なみ太郎日記 in ニュージャージー

なみ太郎と家族とハスキー犬&猫達のニュージャージー生活日記

L2シングル14歳セミファイナル戦

2006-07-16 12:58:06 | テニス
最近立て続けにL1レベルにチャレンジして負けがついたドリ。
今週末はL2レベルでがんばろうと、いざニューヨークのイーストチェスターへ。
金・土と2日丸々朝から晩まであちらのテニスクラブで過ごす事になってしまった。

金曜日は午前中3時間のグループレッスンの後、そのまま1時間のプライベートレッスンでYコーチからこってり絞られる。
仲の良いアカデミーの仲間達がコート脇でずっと見ていて、ドリが帰る時にアドバイスをくれる。 それから「勝てよ! ファイナルまで行け!」と言ってくれハイタッチ。
ドリは本当に良い仲間に出会えたね、と思う。
彼らは友達じゃない。
皆、追い越し、追い越されを繰り返すライバルだけど、勝つうれしさ、負けるくやしさを一番良く知っている仲間達。
ジュニアで戦っていくには時には直接対決をしなければいけない事もあるけど、Ryoma君、Kaz君とはいつまでも刺激し合って一緒に戦ってほしい。

Eastchesterのテニスクラブに着いたドリは、一回戦第二セットでタイブレークまで行ってしまい、かなり冷や冷やしたものの、その後は手堅く駒を進める。
ココまで来たらもう優勝するしかない!と息巻くドリのセミファイナルの相手は第二シードのWiliam君。
土曜の6時半の試合に現れた彼は、ものすごい長身!
173、4センチ以上あるドリより10センチくらい高いんですけど。。。
本当に14歳以下の部門でいいの?と怪しむ。
でも父上を見たところ190以上あるジャイアント馬場さん。 遺伝ってすごい。。。

アップを見て「うわぁ、やばいね。」と思ってしまった。
すごい強打。ドリもがんばってはいるけど押され気味。
今までの相手とはレベルが違うよ。

第一セットはデュースを繰り返し、それでも取れず0-5に。
0-6を覚悟したけど、今回のドリは瀬戸際からものすごくがんばった。
連続3ゲーム奪い返した。 それも派手に転びながら。
クレイコートはすべる分、とても怪我をしやすく転びやすい。
常にカッコいいテニスを目指すふざけたドリは、泥臭いテニスをとても嫌がる。
でも今回はよほど勝ちたかったんだと思う。
怪我を気にせず、走りまくり、転んでは起きてを繰り返していた。
結局第一セットは3-6で負け、第二セットも2-6で取られた。

帰って来たドリに「がんばったね。良い試合だったよ。」と言うと本当にホッとした顔をしていた。
そして、足も腕も擦りむいた跡と砂で一杯だった。

しばらくして落ち着くと“負けた。。。悔しい。。。”を連発。
わかるよ。 だけど、今のドリでは勝てないよ。
もっと経験を積んで、今度こそ負かそうね。
がんばれドリ! 君は今も現在進行形で進化してるよ!