eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

昨日は5時退社

2005-11-11 22:54:07 | Netlearning,Inc.
昨日は、残業なしをめざして、5時退社をはじめて実験的におこないました。

結果的には、2名が残業をせざるをえない状況でした。全般的には、おおむね成功だったといえます。

今後も、定時より1時間前の5時退社の日を増やしてゆきたいと思います。

eラーニングの普及

2005-11-10 23:34:13 | eラーニング市場
自治体の方々に講演する機会がありました。

はじめに、eラーニングで学習した経験がある方に手をあげてもらったところ、なんと、7割以上のようすでした。

eラーニングの普及も、このような状況にまでなってきていることをあらためて、その場のみんなも実感しました。

IDと学習プロセス

2005-11-09 23:10:44 | eLearning
IDの有名な本のなかに、「システムアプローチモデルのスッテプ」として、教材開発の9つのステップが記載されています。

あるセミナーの最後に、このステップについて、するどい質問がでました。

「実際の学習のプロセスは、どこにはいるのですか?」そうなのです。ステップの中に、学習プロセスの記載がない!?

講師の回答は、「どこなのでしょうね。わたしもよくわかりません。・・・”形成的評価の設計と実施”と”総括的評価の設計と実施”の間でしょうかね・・・?今度、著者に聞いておきます!」

eラーニングの設計で、もっとも重要な部分のひとつは、ラーニング・プロセス・デザインです。それが、すっぽり抜け落ちている。

それをぬきにした、9つのステップ。学習プロセスをどう設計するかをぬきに、コースウエアの設計ができるのだろうか?

ものすごい流星

2005-11-08 22:35:37 | Netlearning,Inc.
午後6時43分ころ、北へ流れるものすごい流星を見ました。空の4分の1くらいを低空でつききって行きました。

ちょうどそこだけ建物がなく、ずっと流れて燃え尽きるまで見えました。

子どものころは、学校の屋上で、いくつもいくつも、あちこちの方向に短い流れ星をみつけました。

手のひらにのるほどの大きさの人類はじめての人工衛星スプートニクが打ち上げられたときには、夕日を反射する軌跡をみるために、塀の上にのぼりました。少しでも近づくために。

きょうの流れ星は、何の予兆でしょうか。


考え方の研修

2005-11-07 08:51:14 | eLearning
「私は人の職務遂行能力は「能力×情熱×考え方」だと思っています。人材育成を考えるとき、能力の向上にとらわれがちですが、もっとも重要なのは「考え方」です。」--マツダ社長井巻氏の言葉です。(「人材教育」2005年10月号)

まったく同感です。

その一番大切な考え方の教育研修をどうするか。

考える基準や考えるプロセスを研修するには、教育研修のなかで1人ひとりが考えることを体験させる必要があります。

それは、集合研修ではかなりむずかしい。個人研修であるeラーニングでこそ実現できると思う。

IDはeラーニングの前からあった

2005-11-04 23:13:28 | eLearning
「IDの歴史は古く、eラーニングのはるかに前からあった」と、あるセミナーで強調されていた。

たしかに、教育論は、人類の歴史とともに古い。

というわけでもなさそうだ。よく聞いてみると、教室の教育は対象外らしい。eラーニングがなかったときは、OHPやビデオやCD-ROMや、もろもろのものでIDが発展したということだった。

それで納得。IDは、教育論ではなく、教材作成手法なのだ。

ところで、教材作成手法だとして、eラーニングの前からあったのなら、eラーニングという新しい教育をどうとらえているかが気になるところ。

さらに納得。セミナーでeラーニングの双方向性の活用がほとんどでてこないのも、一般的な教材作成手法をベースにしているからなのだ。

教育者がIDに批判的なのは、結局、IDは教育論ではなく教材作成手法だからなのだろう。