eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

プルトニウムと核分裂

2011-03-31 22:14:33 | 読書/新聞/映画など
プルトニウムが検出されている。

「プルトニウムは、自然界に存在しない放射性物質だ。ウラン燃料が核分裂した際に作り出される。」(日経新聞)

もし、プルトニウムを一部燃料につかう第3号機から漏れているのでなければ、第1号機や第2号機、第4号機などで、臨界状態になり核分裂がおきている証拠ともなる。

臨界状態は、東海村の事故でもおきたことは記憶に生々しいが、臨界状態で核分裂がおきても、核爆発にいたるわけではない。

東電が、中性子の検出を発表していることからも、臨界がうたがわれる。
「放射線や放射性物質を観測すれば、見ることのできない原子炉の燃料棒の状態も推測できる。放射線の一種である中性子線が出続けていれば、燃料が核分裂を連続して起こす「臨界」という危険な状態の証拠となる。」(日経新聞)
ただし、現在は中性子は検出されていないと発表されている。
「現在、1~4号機のいずれからも中性子線は確認されておらず、臨界は起きていないと考えられる。」(日経新聞)


事故後の対応が原因

2011-03-31 07:29:43 | 読書/新聞/映画など
原子力安全委員会は30日、福島第一原発の事故について「まさにシビアアクシデント。筋書き通りに進んでしまった。きちんとマネジメントされていれば防げたと思う」との見解を示した。代谷誠治委員は「事業者の自主努力に任せていた。大いに反省している」と語った。 (朝日新聞)

「まさに」事故後の対応が、ここまで事故を拡大してしまった。だれもがそれを感じているが、原子力安全委員会がそれを指摘したことの意味は大きい。