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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

Topic Maps

2010-09-10 13:02:35 | 研究会・勉強会
昨日、ネット教育総合研究所の主催で、Power Episode シリーズの第一回として「Topic Maps」の研究会が開催されました。定員30名は満席で、事前に申し込みを締め切らせていただいたので、一部ご希望にそえず申し訳ありませんでした。

2人のかたにご講演をいただきました。
「Subject-sentric、Linked and Structured-トピックマップおよび PSI」
  株式会社ナレッジ・シナジー  内藤求社長
「分野横断的な学習ポータルをめざして」
  東京学芸大学          松浦執教授

60枚におよぶパワーポイント資料で手ごたえのあるご説明をいただきました。知的刺激がきわめて高い内容で、よく理解し活用するには、いろいろ学ぶことも必要です。

また、引き続き懇親会で、名刺交換や談笑もありました。参加者のコミュニケーションを重視するネットワーク型の研究会として発展すればと思います。

第一回目が、これほど充実した内容で、しっかり第一歩をふみだすことができました。

Next Episode (Episode 2)

次回10月のテーマは、「DITA」と「HTML5」です。

DITA (Darwin Information Typing Architecture)」はXMLベースのOASISの標準であり、ドキュメントを独立した「Topic」の集合体として作成し、Topicの再利用や翻訳を簡単にしようとするものです。

 

HTML5」はまだ勧告にはなっていませんが、プラグインなしにアニメーション、映像、音声が可能になるので、iPad/iPhoneFlashをサポートしないアップルとFlashを擁護するアドビとの間の議論も含め注目されています。

さらに、より意味(セマンティクス)を持たせたタグのサポート、fontu(underscore)タグは非推奨でCSSに、i(italic), b(bold)などは意味と使い方を規定するなど、影響の大きい内容であると思います。rubyタグは正式に標準となります。


なお、主催は、ネット教育総合研究所第一研究室の黒澤室長が担当しています。


スカイプで英会話レッスン

2010-09-10 10:13:32 | 英会話学習
きょうの日経産業新聞4面のトップに、「スカイプで英会話レッスン」というネットラーニングの記事が掲載されています。

米国在住の教育の専門家が、1対1で指導します。ネットだからこそ、米国在住の教育専門家に直接おしえてもらうことができるのです。もちろん、通う時間が必要ないことなど、ネットのメリットは、そのほかにもあります。

9月15日からサービス開始です。わたしも、受講第一号の1人です。実践的に英会話を習得したいと考える方には最適です。

毎週1回、3カ月で10回を1クールとしており、授業料は大手の6-7割程度です。企業や個人ごとにカリキュラムをカスタマイズすることもできます。

すでに、はやくから予約をいただき、お待ちいただいてきた会社もあります。初年度3億円程度の売り上げを予想しています。

おって、日本語や中国語も提供いたします。


日経産業新聞にオープンユニバーシティの記事

2010-09-09 17:58:46 | The Open University
本日の日経産業新聞に、イギリスの国立大学オープンユニバーシティとネットラーニングが提携した記事が8段の囲みで写真もはいって大きく掲載されています。

記事のなかでは、OUビジネススクールが、75か国で講義を提供していることや、ネットラーニングが日本で提供するローカルサポートの内容なども紹介されています。

なお、秋入学の期限は、9月末までに入学の許可が下りることが必要です。願書提出と選考手続きの日程がせまってきました。入学に関心がある方は、早めに手続きをお願いいたします。




‘The Grand Design’

2010-09-09 01:36:32 | 読書/新聞/映画など

‘The Grand Design’
By STEPHEN HAWKING AND LEONARD MLODINOW

”Stephen Hawking’s pop-science book about the origins of our universe got attention for a passage about God.”(NY Times)

ホーキングの新刊が注目をあつめています。宇宙に創造主はいらない。宇宙は、無からそれ自身をうみだす力をもっている。

昨日、アマゾンで予約注文しました。手元にあるキンドルで購入すれば、いますぐ読み始めることができますが、なんとなく、まだ紙の本がほしい。


第4世代LMS

2010-09-09 01:15:00 | SaaS+型LMS
ネットラーニングのLMSは、現在第2世代から第3世代へ移行中です。

第3世代は、データベースの構造が大きくかわるほか、さまざまな進化を含んでいます。

とともに、第4世代の開発に着手しました。

LMSの規模からいえば、いままでのものは1,000万人ユーザを想定したものです。いよいよ来年には、年間受講生が450万人になりそうです。そのつぎの年には、年間700万人をこえることも予想される。

第4世代LMSが運用を開始するのは、2012年になります。その後5年以上は稼働することを推定して、世界規模で年間5,000万人のユーザを想定して開発を進めます。

第4世代は、革命的に進化したLMSとなる予定です。これまでのものとはまったく異なるので、一から作り上げていきます。まちがいなく、世界最大最強のLMSとなるでしょう。と同時に、LMSの概念をかえ、LMSの役割もかえていくでしょう。


農業人口、5年で22%減

2010-09-08 07:11:05 | 読書/新聞/映画など
2010年の「農林業センサス」(速報値)によれば、2月1日現在の農業就業人口は05年の前回調査時点より75万人減少し、260万人となった。

減少率は22.4%で、比較ができない1985年以前をふくめて、過去最大の変化かもしれない。大きな変動がおきている。

地方経済への影響も少なくない。

今後、20%近くをしめる製造業の減少もめだってくるだろう。日本経済の急速にすすむ産業構造の変化に注目すべきであろう。

シリコンバレー

2010-09-07 22:39:07 | NetLearning Group
ネットラーニング・グループが、激変する時代に対応し、ビジネスモデルを適切に対応させながら発展していくためには、できるだけはやく、米国内に存在を強めなければならないと強く感じています。

いちはやく脱工業社会に到達した米国を、このままでは、日本は追いかけることができない。中国をはじめ、途上国に追い上げられて製造業の比重を下げていかざるをえない日本は、しかし、かつて米国がたどった道を同じように歩むことができません。

中国においあげられ、いっぽう、さきに進もうにも米国に情報産業をおさえられてしまっている。

ネットラーニンググループは、追い上げる中国と情報産業をおさえている米国の両方にわたって存在し、時代の変化に対応していきたい。


LMS会社のLMS

2010-09-06 20:58:24 | SaaS+型LMS
イントラネット型LMS(ラーニングマネージメントシステム)の終焉にともない、LMSの置き換えが大規模にすすんでいます。

かつてなく、SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)型LMSへ関心がたかまっています。

ところで、LMSは、大半がLMS会社が販売しています。あたりまえのようですが、SaaS型の場合、かならずしもそれがいいとは言えません。

かつて、2005年ごろまで、つかわれないeラーニングとよぶべき時期がありました。導入したもののつかわれない。ほとんど受講されなかったのです。その時期に、ネットラーニングは、使われるeラーニングを提供し、修了率90%という圧倒的な実績をのこして急成長してきました。

いま、LMS会社には、一目散に使われない機能をならべてすぐれたLMSとばかりに売ろうとしているところが目立ちます。LMS専門会社は、機能ばかりならべたてて、すぐれていると考えているのです。

真にすぐれたLMSは、大規模な多様なコース運用があり、巨大な受講生の実績のなかで、日々改良を続けてきたものです。LMSは、日々改良されるものです。多様なコースウエアの制作のなかでオーサリングが強化され、何百万人もの受講生の声や数千の企業担当者の声で学習プロセスや管理機能の改良を続けてきたものです。

ユーザの声で改良を積み重ねてきたLMSの機能こそ、つかわれる機能です。つかわれないLMSをもちいて、歴史を繰り返してはいけないと思います。

炎天も読書

2010-09-05 22:15:28 | 島の生活

晴耕雨読といいますが、炎天も雨の日とおなじく読書するしかありません。

畑を耕したり草をとったりできるのは、早朝か日がかたむいた夕方になります。

外の風はずずしい。日陰となったべランダに蚊取り線香をおき、お茶を飲みながら読書です。おいてある本は、読書中の『ラバウル戦記』(水木しげる)です。

八丈島のわが家は、たぶん島でいちばん小さい12坪でした。最近、3坪ほど建て増しました。

きょうは、八丈島の書店と、浜松町の書店、アマゾンで20冊以上の本を購入しました。ときにこんな日もあります。

最近読んでいる本では、野口悠紀雄『世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか』(2010年5月20日、ダイヤモンド社)をすすめたい。先週、たまたま野口さんの講演をきいて、さっそく読みました。


庭から見た八丈富士

2010-09-05 22:13:22 | 島の生活
写真は、きょうの庭から見た八丈富士です。

標高854.3メートルの富士山の形をした美しい山です。まずは30回登山をめざしていますが、現在まだ13回です。

正面の白い坂をのぼった林のなかが、明日葉畑です。この季節には、種をたくさんつけています。