なみ太郎日記 in ニュージャージー

なみ太郎と家族とハスキー犬&猫達のニュージャージー生活日記

ドリ、L1Bシングルス戦挑戦!

2006-07-04 03:18:37 | テニス
先々週初めて、L1B14歳シングルス戦に挑戦したドリ。
負けはしたもののとてもがんばり、なんとかこのレベルでもやっていけるかも、と親子してホッ。
先週末もNY州立大学SUNYのRockland校で開催されたL1B戦にエントリー。

2日前の試合組み合わせスケジュールを見て愕然!
同じアカデミー所属のトップクラスにいるアレンが14歳のグループに、16歳の部にはジェームズ、そしてドリが憧れているスイス人のアダムがエントリーしている。
皆ナショナルレベルで毎年オレンジボウルにも出ているし、輝かしい戦績の持ち主達。
どうしよう~、ドリに居場所はあるのかぁ~?

試合前は大抵相手の対戦成績をチェックするけど今回はしない事に。
なんといってもL1レベル、当然のごとく皆ドリよりランキングはずっと上のはずだし、変に萎縮するよりも当たって砕けろ戦法で行きましょう。
相手のリアンドロ君は兄弟でエントリーしていて、兄の方は第一シード。
嫌~な予感。
たまたま年子で同じ年齢の部(13、14歳)にいるのか、それとも弟の方が一つ下の部では相手がいないため上げてきているかのどちらか。
後者の方だと非常にマヅイ。

土曜日の試合当日。
補習校を早退して会場に着くと、すでにあちこちで試合が繰り広げられていた。
大丈夫、互角に戦えそうな雰囲気。
でもドリはかなり緊張気味。
あの子かな、この子かな?と対戦相手を探すもなかなか現れず、同時刻開始のメンバーの最後にやって来たリアンドロ君。
背丈はドリの肩くらい。
どう見ても13、14歳じゃない。まずい!
なにも知らない旦那だけが、「なんだ、ずいぶんチビじゃないか! 楽勝かぁ?」なんて阿保みたいな事を言っている。
あんたはもう退場。

アップの時からすごい強風でドリはかなり手こずっている様子。
フルスィングすると全部アウトになってしまう。
どうかなぁ。。。。。。

結果は1-6、1-6ドリ完敗。
ストロークも押されている感じはなかったけど、デュースが全く取れなかった。
ライン際のショットを全部アウトコールされて、加減して打ち始めたりスライスに代えたりして頭を使っていたけどスコアに結びつかなかった。
後で聞けば、少年11歳との事。 お見事。
彼は6月すでにL2の14歳で優勝していた。
となりのコートではアレンが圧倒的な強さで6-0ゲームを展開していた。

L1とはいえ、年下の子にストレートで負けてしまったことに怒り狂っていたドリ。
もう当分試合に出たくないと荒れ狂う。
テニスをもうやめるとも叫ぶ。
私のどんなコメントも聞こうとしないし、ケンにも八つ当たりしまくる。

夜になって落ち着いたドリ。
「メロン切って~!」とやって来た。
メロンを食べながら「負けた。。。」
なんて言って良いのかわからない。
でも一言だけ言っとこう。
「悔しいでしょ。 落ち込むでしょ。それが嫌なら勝つしかないよ。もっと練習して勝つしかないよ。」
「うん。。。。」

トビ男の頭を撫でながらも元気がないドリ。
でも寝る前やって来て、「次の試合はいつだっけ?」と聞いてきた。

がんばれドリ! 
君には明日がある!