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遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

襲名披露公演

2013-03-22 | Weblog
市川中車 市川猿之介  市川猿翁
の襲名披露と御園座のさよなら公演とあって
午後のチケットはインターネットでは完売で 昼の回を観てきました。

見応え十分の舞台でした。
スーパー歌舞伎の役者勢揃いで 面白みたっぷりでした。

■「小栗栖の長兵衛」は 面白い筋書きで、市川中車、お目見えとしてぴったりでした。
  賑やかな演出でした。
  乱暴で、父親からも勘当されるような長兵衛は、荒くれで、地域の住民からも嫌われて居たのですが、
  明智光秀を殺したことが解り、掌返したように みなにほめそやされることに・・・。
  人間の,しかも  善良な人が急変?!
  シェークスピアもびっくりの喜劇です。
■「黒塚」は猿翁の十八番と言うことで、四代目猿之介が安達ヶ原の鬼女を素晴らしい舞で表現していました。
  地味な気がしましたが、どんどん盛り上がり、さすがでした 
  ・・・・名僧阿闍梨祐慶は諸国行脚の途中、奥州の安達原にさしかかると、岩手という老女に一夜の宿を求めます。
  祐慶の言葉により長年の心のわだかまりが消えた岩手は、閨の内を見ることを堅く禁じて、夜寒を凌ぐために
  薪を取りに出掛けます。
  しかし高僧に従う太郎吾が約束を破り閨の内を見たことを知ると豹変。
  ついに安達原の鬼女の本性を現し...。
  舞踊劇なので 猿之助のドラマティックな表情が迫りました。。

■ 楼門五三桐は猿翁さんの代役に中車がたちました。まだ お体不調なのですね。
  ゆっくり養生して 復帰してほしいものです。
  短時間でしたが 歌舞伎らしい絢爛豪華な舞台でした。

お楽しみが終わってしまいました。
また なにかしらお楽しみを見つけたいと思います。
コメント
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