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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

12月にハイビスカス

2008-12-14 21:08:05 | 島の生活
12月も後半にはいろうとしているのに、八丈島の自宅の庭では、ハイビスカスが真っ赤な花を咲かせています。

昨夜は、庭にでると、煌々とかがやく月の光に本が読めるかと思ったほどでした。自分の影もくろぐろと伸びています。

きょうは、低気圧が通過するときには、はげしい風雨。ビル街とちがって、樹木が大きくゆれて、波のような風が見えます。短時間でその風や雨もやんで、飛行機も無事到着。


貿易が急速に中国にシフト

2008-12-14 12:33:32 | 読書/新聞/映画など
日本の貿易は、今年にはいって、いっそう中国へのシフトが鮮明になってきました。

1990年に、日本の輸出相手国の比重は、アメリカが32%に対して、中国はわずかに2%にとどまっていました。アメリカが、ほぼ3分の1を占めていました。

2007年では、アメリカ20%に対して、中国は15%と、中国が急速に輸出相手国としての比重を高めています。

そして、今年1月から10月で、日本の貿易総額にしめる割合は、アメリカが13.9%に対して、中国が17.2%にもなっています。しかも、台湾やシンガポールなど、いわゆる大中華圏で、26.6%にもなります。大中華圏でみますと、貿易相手国としての比重は、アメリカの倍にも達しています。

人の流れにも大きな変化がでています。2006年には、日本人の訪問先で、米国を中国がうわまわったのです。日本にやってくる外国人の数も、2007年には、中国がアメリカを大幅にうわまわりました。大中華圏からやってくる人数は、アメリカから来る人の4倍以上にもなっています。

今後、アメリカの金融危機の影響や円高の影響もありますが、日本経済にとって、中国やアジアとの関係がますます重要になってくるでしょう。変化に対応する企業の行動ははやい。

このような急速な変化に対して、中国語やアジアの言葉を話せる日本人がまったく不足しています。また、中国やアジア各国で日本語を学ぶ機運も、さらに高まってくるでしょう。