十三次は素晴らしく圧巻でした。
 
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ささらほうさら

2013-03-16 | Weblog
「桜ほうさら」

PHP研究所  刊
宮部みゆき  作


「ソロモン…」は途中で挫折してしまいました。
これまで 宮部みゆきの本は、一気に読み上げていたのに、としのせいで根気が無くなったのかと
ちょっとドキドキしながら読み進め ふたばんで読了しました。
 
ささらほうさらというのは甲州なまりで
「いろいろあって大変だった」ということだそうです。
この本は 生きるということは ささらほうさらなのだといっているきがしました。

価値観により、生きる意味が変わってしまう。
ややこしい上昇思考が、大切なものを見失うことにも繋がります。
とにかく みんな一筋縄ではいかない人生を生きざるを得ないのだと思いました。

視点を変えれば
心を開いて物事を見れば、
幸せが見えてくるのに。

でも 人によっては 方向転換は難しい場合も・・・

余韻の残る 本でした。
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