17日日曜日の朝日新聞に、「世界の水危機」という社説がのっています。
水の惑星地球の淡水は、わずか3%しかない。
「今、人口の増加や食糧の増産、工業開発などによって、世界の各地で水不足が深刻になっている」と指摘されています。
中国のあの大河=黄河は、「農業用水や都市用水をとりすぎて、水流が河口までとどかない『断流』が相次いでいる。」という。途中で水がなくなっている!
「米国中西部では、…水をくみ上げすぎたために、いまでは枯渇が心配されるようになってきた。」
「心配なのは、この水危機に地球温暖化の影響が加わることだ。」社説は、そう続く。
「20世紀の戦争が石油をめぐる戦いだったとすれば、21世紀は、水をめぐって戦われるだろう。」という言葉も引用されています。
日本人の平均的な生活水は、1日300リットル以上になるという。
日本は、水が豊かだとおもわれているが、「しかし、日本は外国の水を大量につかっている。」のだという。「輸入食糧の生産に使われた水も一緒に輸入したと考えると、…東大の沖大幹教授によると、年間640億立方メートルで、日本の灌漑用水を上回る。」アメリカや中国の農業用水の危機をうけて、日本も食糧自給率を上げざるをえなくなれば、莫大な水が必要です。日本も深刻な水不足になるかもしれません。
最近の集中豪雨は、そのぶん、他の場所の雨を少なくする。もし集中豪雨が島よりも陸地で多く発生するのなら、八丈島は、いつまでも雨が多い地域であり続けるのだろうか。八丈島に渇水の心配はないのだろうか。
有吉佐和子の『日本の島々、昔と今』をよんでいると、台風銀座といわれた島が、突然台風がこなくなり、15年もこないという話もでてきます。温暖化で、台風が日本近海で発生するようになったとき、台風のルートがかわってしまうこともありうるのではないだろうか。
いまは、なにが起きても不思議でない時代です。大切な水資源はまもりたい。
水の惑星地球の淡水は、わずか3%しかない。
「今、人口の増加や食糧の増産、工業開発などによって、世界の各地で水不足が深刻になっている」と指摘されています。
中国のあの大河=黄河は、「農業用水や都市用水をとりすぎて、水流が河口までとどかない『断流』が相次いでいる。」という。途中で水がなくなっている!
「米国中西部では、…水をくみ上げすぎたために、いまでは枯渇が心配されるようになってきた。」
「心配なのは、この水危機に地球温暖化の影響が加わることだ。」社説は、そう続く。
「20世紀の戦争が石油をめぐる戦いだったとすれば、21世紀は、水をめぐって戦われるだろう。」という言葉も引用されています。
日本人の平均的な生活水は、1日300リットル以上になるという。
日本は、水が豊かだとおもわれているが、「しかし、日本は外国の水を大量につかっている。」のだという。「輸入食糧の生産に使われた水も一緒に輸入したと考えると、…東大の沖大幹教授によると、年間640億立方メートルで、日本の灌漑用水を上回る。」アメリカや中国の農業用水の危機をうけて、日本も食糧自給率を上げざるをえなくなれば、莫大な水が必要です。日本も深刻な水不足になるかもしれません。
最近の集中豪雨は、そのぶん、他の場所の雨を少なくする。もし集中豪雨が島よりも陸地で多く発生するのなら、八丈島は、いつまでも雨が多い地域であり続けるのだろうか。八丈島に渇水の心配はないのだろうか。
有吉佐和子の『日本の島々、昔と今』をよんでいると、台風銀座といわれた島が、突然台風がこなくなり、15年もこないという話もでてきます。温暖化で、台風が日本近海で発生するようになったとき、台風のルートがかわってしまうこともありうるのではないだろうか。
いまは、なにが起きても不思議でない時代です。大切な水資源はまもりたい。