かぼちゃの美味しい季節になってきた。
日本のかぼちゃってなんでこんなに美味しいんだろう？
日本のかぼちゃは日系スーパーで買えるのみで、一昔前などは現地のアメリカンなスーパーではもちろんお目にかかる事など皆無。
NYで働いていた頃は、ブルックリンに住む日本人の同僚から「お願い！ミツワでかぼちゃ買ってきてくれない？ こっちじゃ全く手に入らないの。」などと懇願されたもんだたったけれど、最近では人気が出てきたのか、アメリカのスーパーでもそのまま“KABOCHA”という名で売られているのをたまに見かけるようになった。
美味しいからトビ男のご飯にも入れてあげたよ。
それでもまだ余っていたので、３５０ｇをレンジでチンしてパンプキンプリンを作った。
プリンを作るとしょっちゅうケンに、「カラメルソースが少ない！」と文句を言われるので、気をつけて多めに作るのに、またしてもうっかり少なめにしてしまった。
たまにしか作らないから、ついレシピの分量通りに作業するとこうなってしまう。
あ～、おいちぃ～♪ 写真ブレブレだけど（涙）。。。
普通のプリンが食べたかった！とブツブツ言うケンの声など無視、無視。
冷えたプリンを食べながら、９/１１の式典中継を涙しながら観ていた。
９歳だった長男ドリとハドソン川まで行き、対岸で黒煙が上がるばかりでツインタワーの跡形もなくなった様子を見て、ただただ呆然としていた時から１０年。
二つの州で約２６００人の犠牲者を出したニューヨーク・ニュージャージーに住む人間で、あの日のあの光景をどこでどんな風に目撃し、どういう風に１日を過ごしたか思い出せない人はいないはず。
あのテロの直後に作った自分なりのPatriotic Quilt(愛国心キルト）を今年も飾った。
テロが起こる何年も前から持っていたこのバッグ、どこで何故買ったのか全く覚えていないけれど、ずっとキルトの道具を入れて持ち歩いていた。
ツインタワーがなくなってしばらく経って、「ツインタワーのバッグなのね。今じゃ貴重品になっちゃったね。」と言われて初めて、その写真に気がついた。 知らなかった！
本当、格好良かったよ、ツインタワー。
毎日毎日見慣れていたその雄姿、ず～っとず～っと忘れませぬぞよ。
常にテロの恐怖にさらされているこの国ではあるけれど、一般市民がこんな理不尽な事で犠牲になるような事が２度と起こらぬよう、そしてアメリカ国民である、大切な二人の子供達の未来が守られるよう、平和な世の中を祈ります。
毎年この日に強く、強く祈ります。
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