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純正インクと互換インクの画質の違い

2024-03-20 23:23:24 | 機器について

 標記について正しく検証するには、同じプリンタで同じ写真データを純正インクで印刷した場合と互換インクで印刷した場合を厳密に比較をしないと、答えは出てきません。しかしながら、そういう実験を試みたとしても、たとえば、最近の機種=TS8530などのようにヘッドが共通で、6色純正インクカートリッジと、6色互換カートリッジとを差し替える場合と、相当古いIP2700のように、純正のヘッド付き4色一体型カートリッジと互換のヘッド付き4色一体型カートリッジを差し替える場合とでは、全然、結果が異なってきます。

 つまり、後者の場合は、第一に機種自体が相当古くて経年劣化している上に、純正品と比して互換カートリッジのインクの質が価格の安い分だけ若干程度低く、ヘッドも純正品より経年劣化していることが考えられるのです。つまり、トリプルパンチを受けるわけです。そこで、今回は、比較対照する材料として、ほぼ最高の印刷が期待できるTS8530の純正インクでの写真印刷結果と、ほぼ最低の印刷が見込まれるであろう10年以上前のプリンタ=IP2700の互換インクでの写真印刷結果を下記に掲載します。

結果は、明らかです。TS8530の純正インクの方が、全体的に発色がもとの色彩に近く、きめ細かいです。反対に、IP2700は、全体的に画質が粗く、黄みがかっており、縦に白い帯状の筋が入っています。このままでは、とても鑑賞に堪えないと感じる人もいるので、自分用とか家庭用なら可としても、友人にこのまま写真をプレゼントするとか公に掲示するのは無理です。したがって、色補正を施す必要があります。

 

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